
光回線の電話勧誘でよく耳にする「Toppa!(トッパ)」。
インターネットをToppa!にすれば安くなる!といううたい文句で集客しています。しかし、Toppa!利用者の評判を調べると、Toppa!はまったくおすすめできないことが判明しました…。
この記事では、光回線の元販売員が、口コミ・評判をもとにToppa!のサービス内容、メリット・デメリットを徹底調査します!
Toppa!の利用を考えている人は、この記事を読んでから慎重に判断することをおすすめします。
すぐにToppa!よりもおすすめの光回線を知りたい人は、「4.【結論】Toppa!はおすすめしない!」から読み進めてください。(ページ内を移動します)
1.Toppa!(トッパ)とは?
Toppa!(トッパ)は、株式会社ハイホー(hi-ho)が提供するインターネットサービス・プロバイダ。光回線の電話勧誘でフレッツ光とToppa!の利用をすすめられるケースが多いです。
まずは、Toppa!の基本情報を一覧表で確認しましょう。料金はすべて税抜き表記です。
Toppa!基本情報 | |
提供会社 | ハイホー(hi-ho) |
提供エリア | 全国(フレッツ提供エリア内) |
月額料金(常時接続プラン) | 1,197円~(プロバイダ料金のみ) |
事務手数料 | 3,000円 |
スマホ割 | なし |
契約期間 | 2~3年間(プランによる) |
解約金 | 4,000~10,000円(プラン・利用期間による) |
特典 | 基本料金最大2ヶ月無料 |
公式サイト | https://www.tp1.jp/ |
Toppa!はあくまでもプロバイダサービス
Toppa!はあくまでもプロバイダサービスであり、Toppa!と契約するだけでは光回線を利用できません。NTTのフレッツ光と合わせて利用することが前提です。
一見Toppa!の月額料金だけ見ると、ネット料金が安くなると思いますよね。
しかし、上記の月額料金にはフレッツ光の利用料金は含まれていません。フレッツ光と合計すると、戸建てで6,000円以上、マンションでも5,000円前後かかります。
ここからは実際の利用者の口コミと評判から、くわしくToppa!の実態に迫っていきましょう!
2.口コミ・評判から見えるToppa!のメリット
Toppa!のメリットの口コミを必死に探しましたが、なかなか見つかりません…。
唯一Toppa!のメリットといえそうなのは、プランが豊富に用意されていることです。
このようにToppa!では、利用者のニーズに合わせたさまざまなプランを用意しています。
プラン名 | 月額料金 | サービス内容 |
0円スタートプラン | 0~1,500円※ | 通信量に応じて料金が変化 メールアドレス×1,Toppa! WebMailが利用可能。 |
Newライトプラン | 1,197円 | 常時接続、メールアドレス×1, ホームページ・ディスクスペース100MB、 Toppa! WebMailが利用可能、 |
セーフティ長割プラン | 24ヶ月間980円、 25ヶ月目以降1,312円 | 2年間の月額料金が割引(3年契約) Toppa!セキュリティセット、 メールアドレス×1,Toppa! WebMailが利用可能。 |
充実プラン | 2,780円 | 常時接続、メールアドレス×1,Toppa! WebMail、 らくらくバックアップ、マイルクラブ、 プレミアムTV with U-NEXTホリデープラン(N)、 Toppa!マッハが利用可能。 |
※200MB以下/0円、200MB~1,200MB/934円、1,200MB~/1,500円
たしかにToppa!には多くのプランが用意されていますが、その中身はどれもイマイチです…。
わざわざ光回線を引いているのに通信量を抑える人はいませんし、今どきメールアドレスもクラウド・バックアップも無料で利用できます。
正直にいって、メリットがほとんどないひと昔前のプランがそのままになっている印象です…。
Toppa!のメリットまとめ
- 口コミ・評判を調べてもToppa!のメリットは見つからない
- さまざまなプランが用意されているが、利用価値はあまりない
3.口コミ・評判から見えるToppa!のデメリット
今度はToppa!のデメリットの口コミを調べてみましょう。
メリットと違って、少し調べただけでいろいろと出てきました…。
Toppa!のデメリット1.回線速度がとにかく遅い!
光回線を利用する際に一番気になるのは「回線速度の速さ」。なんとToppa!はその回線速度が激オソなんです。
プロバイダToppa!(トッパ!)の回線速度が遅い、遅すぎる! https://t.co/q2SMwU08aM pic.twitter.com/aykf5Wn81k
— だつえん (@datsuenblog) December 6, 2020
フレッツ光ネクスト IPv4接続 PPPoEの測定結果
プロバイダ: Hi-Bit(Toppa!)
