
格安SIMに乗り換えるタイミングで「せっかくだから新しいiPhoneを使いたい」と思っていますよね。
iPhoneを用意する方法はいくつかありますが、iPhoneと格安SIMをセット購入することはおすすめしません!
この記事では、「セット購入をおすすめしない3つの理由」について解説した上で、「iPhoneのおすすめの購入方法」を紹介します。
これを読めば、失敗せずにiPhoneで格安SIMデビューができるので、ぜひ参考にしてくださいね。
おすすめの格安SIMは「【2023年10月】格安SIMのおすすめを26社から比較!初めてにはこれ!」で紹介しています。
1.iPhoneのセット購入をおすすめしない3つの理由
格安SIMでiPhoneを使いたいのであれば、iPhoneと格安SIMをセット購入することはおすすめしません!
その理由は3つあります。
ひとつずつ見ていきましょう。
理由1.選べるiPhoneが古く、数も少ない
今までiPhoneを使っていると、なかなかandroidに浮気できませんよね。
しかし、格安SIMでiPhoneをセット購入しようと思っても、選べるのは古いiPhoneだけで、数もかなり少ないんです。
それぞれの格安SIMで購入できるiPhoneとその値段を一覧にしてみました。
UQ mobile | Y!mobile | LNE MOBILE | IIJ mio | OCNモバイルONE | |
iPhone XR [128GB] | − | − | − | − | 78,000円 |
iiPhone XR [64GB] | − | − | − | 62,800円 | 71,000円 |
iPhone XS Max [256GB] | − | − | − | − | 120,000円 |
iPhone XS Max [64GB] | − | − | − | − | 107,000円 |
iPhone XS [256GB] | − | − | − | − | 90,000円 |
iPhone XS [128GB] | − | − | − | 111,120円 | − |
iPhone XS [64GB] | − | − | − | − | 89,000円 |
iPhone 8 [128GB] | − | − | − | − | 57,840円 |
iPhone 8 [64GB] | − | − | 40,000円 | − | − |
iPhone 8 Plus [256GB] | − | − | − | − | 68,000円 |
iPhone 8 Plus [64GB] | − | − | − | − | 60,000円 |
iPhone 7 [128GB] | 36,000円 | 32,400円 | − | 39,800円 | 44,000円 |
iPhone 7 [32GB] | 25,200円 | 23,040円 | − | 34,800円 | 43,000円 |
iPhone 7 Plus [128GB] | − | − | − | − | 52,000円 |
iPhone 7 Plus [32GB] | − | − | − | − | 47,000円 |
※すべて税抜き価格
多くの格安SIMが販売しているのは、主にiPhone7のみ。それよりも新しい機種を取り扱っているのは、OCNモバイルのみです。
iPhone7は2016年に発売された型落ちなので、正直あまりおすすめできません…。
理由2.セットで売っているけど料金が高い
どんなことでも言えますが、別々で購入するよりも、セットで購入した方が安く買えるイメージってありますよね。
でもほとんどの格安SIMでは、セットでiPhoneを購入しても決して安くないんです!
とくにiPhoneX以降は中古しか置いてない上に料金も高いので、わざわざ格安SIMで購入する必要はありません。
ネットで購入できるサイトと比べてみました。
OCNモバイルONE | ネット通販(smama) | |
iPhoneの種類 [容量] | iPhone XR [128GB](中古) | iPhone XR [256GB](中古) |
料金 | 78,000円 | 56,700円 |
ネット通販(smama)でiPhoneXRを購入すれば、OCNモバイルONEよりも2万円以上も安く購入することが可能です。
このような例と同様に、最新のiPhoneになればなるほどネット通販でiPhoneを購入する方がおトクになる傾向があります。
そのため、iPhoneX以降が欲しいなら以下の方法で購入するのがおすすめです。
- 新品で最新のiPhone→AppleStore
- 中古で最新のiPhone→楽天市場などのネット通販
新品ならAppleStoreから、中古でいいならネット通販から、SIMフリーのiPhoneを用意しましょう。
iPhone7ならセットでも格安で購入できる
型落ちのiPhone7は、UQモバイルやワイモバイルだと格安で購入できるため「とにかく料金を抑えてiPhoneを使いたい!」という人は、UQモバイルで購入することがおすすめです。
もし「料金を抑えるよりもコスパを重視したい!」という人は、次の理由3をみていきましょう。
理由3.iPhoneSE(第2世代)のコスパが最強
正直なところ、新品のiPhone7をUQモバイルやワイモバイルで購入するなら、かなり安くで購入することが可能です。
しかし、2020年4月24日に販売されたiPhoneSE(第2世代)の性能の方が優れている上に、最新作とは思えない破格の値段なため、格安SIMを使うならiPhoneSE(第2世代)をAppleで購入することを強くおすすめしています。
少し難しい話ですが、iPhoneSEは、iPhone8のボディにiPhone11と同じ「A13 Bionic」プロセッサを搭載していながら、44,800円からとかなりおトクな価格設定。
「快適な機能を保ちつつ、できるだけ料金を安くする」という点で、格安SIMにiPhoneSE(第2世代)は抜群の相性なんです。
- iPhone SE→AppleStore
以上の3つの理由から、iPhoneと格安SIMをセット購入することはおすすめしません。
2.iPhoneのおすすめの購入方法
新しくiPhoneを用意するなら、AppleStoreかネット通販で購入することをおすすめします。
どちらで購入すべきかわかるように以下にまとめました。
- 新品で最新のiPhone→AppleStore
- 中古で最新のiPhone→楽天市場などのネット通販
新品で最新のiPhone(iPhoneSEも含む)が欲しいならAppleStoreから、それ以外のiPhoneが欲しいなら楽天市場などのネット通販から購入してください。
iPhoneはAppleやネット通販などで購入して、あなたにピッタリの格安SIMと組み合わせて使ってください。
3.目的別おすすめの格安SIM3つ
ここからはあなたにピッタリの格安SIMを紹介します。
格安SIMってどこも同じようなサービスで、自分にとってどの格安SIMを使うべきかわからないですよね。
これから目的別におすすめできる3つの格安SIMを紹介してきますね。
UQモバイル|性能と料金どちらも重視するならコレ
UQモバイルを提供しているUQコミュニケーションズは、auを運営しているKDDIのグループ会社。
格安SIMの通信速度は遅いものが多いですが、auのサブブランドのため、キャリアの速度並みに使うことが可能です。
ネット上の口コミを見ても「通信が速い」「快適!」という声が多く、通信速度にこだわりたい人にも向いています。
性能・料金のどっちをとっても優秀なため、料金を抑えつつ快適にスマホを使いたい人はUQモバイルを選べば間違いありません。
月額料金:¥1,480〜¥2,980(以下、すべて税抜)
データ量:3GB〜10GB
回線:au
通話10分かけ放題:あり(有料|¥700/月)
完全かけ放題:あり(有料|¥1,700/月)
最低利用期間:なし
解約金:0円
割引:家族割、ギガMAX月割
詳細:UQモバイル公式サイト
楽天モバイル|無制限にデータを使いたいならコレ
楽天が提供する楽天モバイルは、従量課金制で使った分だけ料金を支払う仕組みです!
