auひかりの工事内容・工事費を徹底解説!注意すべき2つのポイントとは?

auひかり 工事

独自回線による通信速度の速さが人気の「auひかり」。

そんなauひかりですが、「工事費が高い!」「工事が不安…」との声もよく聞こえてきます。

そこでこの記事では、光回線の元販売員が、auひかりの工事費や工事内容などを誰でもわかるように解説!

工事前に絶対に知っておくべき2つの注意点もまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

1.auひかりの工事費について

高いとウワサのauひかりの工事費。実際のところ、どのくらいの費用が発生するのでしょうか?

auひかりの工事費は、戸建てとマンションで異なります。

auひかり工事費一括払い分割払い
戸建て4万1,250円687.5円✕60回
マンション3万3,000円1,375円✕24回

戸建て4万1,250円、マンションで3万3,000円というauひかりの工事費は、たしかにほかの光回線と比べても高めの価格設定となっています。

工事費比較auひかりドコモ光ソフトバンク光
戸建て4万1,250円1万9,800円2万6,400円
マンション3万3,000円1万6,500円2万6,400円

ドコモ光やソフトバンク光と比べてみると、工事費の高さがわかりますよね。

工事費に4万円以上出すのはちょっとツライな…、と思うのは自然なところ。でもご安心ください。auひかりの工事費を実質無料にする方法があるんです!

ちなみに、工事は土日や祝日でも行っていますが、土日祝日の工事は+3,300円の追加費用が発生します。工事の立ち会いは申し込みした本人である必要はなく、家族でも可能なため、auひかりの開通工事はなるべく平日に行いましょう。

auひかり電話を同時に申し込むと、工事費が無料に!

auひかり工事費

auひかりと一緒にauひかり電話を申し込むと、工事費(687.5円✕60回)が割り引かれ、実質無料となります

ただし、この割引きは分割払いの時にだけ適用されます。一括払いは、割引きの対象になりません。

auひかり電話の月額料金は550円。しかし工事費が割引きになるため、毎月の支払料金は変わりません。下の表で確認してみましょう。

auひかり月額料金内訳(ずっとギガ特・1年目)
auひかり電話なし基本料金:5,610円
工事費(分割):687.5円
特典値引き:△137.5円
合計:6,160円
auひかり電話あり基本料金:5,610円
工事費:0円
auひかり電話:550円
合計:6,160円

このように、auひかり電話に加入してもしなくても、毎月の支払料金はまったく変わりません。であれば、auひかり電話を利用したほうがお得ですよね。

また、auひかり電話を契約するとauスマートバリューの対象となり、さらにお得になるんです!

auスマートバリューとは?

auスマートバリュー

「auスマートバリュー」とは、auひかりと同時にauひかり電話を申し込むと、スマホの月額料金が割引になる制度です。割引額はプランによってちがいます。

契約プラン割引額
auピタットプランN(s)/2GB未満 

新auピタットプランN/2〜7GB
△550円
カケホ(ガラケー)1,027円
auピタットプランN(s)/2GB以上
auデータMAXプラン
auフラットプラン
1,100円

auスマートバリュー

この割引は、家族の携帯・スマホにも適用される(最大10台まで)ため、非常にお得です。

auスマートバリュー

たとえば、上記の4人家族なら、月々3,850円、年間で4万6,200円も割引きになります!

auひかりの工事費が無料になり、大幅な割引も受けられるので、auひかり電話は必ず契約するようにしましょう。

auの新プラン「povo(ポヴォ)」はauスマートバリューの適用外!

auの新プランpovo(ポヴォ)は、残念ながらauスマートバリューの対象とはなりません(2023年3月現在)。

そのため、auひかりの利用者がpovoにプラン変更すると、携帯・スマホの割引きもなくなってしまいます。プラン変更を考えている人は、トータルの支払金額がどうなるかしっかりと確認しましょう。

2.auひかりの工事の流れ

auひかり 工事の流れ

ここからは、auひかりの申し込みから工事までの流れを見ていきましょう。

auひかりの申し込みから工事までは、次のような流れになります。

  1. 工事日の予約をする
  2. 宅内機器を受け取る
  3. 工事に立ち会う
  4. 宅内機器を接続して利用を開始する

手順1.工事日の予約をする

auひかりの一番お得な申し込み窓口「アイネットサポート」から申し込みをすると、数日後に工事日を決めるための連絡が入ります。

なぜアイネットサポートからの申し込みが一番おすすめなのかは、のちほど「4.auひかりを一番お得に契約するには?」で解説しています。(ページ内を移動します)