Ping値: 27.73ms
下り速度: 3.89Mbps(かなり遅い)
上り速度: 52.93Mbps(少し速い)https://t.co/9f6IHrNPfG #みんなのネット回線速度動画を拝見している時に、画質を落としても固まりまくるのも納得ですね😩😭
— まろ (@maroichigopooh1) October 18, 2020
友人宅のネットが最弱のクソ回線という噂を聞き調査しに行ったところ、本物のクソ回線だと発覚した。
光回線で上り10Mbps、下り1Mbpsとか機械の故障を疑うレベルだけど、Toppa!とかいうプロバイダが問題だった。
IPv6の契約がされてないとかサイトが超不親切とか色々問題があるけど、酷すぎたな。— utatane (@utatane08) August 30, 2020
Toppa!はNTTのフレッツ光回線を利用しています。NTTのフレッツ光といえば、シェア・信頼性ともに高い光回線です。
ところが、Toppa!をフレッツ光のプロバイダとして利用すると速度が全然出ないとの声が多いんです。
となると、その方の使われている回線の問題があるかもしれませんね。
光回線+有線だとしても、契約しているプロバイダによっては、帯域や速度、通信(P2P)規制などの影響により、NETDUETTOで遅延やロスが発生することが確認されています。
JCOMやBIGLOBE、Toppaの場合はかなり影響が出ます。— むこギター (@mukoguitar) April 29, 2020
せっかくフレッツ光を引いても、速度が出ないのではまったく意味がありません。これだけでもToppa!を利用してはいけない理由として十分でしょう。
Toppa!のデメリット2.料金が高い
100歩ゆずってある程度スピードの遅さを我慢しても、料金が安ければそれでいい人もいますよね。
ところが、Toppa!は回線速度が遅いのにもかかわらず、料金が高いです…。
前の時は俺いない時に電話してきて安くなりますよーで親がプロバイダTOPPAに変えちゃって、結局違約金とか掛かるし別に安くならないし
— Bedes-EX@ふくピ (@bellefrau_PPP) September 18, 2017
Toppa!が電話で勧誘する際には、安心のNTT回線であること、料金が安くなることをうたい文句にしています。しかし、実際はそうではありません。
たしかに、Toppa!の料金だけを見ると安いように見えますが、フレッツ光の使用料金が加わるため実際の月額料金は以下のようになります(Toppa!のプランはすべて Newライトプラン1,197円)。
NTT東日本エリア | NTT西日本エリア | ||
戸建て※1 | マンション※2 | 戸建て※3 | マンション※4 |
6,197円 (5,000円+1,197円) | 5,347円 (4,150円+1,197円) | 6,597円 (5,400円+1,197円) | 4,857円 (3,660円+1,197円) |
※1 フレッツ 光ネクストギガファミリー・スマートタイプ
※2 フレッツ光ネクストギガマンション・スマートタイプ
※3 フレッツ 光ネクストファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼
※4 フレッツ光ネクストマンション・スーパーハイスピードタイプ隼
このように、Toppa!を契約した時の月額料金は戸建てで6,000円以上、マンションでも5,000円前後になってしまいます。
これは、NTTフレッツ光の他のプロバイダを利用した時よりも割高な料金。フレッツ光以外の光サービスまで手を広げて検討すれば、これ以上に安い光サービスはいくつもあります。
回線速度が遅くて、料金も高いToppa!は、利用するメリットはありません。
Toppa!のデメリット3.契約期間が長く、違約金も発生する
電話勧誘を受けてToppa!にしたものの、速度は遅いし料金も安くならないので解約だ!となったとしても、そうは簡単に解約できません。
Toppa!は基本的に契約期間が設定されていて、その期間内の解約には違約金が発生します。
https://twitter.com/okaahyan/status/1076131338040692736
プラン名 | 違約金 |
0円スタートプラン | 5,000円(2年未満) |
Newライトプラン | 4,000円(2年未満) |
セーフティ長割プラン | 10,000円(3年未満) |
充実プラン | 4,000円(3年未満) |
違約金はプランによって違いますが、4,000円以上は確実にかかります。サービスに満足できないで解約しているのに、さらにお金を払うのはいやですよね・・・。
Toppa!のデメリット4.電話勧誘がひどい
Toppa!が利用者を獲得するため行っている電話勧誘は、その勧誘方法があまりにもひどいと口コミでも評判です。
https://twitter.com/sakai_web/status/1329347782746857472
プロバイダ絡みと言えば昔TOPPA!とかいうクソプロバイダがNTTを騙って今お使いのプランより快適な速度でよりお安くインターネットを楽しめるみたいな事言って契約結ばせようとしてきた事があって、今検索してみたら同様の手口で詐欺やってて笑えない
— 景観クラッシャーAzura (@AzuriteMultiple) September 2, 2020
訪問販売の人間に言われるままauひかり回線に加入したしね
言われるままプロバイダはTOPPA入ったしね
こわこわ、今はビッグローブ— ataruman (@ataruman) December 3, 2020
Toppa!は電話勧誘の際に、「NTTから新しいサービスの案内」「NTTの光サービスの割引き」といった、NTTの名前を語って営業することが報告されています。
また、正確な料金をいわずに「今よりも安くなる」などの説明で強引に契約を取ることも指摘されており、2015年に総務省から指導を受けています。
4.【結論】Toppa!はおすすめしない!
