
「ポケットWiFiの端末って種類が多すぎてわからない!」とお悩みではありませんか?
それもそのはず、現在30社以上のサービス元がポケットWiFiを販売しており、使われている端末だけでも10機種あります。(2021年1月)
ポケットWiFiを総合的に比較した記事でも解説していますが、私がおすすめするのはWiMAXのWX06という機種です。
当記事では、ポケットWiFiの最新10端末を比較。WX06がなぜおすすめできるのかを解説します。
これさえ見れば、端末選びで迷うことはなくなるはずです!
目次
1.ポケットWiFiの最新端末はこの10機種【2021年1月】
ポケットWiFiの最新端末を一覧表にまとめてみました。左右にスクロールしないと見れないくらいの種類があり、その数なんと10種類!左から新しい順にならべています。
《← 左右にスクロールできます →》
端末 | U3 | H01 | WX06 | SH-05L | 802ZT | P6 | W06 | U2s | 601HW | FS030W |
デザイン |
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最大通信速度 | 150Mbps | 150Mbps | 440Mbps | 988Mbps | 988Mbps | 150Mbps | 1,237Mbps | 150Mbps | 612Mbps | 150Mbps |
バッテリー容量 |
約12時間 | 約10時間 | 約12時間 | 約11.5時間 | 約12時間 | 約15時間 | 約9時間 | 約13時間 | 約6時間 | 約20時間 |
サイズ |
幅65mm 高さ126mm 厚み10mm |
幅126mm 高さ64mm 厚み13mm |
幅111mm 高さ62mm 厚み13.3mm |
幅108mm 高さ72mm 厚み15mm |
幅112mm 高さ67.5mm 厚み15.6mm |
幅74.2mm 高さ152.9mm 厚み8.5mm |
幅128mm 高さ64mm 厚み11.9mm |
幅65.7mm 高さ127mm 厚み14.2mm |
幅109.9mm 高さ65.1mm 厚み15.5mm |
幅74mm 高さ74mm 厚み17.3mm |
重さ | 約125g | 約130g | 約127g | 約150g | 約153g | 約162g | 約125g | 約151g | 約135g | 約128g |
発売日 | 2020年4月 | 2020年3月 | 2020年1月 | 2019年11月 | 2019年8月 | 2019年5月 | 2019年1月 | 2018年11月 | 2017年2月 | 2016年12月 |
メーカー | GlocalMe | 不明 | NEC | SHARP | ZTE | jetfon | HUAWEI | GlocalMe | HUAWEI | FUJISOFT |
サービス | どこよりもWiFi ギガWiFi |
ZEUS WiFi | WiMAX | docomo | SoftBank, Y!mobile |
限界突破WiFi | au WiMAX |
THE WiFi Mugen WiFi |
縛りなしWiFi | Fuji WiFi |
端末を選ぶ際ときに気をつけるべきは以下3つのポイントです。
- 通信速度
- バッテリー容量
- サイズ
この3ポイントは、どれか一つだけよくても意味がありません。たとえば、どれだけ速度が速くても数時間でバッテリー切れになる機種だと、いざというときに役立ちませんよね。
なので、通信速度が速く、バッテリーも長持ち、サイズのコンパクトな機種こそがベストなんです。
上記10機種のうち、どれが3つのポイントすべてを満たしているのか、一つ一つチェックしていきましょう。
ポイント1.通信速度
多くの人が、ポケットWiFiの端末を選ぶときに確認するであろう通信速度。
動画を見たり、SNSを見たりといったネットの利用なら実測値が平均20Mbps以上を目安にしましょう。
《← 左右にスクロールできます →》
端末 | U3 | H01 | WX06 | SH-05L | 802ZT | P6 | W06 | U2s | 601HW | FS030W |
デザイン |
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最大通信速度 | 150Mbps | 150Mbps | 440Mbps | 988Mbps | 988Mbps | 150Mbps | 1,237Mbps | 150Mbps | 612Mbps | 150Mbps |
実測値平均 |
16.99Mbps | 15.82Mbps | 24.24Mbps | 66.94Mbps | 51.96Mbps | 21.32Mbps | 46.29Mbps | 12.64Mbps | 34.83Mbps | 13.25Mbps |
サービス | どこよりもWiFi ギガWiFi |
ZEUS WiFi | WiMAX | docomo | SoftBank, Y!mobile |
限界突破WiFi | au WiMAX |
THE WiFi Mugen WiFi |
縛りなしWiFi | Fuji WiFi |
※平均値の参照:みんなのネット速度
今回紹介する10機種の中で、実測値平均が20Mbpsをこえる端末は6機種でした。
- WX06
- SH-05L
- 802ZT
- P6
- W06
- 601HW
通常のネット利用なら20Mbpsで十分
「通信速度は速ければ速いほどいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、以下にあるとおり動画鑑賞でも20Mbpsあれば十分なんです。
4Kの高画質の動画をみるときでも、20Mbpsほどの速度が出ていればサクサク使え、それ以上の通信速度があってもあまり体感は変わりません。
注意点.最大通信速度はあくまでも目安
ポケットWiFi各社が広告で出している「最大通信速度」は、あくまで理論上の数値です。実際にこの速度が出ることはありません。
どのポケットWiFiの公式ホームページにも、実際には出ないということが注釈で書かれています。UQ WiMAXの公式ホームページにも下記のように書かれています。
記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であっても、お客さまのご利用環境、回線の状況等により大幅に低下する場合があります。
最大通信速度はもっともいい環境での数値なので、参考程度に見ておけば問題ないでしょう。
ポイント2.バッテリー容量
外出先でバッテリーが切れてインターネットにつながらなくなったら最悪ですし、ポケットWiFiを買った意味がないですよね・・・。
なのでここでは、基準として11時間以上バッテリーがもつ端末を選びました。
11時間バッテリーがもてば、外出先で充電がなくなる心配も基本的にありません。たとえば仕事のため朝8時に家を出て、夜7時に家に帰ってきてもまだ使えます。
バッテリーが11時間以上持つ端末は、4種類だけ!