連絡の前にKDDIのほうで事前調査を行うため、申し込みから工事日の決定まではある程度の時間が必要となります。

  • 戸建ての場合:申し込みから2週間~3週間
  • マンションの場合:約1週間

マンションのほうが連絡が早いのは、建物内での設備がすでに整っているためです。

一方の戸建てでは、光ファイバーの設置状況などの経路確認のため、時間がかかります。引越しシーズンにはさらに時間がかかるので、余裕をもって申し込みましょう。

現在利用中の光回線を解約するタイミングは、工事が完了するまで待ちましょう。工事の日程は、予定通りに行かないことが多いです。なので、インターネットが使えない期間ができるのが嫌な人は、利用中の光回線の解約は後でしましょう

手順2.宅内機器を受け取る

auひかりの工事日が決定すると、工事の2日前までにKDDIから利用開始の案内と、宅内機器が届きます。

  • ONU(光回線終端装置)
  • ホームゲートウェイ
  • LANケーブルや電源ケーブルなどの付属物

工事が完了するまでこうした機器の出番はありませんが、万が一足りないものがあると工事が完了してもネットに接続できません。内容物が揃っているかどうか、利用開始の案内をみてしっかり確認しましょう。

ちなみに、auひかりの解約時にはこれらの機器は返却しなければなりません。返却の際に便利なので、箱などの梱包材を取っておくのがおすすめです。

手順3.工事に立ち会う

約束した工事日に担当者が訪れて、宅内工事を行います。

工事時間の目安は戸建てで2時間、マンションで1時間程度です。工事は立ち会いが必須ですので、都合のいい日を指定してください。

ただし、すでに建物内にauひかりの設備が整っているマンションでは立ち会いが不要な場合もあります。

ホームタイプ(戸建て)の工事内容

戸建て用のauひかりの工事は、次のような流れで行われます。

  1. 光ファイバーを電柱から自宅の外壁まで引き込む
  2. 光ファイバーを引き込み口まで固定する
  3. 引き込み口から自宅内に光ファイバーを引き込む
  4. 光コンセントを設置し、ONU(光回線終端装置)と接続する

これらはすべて工事担当者が行うので、利用者は何もする必要はありません。auひかりの実際の工事の様子は、こちらの動画も参考にしてください。

マンションタイプの工事内容

auひかりのマンションタイプはすでに建物内に必要な設備が整っているため、工事内容はとてもシンプルです。

実際の作業内容はマンションの設備状況によって異なりますが、光ファイバーが各部屋にすでに引き込まれていて光コンセントが設置されている場合は、立ち会いによる工事が不要なこともあります。送られてきた宅内機器を設置するだけで準備は完了です。

