図解で分かる！光コンセントの知っておくべきギモンを解決

光回線を家で使うのには欠かせない光コンセント。

名前は聞いたことあるけど「どれが光コンセント？」「なんだかよくわからない」という人もいるのではないでしょうか。

今回は意外と知られていない光コンセントについて、その見分け方・家にある場合・ない場合でまるっとお伝えします。

図を交えて初心者にもわかりやすいように解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。

１．光コンセントとは、インターネットのつなぎ口のこと

まずは、光コンセントがどんなものか図を使って見てみましょう。

光コンセントは電柱などから屋内へ引き込んだ光ファイバーの末端で、室内での光回線の接続口

なんだか難しそうで、何に使うのかがイメージしにくいですよね。

光コンセントとは、簡単に言うと「インターネットのつなぎ口」のことです。

ドライヤーをコンセントに差したら使えるように、光コンセントは「つないだらインターネットができるようになる」というとイメージしやすいと思います。

光コンセント用のケーブル

そんな光コンセントを使うためには専用のケーブルが必要になります。

そのケーブルは「SCケーブル」というもので、光コンセントとインターネット機器（ONU）をつなぐためのものです。

よくパソコンなどにつないでいるLANケーブルとごっちゃになってしまうのですが、形も使い方も違うので覚えておきましょう。

差し込むところは上の画像の左のようになっていて、どのメーカーでも同じ形をしています。

※SCケーブルは、光コンセントとONUをつなぐのに必要ですが、とくべつ買う必要はありません。光回線を契約すれば、ONUと一緒に無料レンタルできます。ONUについては、最後の補足を参考にしてください。