通信速度の実測値で上位だった6機種のバッテリー時間をならべました。
《← 左右にスクロールできます →》
端末 | WX06 | SH-05L | 802ZT |
P6 | W06 | 601HW |
デザイン |
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最大通信速度 | 440Mbps | 988Mbps | 988Mbps | 150Mbps | 1,237Mbps | 612Mbps |
バッテリー容量 |
約11.5時間 | 約15時間 | 約12時間 | 約15時間 | 約9時間 | 約6時間 |
サービス | WiMAX | docomo | SoftBank, Y!mobile |
限界突破WiFi | au WiMAXi |
縛りなしWiFi |
表からわかるように、11時間以上バッテリーがもつのは4機種です。
- WX06
- SH-05L
- 802ZT
- P6
その中でとくにバッテリーもちがいいのは、SH-05LとP6の15時間。ただP6については、公式サイトで「最大15時間」という表現しかなく、本当にそれだけ持つのかは曖昧です。
P6はそもそも、スマホとして販売されている「jetfon P6」がベースになっています。画面も他のポケットWiFiに比べて大きく、使い方によっては15時間ももたないと言っていいでしょう。
いずれにせよ、上記の4機種なら充電の減りを気にせずに使えるのが大きなメリットですね。
ポイント3.サイズ
ポケットWiFiはいつもカバンやポケットに入れて持ち運ぶものなので、できるだけ軽くてサイズの小さいものを選びましょう。
上記4機種をiPhone12proと比較してみました。
まず際立って高さがあるP6はあまりおすすめできません。
P6はポケットWiFi用に作られた端末ではなく、元々スマートフォン用に作られています。なのでサイズはiPhoneより大きいですね。
こうなってくると、スマホを2台持ちしているのと変わりません。
WX06・802ZT・SH-05Lの3機種は、どれも手におさまるサイズです。とくにWX06は他の機種よりも軽いのでおすすめです。
2.3つの要素で比較した結果|おすすめ端末はWX06
「速度・バッテリー・サイズ」の要素で比較した結果、おすすめできる端末は以下3つに絞ることができました。
- WX06(WiMAX)
- SH-05L(docomo)
- 802ZT(SoftBank・Y!mobile)
この3つは端末のスペックだけで比較すると総合的に優れています。
この中から私が特におすすめするのはWX06です。
端末 | WX06 | SH-05L | 802ZT |
デザイン | ![]() |
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端末代 | 0円 | 25,200円 | 27,000円 |
なぜならWX06は、WiMAXというサービス元から申し込めば、端末代0円で手に入れられるからです。
端末だけでなく、サービス元の特徴も比較しよう
同じ端末を使っているサービス元の中でも、一番条件のいいものを選ぶようにしましょう。
たとえばWX06を使っているサービスは、GMOとくとくBB、Broad WiMAX、BIGLOBE、UQ WiMAXなどさまざまです。
その中から、一番安くて条件がいいのはGMOとくとくBBです。
以下の記事では、ポケットWiFi全30機種を総合的に比較しランキングにしています。ぜひ参考にしてください!
3.WX06を実際に使ってみた
私もWX06をGMOとくとくBBで契約しています。角張ったデザインなので好みが分かれそうですが、個人的には好きですね。グリーンの色合いもいいです。
なんせスマートフォンよりも全然軽くて小さいので持ち運びが便利。
バッテリー容量やデータ通信量の確認も、液晶画面ですぐにできます。スマートフォンと同じようにタッチ操作でその他の確認もカンタンです。
まとめ
ポケットWiFiの端末は、通信速度が速く、バッテリーも長持ちで、サイズのコンパクトなものを選びましょう。
最新端末10種類の中で、もっともおすすめはWX06。GMOとくとくBBから契約すれば端末が無料でもらえ、一番安く利用できます。
おトクにベストなポケットWiFiを契約し、快適なネットライフを楽しんでください。