
WiMAXの速度が急に遅くなったとお悩みではありませんか?
”高速通信”で”月間データ量無制限”が売りのWiMAXですが、実はWiMAXが遅くなったという口コミも多く見かけます。もしかすると次の原因かもしれません。
- 速度制限にかかっている
- 電波が届きにくくなっている
ここでは、「速度が遅くなっている主な理由と改善する方法」を紹介します。ぜひ参考にしてください。
WiMAXについて調べているあなたへ
この記事ではWiMAXが遅くなる理由について解説していますが、下記の記事はWiMAXやポケットWiFi全般をくわしく比較しています。ぜひ参考にしてくださいね。
1.使いすぎで速度制限にかかっている
WiMAX2+を利用している場合、以下の3つのケースで通信速度の制限にかかり、急に遅くなります。
- 3日間で10GBを超えてしまった
- 通常プランで月間7GBを超えた
- au4G LTEで月間7GBを超えた
そもそもWiMAXは、2つの通信方式(モード)を切り替えることができます。
・WiMAX2+(ハイスピード)下り最大440Mbps
・au 4G LTE(ハイスピードプラスエリア)下り最大75Mbps
詳しくは、WiMAXは速度制限ナシは本当!?低速になる4つのケースをごらんください。
1-1.短期間に大量のデータ通信を行った
WiMAXは、基本的に無制限で使えるサービスですが、短期間にネットを使いすぎると制限をかける場合があると書かれています。
一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
もし4K動画を長時間見ていたり、大きなファイルサイズのゲームをダウンロードしたあとに遅くなったりした場合、この制限がかかっている可能性があります。
なので、しばらくネットを使わずに様子を見て、その後速度が戻っているのかを確認してみてください。
1-2.au4G LTEで月間15GBを超えた
急に速度が出なくなった月に、WiMAXのルーターで「ハイスピードプラスエリア(au4G LTE)」に設定したことはありませんか?
ハイスピードプラスエリアは、エリアの広いauの回線を利用するので、郊外や山岳部でもネットが使えます。でも、一度でもハイスピードプラスエリアに設定すると、月のデータ量が15GBを超えた時点で通信速度が128kbpsに制限されます。
この制限は、WiMAX回線だけをつかう「ハイスピードモード」には影響しません。
なので、ハイスピードプラスエリアを使って「遅いな」と感じたときは、ハイスピードモードに戻してみましょう。
ちなみに、128Kbpsに制限されると、メールやLINE、テキスト中心のサイトは見られますが、写真の多いサイトや動画サービスはほぼ不可能です。
2.電波が届きにくくなっている
もしかすると、WiMAXを利用している場所に電波が届きにくくなっており、急に遅くなったのかもしれません。たとえば最近、「近くに大きな建物ができた」「新しい電子機器を購入した」ということはありませんか?
私が過去に経験したことですが、引っ越したところで最初は快適にWiMAXを使えていましたが、途中から速度が出なくなったことがありました。
なぜかと考えていると、ちょうど窓から見えるところに大きな建物ができたからの気がします。
WiMAXの電波は、”高周波数”という直線に進む性質があります。なので、建物や壁などの障害物があると電波が届きにくくなり、通信速度が遅くなってしまうんです。
家電製品で電波が弱くなることもある
また、周波数の近い電波、たとえば電子レンジや他のwifi機器、Bluetoothなどと干渉して遅くなることもあります。
このような原因は意外と気づきにくいものなので、最近何か身の回りで変化がなかったかどうかチェックしてみてください。
3.現在の速度をスピード測定サイトで確認しよう
通信速度を改善するにあたり、現在の速度を客観的に確認しておきましょう。
結論からいうと、常に下り速度5Mbpsに満たなければ快適な通信環境とは言えないので、機種変更をするなどの対策を考える必要があるかもしれません。
3-1.使いやすさNO1のスピード測定サイト|speedtest.net
speedtest.netは、見た目がよくて使いやすい測定サイトです。使用方法はサイトへアクセスして画面中央の「GO」をクリックするだけで計測ができます。
3-2.スピード測定の見方
計測が完了すると、画面上に「PING」「DOWNLOAD」「UPLOAD」がそれぞれ表示されます。
(1)PINGは、数値が低いほど回線速度が安定しています。オンラインゲームをする時は50ms以下で安定し、100ms以上になるとラグを実感します。