これといったメリットがなく、デメリットばかりが報告されているToppa!の利用はおすすめできません!
Toppa!をおすすめできないこれだけの理由
- 光回線なのにネットスピードが激オソ!これだけで利用価値なし!!
- スピードが遅いのに料金だけは高い!
- 契約期間が長い!うかつにお試しもできない!!
他の光回線が圧倒的にお得で満足度も高い!
実はフレッツ光+Toppa!を利用するよりも、他の光回線を選ぶ方が圧倒的にお得で満足度が高いです。
人気のある光回線(ドコモ光・auひかり・NURO光・eo光)と比べてみましょう!
月額料金 | 実際の速度※ | |
Toppa! | 6,597円 | 82.23Mbps |
ドコモ光 | 5,200円 | 213.66Mbps |
auひかり | 5,100円 | 372.23Mbps |
NURO光 | 4,743円 | 456.82Mbps |
eo光 | 4,953円 | 371.7Mbps |
※みんなのネット回線速度を参照
月に500円〜1,800円ほど他の光回線がお得です。しかも実際の速度も3〜6倍ほど速いこともわかります。
これだけ見てもToppa!を契約する必要がないことがわかりますよね。
しかし、光回線の提供会社は数多くありますから、その中から自分にピッタリ合ったサービスを見つけ出すのは大変。どうしたらいいでしょうか?
あなたにピッタリの光回線はコレだ!
光回線を選ぶ際には、サービス内容と料金だけではなく、キャンペーン内容や自分がどこに住んでいるか?どんなスマホキャリアを使っているか?なども深く関わってきます。
そんな複雑なことはめんどくさい?いえいえ、そんなことはありません!
住居タイプ | 戸建て | マンション |
---|---|---|
ドコモを使っている人は | こちら | こちら |
au・格安スマホを使っている人は | こちら | こちら |
ソフトバンクを使っている人は | こちら | こちら |
ユーザーが選ぶべき光回線はこれ!(戸建てタイプ)
携帯の所持台数
~2台までの方
- 住んでいるエリア
関東 ドコモ光がエリア外の場合、
NURO光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
関西 ドコモ光がエリア外の場合、
NURO光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
東海 ドコモ光がエリア外の場合、
NURO光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
沖縄 ドコモ光がエリア外の場合、
auひかり ちゅら
がおすすめです
- 住んでいるエリア
その他 ドコモ光がエリア外の場合、
auひかり
がおすすめです
携帯の所持台数
3台以上の方
携帯の所持台数
1台以上の方
携帯の所持台数
1台の方
- 住んでいるエリア
関東 NURO光がエリア外の場合、
SoftBank光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
関西 NURO光がエリア外の場合、
SoftBank光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
東海 NURO光がエリア外の場合、
SoftBank光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
沖縄 SoftBank光がエリア外の場合、
auひかり ちゅら がおすすめです
携帯の所持台数
2台以上の方
各社のロゴマークをクリックすると、もっともお得な申し込み窓口に移動します(2023年9月更新)
ユーザーが選ぶべき光回線はこれ!(マンションタイプ)
携帯の所持台数 ~2台までの方
- 住んでいるエリア関東
ドコモ光がエリア外の場合、 NURO光 がおすすめです
- 住んでいるエリア関西
ドコモ光がエリア外の場合、 eo光 がおすすめです
- 住んでいるエリア東海
ドコモ光がエリア外の場合、 コミュファ光 がおすすめです
- 住んでいるエリア沖縄
ドコモ光がエリア外の場合、 auひかり ちゅら がおすすめです
- 住んでいるエリアその他
ドコモ光がエリア外の場合、 auひかり がおすすめです
携帯の所持台数 3台以上の方
携帯の所持台数 1台以上の方
携帯の所持台数 1台の方
- 住んでいるエリア関東
NURO光がエリア外の場合、 SoftBank光 がおすすめです
- 住んでいるエリア関西
NURO光がエリア外の場合、 SoftBank光 がおすすめです
- 住んでいるエリア東海
NURO光がエリア外の場合、 SoftBank光 がおすすめです
- 住んでいるエリア沖縄
SoftBank光がエリア外の場合、 auひかり ちゅら がおすすめです
携帯の所持台数 2台以上の方
各社のロゴマークをクリックすると、もっともお得な申し込み窓口に移動します(2023年9月更新)
上の表のロゴをクリックするだけで、2023年10月現在一番おすすめの光回線がわかります。
さらにくわしく知りたい人は、こちらの「光回線37社をプロが比較して、2023年10月のおすすめを解説」の記事を参考にすれば、きっと自分にピッタリの光回線が見つけられます。ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ
回線速度が遅く、月額料金も高いToppa!は、おすすめできない光プロバイダです。
ひと昔前は「光回線=NTTフレッツ光」でした。しかし、現在は光コラボをはじめ、さまざまな事業者が独自の光回線サービスを提供しています。
複数のサービスを比較して自分にピッタリの最適な光回線を選んでくださいね!