3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、20GB以上で3,278円で、これ以上料金は上がらないので、データの通信制限になるこはなくストレスなく使うことができます。
また、楽天モバイル利用者が楽天市場などでお買い物をすると、1ポイント=1円の価値がある楽天ポイントがザクザク溜まります!
楽天サービスにおけるキャンペーンと併用することで、利用料金を安くすることができるのが楽天モバイルの魅力です。
【楽天モバイルの基本情報】
月額料金:¥1,078〜¥3,278(以下、すべて税込み)
データ量:3GB〜無制限
回線:楽天回線
通話10分かけ放題:あり(楽天Linkを利用すれば無料)
最低利用期間:なし
解約金:0円
割引:家族割
詳細:楽天モバイル公式サイト
LINEMO|シンプルな料金プランの中から選びたいならコレ
「LINEモバイル」は、3GBか20GBの2つからプランを選択できあmす。
使用する回線は3大キャリアの中から選べますが、LINEモバイルの親会社にあたるソフトバンクの回線が比較的安定しています。
今では連絡ツールとして欠かせないLINEを頻繁に使う人や、とにかく安い料金でスマホを持ちたい人はおすすめです。
LINEは無制限で使える
音声SIMを契約すると「LINEデータフリー」が誰でも使えるため、LINEアプリはデータ量を消費せずに使えます。
月額料金:¥990・¥2,728
データ量:3GB・2G0B
回線:docomo・au・SoftBank
通話5分かけ放題:あり(有料|¥550/月)
完全かけ放題:あり(有料|¥1,650/月)
最低利用期間:なし
解約金:1,000円
割引:なし
詳細:LINEモバイル公式サイト
まとめ
新しくiPhoneを用意する場合は、iPhoneと格安SIMをセット購入するのではなく、iPhoneのSIMフリースマホ(今だったらiPhoneSEがコスパがいい)を用意してください。
そのうえで、おすすめしているUQモバイルに乗り換えてみるか、格安SIMを徹底的に比較した記事を見てあなたにピッタリの格安SIMも見つけてくださいね。
補足.今使っているiPhoneはどの格安SIMでも使える
「今使っているiPhoneって格安SIMでも使えるのかな?」「どこの格安SIMならiPhoneを使えるのだろう?」と不安な人もいますよね。
結論からいうと、基本的にiPhoneはどの格安SIMでも使えます。
ただキャリアで購入したiPhoneは、SIMロックがかかったままだと使えない可能性があるため、SIMロックを解除する必要があります。
SIMロックを解除しよう
SIMロックとは、大手キャリアが自社のスマホで他社発行のSIMカードを使えないようにする制限のことです。キャリアからiPhoneを購入すると必ずSIMロックがかかっています。
たとえばauで買ったスマホに、ドコモやソフトバンクのSIMを入れても、ネットや電話は使うことができません。
ただどんなスマホでも、SIMロック解除をすればSIMフリーのiPhoneになり、どこの格安SIMでも使えるようになります。
SIMフリーとは、SIMロックがかかっていないことです。
SIMロックの解除は、無料でカンタンにできるのでSIMロック解除方法からサクっとおわらしちゃいましょう。
SIMロックの解除方法
使っているスマホのまま、格安SIMに乗り換えるときはSIMロックについて知っておく必要があります。
SIMロックとは、大手キャリアが他社発行のSIMカードを、自社のスマホで使えないようにする制限のこと。
どんなスマホでもSIMロック解除をすればSIMフリースマホにするため、どこの格安SIMでも使えるようになります。
そんな、各キャリアのSIMロック解除の手続きはネットからがおすすめです。
店舗や電話からでも可能ですが、ネットから手続きをすると0円でSIMロックを解除できます。
キャリア | SIMロックを解除する方法 |
docomo | SIMロック解除の手続き |
au | SIMロック解除のお手続き |
SoftBank | SIMロック解除 |
どこのキャリアも、スマホを購入してから101日以上経っていればできるので、サクッとSIMロックを解除しちゃいましょう。
手順などの詳細は、それぞれのWebサイトから確認してください。