２．光コンセントの見た目は大きく分けて2通り

どんなものかは分かったけど、自分の家にあるのが光コンセントかどうなのか？って見分けがつきにくいですよね。

実は、光コンセントには大きく2つのタイプがあるんです。イメージしやすいように画像で紹介していきます。

「一体型」光コンセント

光コンセントで1番よく使われているのが「一体型」タイプです。

上記の画像のように、電気のコンセントや電話のつなぎ口などのすぐ横が出っぱっていて、1つになっている場合がほとんど。

家の中でなんだか、差込むところがいっぱいあるな〜と感じる場所があれば、十中八九そこに光コンセントがあります。

引き込んだ光ファイバーもそれを通した穴も、取り付けられたカバーのおかげで見えないようになっているのでパッと見はわからないようになっています。

「分離型」光コンセント

もう1つのタイプは「分離型」と呼ばれるもので、光コンセントが電気のコンセントとは別に取り付けられています。

壁の穴から出た配線がむき出しになっていて、おおよそクレジットカードくらいの大きさの光コンセントへとつながっています。

コンセントの横になんだか小さいカバーがついていたら光コンセントであることが多いです。

「一体型」も「分離型」は役割は同じ

見た目は違くても、光コンセントとしての役割は2タイプとも同じなので気にしなくて大丈夫です。

とはいっても形はいろいろあるので「これって光コンセントなのかな…？」と不安になるかもしれません。

そんな時は「光」や「光SC」と書いてある差し込み口があれば光コンセントであることに間違いないので、まずは自宅のコンセントを確認してみましょう。

※探してみても、光コンセントがなかった人は4.光コンセントがない場合は…？をみてください

３．光コンセントがあれば、工事なしでネットが使える！

引っ越し先や自宅に光コンセントがあった、という人は「何かいいことあるの？」と気になりますよね。

これから住む部屋に、光コンセントがあった場合のメリットをサクッと解説します。

1番大きなメリットは立会いが必要な工事をしなくていいということ。

光コンセントを取り付ける工事をしなくていいので、わざわざ時間を取って立ち合わなくていいのと、工事費が安くなり初期コストをぐーんと抑えられます。

さらに、取り付け工事がなくなることで光回線を使えるようになるのが早いこともメリットの1つです。

申し込む光回線には注意！

工事をしなくていいなんてちょっとラッキーな感じがしますよね。しかし、工事に関しては注意点が1つあります。

家に光コンセントがあれば光回線の工事をしなくていい、と言いましたが全ての光回線が当てはまるわけではないんです。

立会い工事をしなくていいのはNTT系列であるフレッツ光やドコモ光、ソフトバンク光などです。

これらの光回線なら光コンセントを取り付ける工事をする必要がないのでスームズにネットを始めることができます。

※ちなみに、これらのNTT系列の光回線のことを「光コラボ」といいます。

申し込みはどんな場合でも必要

光コンセントが部屋にある、というのは光回線を使うまでの大きな1ステップがスキップできるということです。

仮に光コンセントがすでにあって工事をしなくていい場合でも、どこにも契約をしないでインターネットは使えません。

光回線を使うには申し込みをする必要がある、と覚えておきましょう。

工事をしなくていいおすすめの光回線が知りたい！という人は、このまま「元販売員が光コラボのメリット・デメリットを9つ解説」を参考にしてください。

４．光コンセントがない場合は…？

もし、光コンセントが家にない場合は、光ファイバーが自宅に引き込まれていないということです。

光コンセントを取り付けて光回線を使ったインターネットを使うには、光回線の申し込みが必要です。

光回線を申し込むと光ファイバーを自宅まで引き込み、光コンセントを設置するための工事をすることになります。

この工事は立会いしなければいけないうえ、20,000円以上工事費がかかるのでちょっとハードルが高いように感じますよね…。

ですが、キャンペーンを活用すれば光回線の工事は実質タダにすることができます。

この次から紹介しているおすすめの光回線は、キャンペーンを使って申し込むと工事費がかからないものばかりなので、1度見てみてくださいね。

おすすめの光回線

光回線を提供する会社はとても多く、中には地域限定でサービスを提供している会社もあります。

なので、この光回線はどんな人にもおすすめ！というものはありません。

下記の診断コーナーならあなたにとってお得なネット回線が簡単にわかるので使ってみてください。【2024年4月更新】

それぞれロゴをクリックすると、高額キャッシュバックがもらえる窓口に移動します。工事費もかからないのでお得に光回線を始めることができるでぜひ活用してくださいね。

自分にとってのおすすめの光回線をくわしく知りたい場合は、「元販売員が光回線150社を比較！2024年4月あなたにおすすめが分かる」を参考にしてください。

まとめ

意外と知らない光コンセントについて解説してきました。

電気のコンセントと同じように、差し込むだけの役割なので型や見た目は気にしなくても大丈夫です。

光コンセントがあってもなくても、光回線を使いたい人はまず申し込みをする必要があるので、工事の必要があるかどうかもその時に一緒に確認してしまいましょう！

補足：よくある4つのギモンを解決

ここからは光コンセントに関するよくある疑問4つにお答えします。

疑問１．ONUとはなんなの？

ONUは正式には「光回線終端装置（しゅうたんそうち）」といいます。

漢字が多くてなんだか難しそうですが、一言でいうとデータの変換器です。

光ファイバー内を通った光信号のデータを電気信号に変えて、スマートフォンやパソコンで表示できるようにする役割をしています。

上の画像は分離型の光コンセントとONUがつながっていますね。

ルーターやモデムとよく間違われますが、光コンセントに直接つなぐのはONUと覚えておきましょう。

疑問２．光コンセントへの差し込み方が分からない…

光コンセントの取り付けは工事の人がやってくれます。

ですが、立会い工事がなかった場合は自分で光コンセントにONUをつなぐことになります。

とはいっても、電気コンセントに電源プラグを差すような感じでSCケーブルを光コンセントにつなぐだけなのでかんたんです。

注意すべき点は絶対に光コンセントの中をのぞかないこと。光が目に直接当たることになるので、安全の面からも気をつけましょう。

疑問３．光コンセントの外し方って？？

最初についていた光ケーブルが短くて使いづらい、古くなってきたので新しいものに変えたいとなったらケーブルを交換しましょう。

Amazonなどの通販でも買うことができるので、手軽に入手することができます。

外し方・交換のやり方はauのホームページでわかりやすく解説されているので参考にしてみてください。

au公式ページ（光ファイバーの交換方法）

疑問４．光コンセントの増設・撤去はできるの？

光コンセントは基本的に1回線あたり1つだけしか設置できません。

移動することはできますがもう1度工事することになるので、はじめに取り付けるところは大事です。

光コンセントの撤去についてですが、もし引越しなどで光コンセントを外す必要がある場合はまず契約している光回線の会社へ連絡しましょう。

自分でやることは安全などの面からもおすすめできないので撤去工事をしてもらうようにしましょう。