
「ポケットWiFiの端末って種類が多すぎてわからない!」とお悩みではありませんか?
それもそのはず、現在30社以上がポケットWiFiサービスを提供しており、使われている端末だけでも10機種あります。
ポケットWiFiを総合的に比較した記事でも解説していますが、私がおすすめするのは、5G対応で通信速度が速く、サイズのコンパクトなWiMAXのSpeed Wi-Fi 5G X11(以下X11)です。
当記事ではポケットWiFiの最新10端末を比較、なぜ私がX11をおすすめするのかを解説します。
この記事さえ読めば、端末選びで迷うことはなくなるはずです!(2023年3月現在)
目次
1.ポケットWiFiの最新端末はこの10機種【2023年3月】
ポケットWiFiの最新端末を一覧表にまとめてみました。左右にスクロールしないと見れないくらいの種類があり、その数なんと10種類!左から新しい順にならべています。
《← 左右にスクロールできます →》
端末 | X11 | SH-52B | A101ZT | U3 | H01 | P6 | WX06 | U2s | 601HW | FS030W |
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
回線 | 5G | 5G | 5G | 4G | 4G | 4G | 4G | 4G | 4G | 4G |
最大通信速度 | 2,700Mbps | 4,200Mbps | 2,400Mbps | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps | 440Mbps | 150Mbps | 612Mbps | 150Mbps |
バッテリー容量 | 8時間 | 約10.5時間 | 約9時間 | 約12時間 | 約10時間 | 約15時間 | 約14時間 | 約13時間 | 約6時間 | 約20時間 |
サイズ | 幅136mm 高さ68mm 厚み14.8mm | 幅108mm 高さ74mm 厚み15.7mm | 幅141mm 高さ69mm 厚み15.9mm | 幅65mm 高さ126mm 厚み10mm | 幅126mm 高さ64mm 厚み13mm | 幅74.2mm 高さ152.9mm 厚み8.5mm | 幅111mm 高さ62mm 厚み13.3mm | 幅65.7mm 高さ127mm 厚み14.2mm | 幅109.9mm 高さ65.1mm 厚み15.5mm | 幅74mm 高さ74mm 厚み17.3mm |
重さ | 約174g | 約166g | 約240g | 約125g | 約130g | 約162g | 約127g | 約151g | 約135g | 約128g |
発売日 | 2021年10月 | 2021年8月 | 2021年7月 | 2020年4月 | 2020年3月 | 2019年5月 | 2020年1月 | 2018年11月 | 2017年2月 | 2016年12月 |
メーカー | NEC | SHARP | ZTE | GlocalMe | 不明 | jetfon | HUAWEI | GlocalMe | HUAWEI | FUJISOFT |
サービス | au WiMAX | docomo | SoftBank, Y!mobile | どこよりもWiFi ギガWiFi | ZEUS WiFi | 限界突破WiFi | WiMAX | THE WiFi Mugen WiFi | 縛りなしWiFi | Fuji WiFi |
端末を選ぶ際ときに気をつけるべきは以下4つのポイントです。
- 通信速度
- バッテリー容量
- サイズ
- 端末価格
この4ポイントのうち、特に注目していただきたいのは「通信速度」と「端末価格」です。
逆に、ポケットWiFiを主に室内で使う場合は、バッテリー容量やサイズはそれほど気にする必要はないでしょう。
それぞれのポイントについて、ひとつずつチェックしていきましょう。
ポイント1.通信速度
今からポケットWiFiを契約するなら、まず検討すべきは5G対応端末です。
《← 左右にスクロールできます →》
端末 | X11 | SH-52B | A101ZT | U3 | H01 | P6 | WX06 | U2s | 601HW | FS030W |
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
回線 | 5G | 5G | 5G | 4G | 4G | 4G | 4G | 4G | 4G | 4G |
最大通信速度 | 2,700Mbps | 4,200Mbps | 2,400Mbps | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps | 440Mbps | 150Mbps | 612Mbps | 150Mbps |
実測値平均 | 49.51Mbps | 156.95Mbps | 65.71Mbps | 16.99Mbps | 15.82Mbps | 21.32Mbps | 24.24Mbps | 12.64Mbps | 34.83Mbps | 13.25Mbps |
サービス | WiMAX | docomo | SoftBank, Y!mobile | どこよりもWiFi ギガWiFi | ZEUS WiFi | 限界突破WiFi | WiMAX | THE WiFi Mugen WiFi | 縛りなしWiFi | Fuji WiFi |
※平均値の参照:みんなのネット速度
今回紹介する10機種の中で、5G対応端末は以下の3機種でした。
- X11
- SH-52B
- A101ZT
実際の通信速度を口コミサイトでチェックしたところ、4G対応端末に比べて倍以上速いですね!