(2)DOWNLOADは、ホームページや動画を見たり、メールを受信するのに重要になります。一番重要な数値です。
(3)UPLOADは、ファイルをサーバーにアップしたりする場合に重要になります。
3-3.ダウンロード(下り)速度の体感値
一番重要なダウンロード(下り)速度の平均値は、WiMAX2+(ハイスピード)auLTE(ハイスピードプラスエリア)で20Mbps〜です。通常は、5Mbps以上出ていれば動画も高画質で見られます。
※ダウンロード(下り)速度のMbpsの数値が大きい方が、たくさんの情報量を受け取れるため通信スピードは速くなります。
体感値としては以下の表を参考にしてください。
4.電波の状態をスグ改善する3つの方法
WiMAXが急に遅くなる原因のうち、何らかの理由で電波が届きにくくなっている場合、通信速度を改善する為にスグできる3つの方法を紹介します。
4-1.端末を窓際に置く
WiMAXの電波は室内で届きにくくなるので、目の前に建物などの障害物がない窓際、さらに高い位置で基地局の方角であれば感度が良くなります。少し置く場所を変えるだけでも速度は大きく変わることがあります。
4-2.リフレクターで端末に電波を反射させる
金属製のボウルやアルミホイールを使って、リフレクターを作り端末に電波を反射させる方法です。少ない電波でも効率良く電波を集める事ができます。
出典:WiMAXパラボラ作ったら速度4倍に!なんとワンコインで作れるらしいぞwww
4-3.au 4G LTEを使う
現在、au 4G LTEを使える対応端末は増えており、現行機種はすべて対応しています。この回線は建物の内部に強く、全国人口カバー率99%と山間部などでも使えるほど受信エリアの広い電波を使えます。
WiMAXの回線元であるUQ WiMAXで契約すると、au 4G LTEを使った月は1,105円がかかってしまいますが、GMOとくとくBBなら無料で使えます。
ただし、このモードは月に7GBを超えると速度制限にかかってしまうので注意してください。
5.それでもダメなら光回線も検討しよう
- いつも3日で10GB以上使って速度制限にかかってしまう
- 窓際に置いてもスピードがでない
そんな場合は、WiMAXが向いていない可能性があるので、光回線の検討をおすすめします。
私はさまざまなポケットWiFiを比較検討していますが、WiMAX以上にコスパの良いポケットWiFiはありません。
以下の記事でポケットWiFiのさまざまなポイントで徹底比較しているので、参考にしてみてください。
・総合ランキング:騙されるな!ポケットWiFi全33社を比較した結果…おすすめはコレだ
・データ容量:必要なデータ容量ってどのくらい?後悔しないポケットWiFiの選び方
・料金:ポケットWiFiの月額料金を比較!コスパが高いのはコレだ!
・端末:ポケットWiFiの最新端末10種比較!機種選びに失敗しない全知識【2023年12月版】
・解約:解約金なし!「乗り換えやすい」ポケットWiFiはこれだ!
なので、WiMAXが使えないというなら、家では光回線、外ではスマホのテザリングというのが考えられる最善の方法です。
光回線は、業者との打ち合わせや宅内工事といったわずらわしさがあるものの、ポケットWiFiより安定しており、キャンペーンを利用すれば実質費用も3,000円代です。
くわしくは、騙されるな!プロが光回線38社比較した上で今最もおすすめ9選をご覧ください。
まとめ
WiMAXの速度が急に遅くなった場合、考えられるのは次の2点です。
- 速度制限にかかっている
- 電波が届きにくくなっている
速度制限にかかっている場合、解除されるまで待つしかありません。ネットをたっぷり使いたいなら、無料でギガ放題にプラン変更できます。
電波が届きにくくなっているのであれば、今回紹介した方法を試してみてください。
WiMAX2+は速度制限がゆるく、家でも外でも使えるモバイルルーターとして最強です。ぜひ、おトクな方法で利用しましょう。
WiMAXを検討中のあなたにオススメ
「【最安値】WiMAXのプロバイダ主要10社比較!選び方とおすすめ3選」では、WiMAXのプロバイダについてさらにくわしく解説しています。契約前の参考にしてください。
GMOとくとくBBは、キャッシュバックを非常に受け取り辛くしてあるようです。事実、自分も受けとれませんでした。
その実情は、年間500件のスパムのうち1件来るメールを見逃さずに対応すればキャッシュバックに対応するというものです。
キャッシュバックの説明も非常にわかりづらいです。
こういう販売方法を認めているWiMAXについても疑惑を抱かざるを得ません。
K 様
コメントありがとうございます。確かにGMOとくとくBBは、キャッシュバックの受け取り方に注意が必要ですね!