ただし、マンションタイプで立ち会いの工事が不要な場合でも、設備内でのスイッチ切り替えなどの作業が生じるため、正規の工事費が請求されます。

手順4.宅内機器を接続して利用を開始する

auひかり 宅内機器

工事完了後、設置された光コンセントと宅内機器を接続します。工事担当者が宅内機器の設置を行ってくれる場合もありますが、基本的には自分で接続しなければなりません

とは言っても宅内機器の設置に難しいことはありません。利用開始の案内を見ながら順番に接続していきましょう。こちらの動画も参考にしてください。

機器をすべて設置して、ホームゲートウェイのランプが緑色に点灯したら設置完了です。インターネットに接続しましょう。

ちなみに、上の動画ではパソコンとホームゲートウェイをLANケーブルで有線接続する方法が紹介されています。

auひかりでWiFiルーターを最もお得に利用する方法は、「auひかりのルーターを最もお得に利用する方法!レンタルと購入どっちがお得?」をご覧ください。

3.auひかりの工事に関する2つの注意点

auひかりの工事に関して、注意点が2つあります。

  • 壁に穴が開く場合がある
  • 中途解約時には工事費の残債が請求される

順番にみてみましょう。

注意点1.壁に穴が開く場合がある

auひかり 光ファイバー工事

戸建ての場合、工事で光ファイバーを自宅に引き込む際に、以下の手法のどれかで行われます。

  • エアコンダクトを利用して引き込む
  • 電話の配管を利用して引き込む
  • 壁に穴を空けて引き込む

どの手法になるかは、建物の状況によって異なります。しかし、場合によっては壁に穴を開ける必要があるため、持ち家ではない場合は気をつけなければなりません

また、光ファイバーを固定するためにビス留めなどは必須ですので、賃貸住宅の場合は事前に大家さんに確認と許可を取っておきましょう

注意点2.中途解約時には工事費の残積が請求される

auひかりの工事費は、auひかり電話に加入すると「実質」無料になりますが、完全に無料になるわけではありません

工事費の分割支払期間中にauひかりを解約すると、残った分の残積が一括で請求されます。

auひかり 工事費
戸建てマンション
4万1,250円
(687.5円×60ヶ月)
3万3,000円
(1,375円×24ヶ月)

たとえば、戸建て(ホームタイプ)の人は、4万1,250円の工事費を、60回の分割で払っています。

つまり、契約して5年以内に解約する人は、687.5円×残りの月数分を一括で請求されます

マンションの人は、3万3,000円の工事費が24回の分割払いです。

つまり、契約して2年以内に解約する人は、1,375円×残りの月数分を一括で請求されます

auひかりを途中で解約する際には、工事費用残積がどのくらい残っているかにも注意してください。

4.auひかりを一番お得に申し込むには?

auひかり

最後に、一番お得なauひかりの申し込み窓口を紹介します。

auひかりは公式サイトだけでなく、さまざまな代理店から申し込み可能です。

その中でも一番お得に申し込めるのが「アイネットサポート」です。その理由は、auひかりの新規申し込みで5万5,000円(戸建て)、5万円(マンション)のキャッシュバックが用意されているから

しかも、キャッシバックを受け取るために余計なオプションに入る必要もありませんし、キャッシュバックの受け取りが最短で申し込みの翌月なのもうれしいポイントです。

くわしくは、auひかりのキャンペーン窓口14社を徹底比較した結果…おすすめはこれだ!をご覧ください。

申し込みの際に、auひかり電話に加入する旨を伝えれば、工事費は無料になります。

まとめ

auひかりの工事費は、auひかり電話とセットで申し込むことで実質無料になります。さらに「auスマートバリュー」も適用されて毎月550円以上スマホ代がお得です。auひかりはauひかり電話と必ずセットで申し込みましょう

ただし、工事費の分割支払中にauひかりを解約すると、残積が一括で請求されます。近い将来、引越しなどを予定されている人は、十分にご注意ください。

auひかりをさらに知りたい人は「auひかりの口コミ・料金などの真実」も参考にしてください。

補足|auひかりの工事内容に関するよくある質問

補足として、auひかりの工事に関するよくある質問をまとめました。

  1. 解約時にかかる撤去工事費は?
  2. 引越しの場合工事費がかかる?

順番に見ていきましょう。

1.解約時にかかる撤去工事費は?

auひかりは解約のタイミングによって、契約違約金と工事費の残債を請求されることがありますが、それとは別に回線撤去工事費用が発生します。

回線撤去工事とは、自宅に引き込んだ光ファイバーなどの設備を撤去するための工事のこと。戸建て(ホームタイプ)のみ必要になり、マンションタイプ利用者は撤去工事の必要はありません

撤去工事費用は、auひかりに申し込んだ時期によって異なります。

2018年2月28日までにauひかりを申し込んだ利用者

2018年2月28日までにauひかりを申し込んだ人の場合、撤去工事は任意となっています。そのため、回線設備を残しても問題なければ撤去工事は行われず、回線撤去工事費用も発生しません。

賃貸住宅などで設備を撤去しなければならないときの撤去工事費用は、1万1,000円となっています。

2018年3月1日以降にauひかりを申し込んだ利用者

2018年3月1日以降にauひかりを申し込んだ人が解約する場合、回線撤去が必須です。工事費も3万1,680円に値上がりしています。

2.引越しの場合の工事費用は?

auひかりを引越し先で利用する場合でも、形式的には一度auひかりを解約し、新たに契約しなおすことになります。そのため、引越し先でもauひかり電話をセットで申し込むことによって、新たな工事費は実質無料となります

また引越し先でもauひかりを継続利用する場合は、引越し元の回線撤去工事費用も発生しません。安心して引き続きauひかりを利用してください。

引越し先がauひかりのエリア提供外で継続利用できない場合、当然ですがauひかりは解約となり、回線撤去工事費のほか、解約のタイミングによっては解約金と設置工事費の残積が一括で請求されます。

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