中でもSH-52Bが圧倒的に速いんですが、一般的なネット利用でそこまでの速度が求められることはほとんどありません。むしろ後で解説する端末価格を考えると、私はSH-52Bをおすすめしません。
一般的なネット利用なら20Mbpsで十分
「通信速度は速ければ速いほどいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、以下にあるとおりフルHDの動画を見る場合でも20Mbpsあれば十分なんです。
基本的には、20Mbps以上の通信速度があっても動画鑑賞やSNSだとあまり体感は変わりません。
注意点.最大通信速度はあくまでも目安
ポケットWiFi各社が広告で出している「最大通信速度」は、あくまで理論上の数値です。実際にこの速度が出ることはありません。
どのポケットWiFiの公式ホームページにも、実際には出ないということが注釈で書かれています。UQ WiMAXの公式ホームページにも下記のように書かれています。
記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、お客さまのご利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。
最大通信速度はもっともいい環境での数値なので、参考程度に見ておけば問題ないでしょう。
ポイント2.バッテリー容量
外出先でバッテリーが切れてインターネットにつながらなくなったら最悪ですし、ポケットWiFiを買った意味がないですよね・・・。
バッテリーが10時間以上持つ端末は、1機種だけ!
5G対応端末3機種のバッテリー時間をならべました。
《← 左右にスクロールできます →》
端末 | X11 | SH-52B | A101ZT |
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() |
最大通信速度 | 2,200Mbps | 4,200Mbps | 2,400Mbps |
バッテリー容量 | 約8時間 | 約10.5時間 | 約9時間 |
サービス | au WiMAX | docomo | SoftBank Y!mobile |
表からわかるように、10時間以上バッテリーが持つのはSH-52Bだけです。
私がおすすめするX11は、バッテリーの持ちに関しては他の2機種よりも良くありません。外でよく使うなら、こまめにオンオフしたり、省電力モードを利用したりといった工夫をする必要があります。
とはいえ、充電できる室内で使うのがメインであれば基本的にバッテリーの持ち具合が問題になることはないでしょう。
ポイント3.サイズ
X11・SH-52B・A101ZTの3機種は、どれも手におさまるサイズです。とくにX11は他の機種より約60gも軽いのでおすすめです。
ポケットWiFiをいつもカバンやポケットに入れて持ち運ぶなら、できるだけ軽くてサイズの小さいものが良いですね。
ポイント4.端末価格
5G対応のポケットWiFi3機種は、どれも性能だけで比較すると総合的に優れています。しかし、端末価格を比較すると以下の通り。
端末 | X11 | SH-52B | A101ZT |
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() |
端末価格 | 21,780円 | 27,720円 | 28,800円 |
通信速度やバッテリーの持ちで高評価のSH-52Bは27,720円です。
一方で、X11は、WiMAXというサービス元から申し込めば、端末代21,780円で手に入ります。
※以前は端末代0円だったのですが、現在は端末代に相当する金額分、月額料金が前よりも安くなっています。
2.4つの要素で比較した結果|おすすめ端末はSpeed Wi-Fi 5G X11
「通信速度・バッテリー・サイズ・端末価格」の要素で比較した結果、総合的におすすめできる端末はSpeed Wi-Fi 5G X11です。
端末 | X11 | SH-52B | A101ZT |
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() |
通信速度 | ◎ | ◎ | ◎ |
バッテリー | △ | ◎ | △ |
サイズ | ◎ | △ | △ |
端末代 | ◎ | ✕ | ✕ |
バッテリーの持ちが他の5G端末に比べて悪いというデメリットがありますが、室内で使うことがメインであればさほど問題にならないかと思います。
通信速度と端末代のバランスが取れているので、今からポケットWiFiを契約するならX11をおすすめします。
端末だけでなく、サービス元の特徴も比較しよう
同じ端末を使っているサービスの中で、一番条件のいいものを選ぶようにしましょう。
たとえばX11を使っているサービスは、GMOとくとくBB、Broad WiMAX、BIGLOBE、UQ WiMAXなどさまざまです。
その中から、一番安くて条件がいいのはGMOとくとくBBです。
まとめ
最新端末10種類の中で、もっともおすすめはWiMAXのX11。
なぜなら通信速度が速く、サイズがコンパクト。なにより、GMOとくとくBBから契約すれば端末が無料なので一番安く利用できるからです。
ベストなポケットWiFiを契約し、快適なネットライフを楽しんでください。