GMOとくとくBBは、キャッシュバックの特典が高く設定してある分、キャッシュバックをもらいにくくしています。
一方、回線を管理、提供している本家のプロバイダUQ WiMAXであれば、自動的に商品券が送られてくるのでそのような心配がありません。
ただGMOとくとくBBは、正しく手続きさえすれば、最高額のキャッシュバックをもらえ、最安値で契約できます。受け取り方など、詳しくは、以下の記事をご参考ください。
https://tsunaga-ru.net/wimax-cash-back-1826
もし、GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンで手続き面倒、キャッシュバックがもらえるか心配な人は、GMOとくとくBBの月額が安いキャンペーン
http://gmobb.jp/lp/waribiki_wimax/?btn_id=waripop_pctop
を利用すれば、面倒な手続きも必要なく、初月から通常よりも安い金額で利用できます。キャッシュバック額で還元すると2万円程度と、少し目減りするものの、本家のUQ WiMAXよりも数万円安く利用できます。
2016年7月現在、wimax自体モバイルルーターの中で、速度制限が最もゆるく、良いサービスなのは間違いありません。K様が満足して契約できるプロバイダとキャンペーンを選べばいいと思いますよ。
「3日間で3GB」制限に多くの苦情があるせいか、H27.7.15ついにお詫び広告を出したみたいですね。動画閲覧だと、パソコンを複数で利用している家庭ではすぐに制限かかることも認めました。いまだに「使い放題」の文字は氾濫させていますが、こんな詐欺まがいの商法では、長いサービス提供をしていくつもりがないのかなー、と勘ぐってしまいます。
パパ ドンドン様
コメントありがとうございます。おっしゃるご意見は分かります。
確かにWiMAXに限らず通信サービスの販促活動は、グレーな部分が多いです。そういう意味で今回のユーザーからのアクションは本当に素晴らしいことだと思っています!ただ弊社としてWiMAXは、今後も長くユーザーに選ばれ続けると思っています。たとえばモバイル通信サービスにおいて現在最も高速かつ多く利用できますし、3日間3GBの制限に関しては、2013年9月頃から公式ページでアナウンスされ減速時の速度はお詫び広告以降、改善されつつあります。
とはいえ、まだまだユーザーの誤解を招くような不透明で分かりにくい業界、サービスをより分かりやすく、満足いく契約をしてもらえるように伝えていく必要性を強く感じています。
富田林市民です。
wimax 2+用機種に変えてから数日でwimax だけに切り替えられてしまい、ほとんどwimax 2+に戻らなくなってしまいました。(ハイスピードモード)
しかもアンテナ1本ばかり
ちゃんと窓際に置いてるんですが
パイカル 様
コメントありがとうございます。
お使いの端末はWX01でしょうか。
やはり電波の性質上入りにくいということがあります。
一度、wimaxの電波を拾うとwimax2+に戻りにくくなるので電源を入れ直してみられてはいかがでしょう。
するとwimax2+のエリアであれば電波を優先的に拾うことができます。
何度か場所を変えて試してそれでも戻らなければ、ご自宅がwimax2+が入りにくい場所にあるのかもしれません。
その場合は仕方がないのでご利用のプロバイダ経由でUQに改善要望を出してもらい要望が溜まれば改善。。ということになります。