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「IPv6にするとネットが速くなる」とよく聞きますよね。
フレッツ光は、基本的にIPv6の高速通信が無料で使えます。
ですが、プロバイダによってはそもそもIPv6に対応していなかったり、余計な料金を払うはめになるケースもあります。
この記事では、フレッツ光でIPv6を設定して使えるようになるまでの流れを、どこよりもわかりやすく紹介します。ぜひ参考にしてください。
1.フレッツ光を速くするには、IPv6オプションに申し込もう
フレッツ光の速度をあげるには、IPv6のオプションに申し込む必要があります。
申し込みはネットまたは電話でカンタンにできますが、プロバイダによってサービスの名前が違ったり、別に料金がかかることもあるなど少しややこしいです。
なので、まずは主要なプロバイダでの対応状況をみていきましょう。
フレッツ光より安くて速い光回線はほかにある!
この記事ではフレッツ光でIPv6を使う方法をお伝えしていますが、もし、今のフレッツ光+プロバイダの月額料金が5,500円を超えているなら、ほかの光回線に乗り変えることで年間1万円以上も料金が安くなる可能性があります。
くわしくは、後ほど「IPv6が使える、フレッツ光よりも安い光回線」の章で解説します!
各プロバイダのIPv6サービス一覧
フレッツ光のメジャーなプロバイダ10社の、IPv6サービス対応状況をまとめました。
プロバイダ | IPv6サービスの名称 | 申し込み | かかる月額 |
GMOとくとくBB | v6プラス | 不要 | – |
AsahiNet | IPv6接続機能 | 必要 | – |
@nifty | v6プラス | 必要 | – |
BIGLOBE | IPv6オプション | 必要 | – |
ぷらら | ぷららv6エクスプレス | 必要 | – |
So-net | v6プラス | 必要 | – |
hi-ho | IPv6_IPoE接続サービス | 必要 | – |
OCN | v6アルファ | 必要 | – |
Yahoo!BB | IPv6高速ハイブリッド | 必要 | 513円※ |
BB.excite | BB.exciteコネクト IPoE接続プラン | 必要 | 770円 |
※税込み、光BBユニットレンタル料金として
上記のように、各プロバイダによってさまざまなサービス名称がありますが、内容はほぼ同じものです。
多くのプロバイダでは申し込みが必要で、マイページやプロバイダのサイトから情報を入力すれば、5分ほどで終わります。
もし、BBエキサイトなどIPv6が有料のプロバイダを使っているなら、この機会に、申し込み不要でIPv6が使えるGMOとくとくBBなどに乗り換えるのも手です。
※上記以外のプロバイダの対応状況は、NTT東日本の人はこちら、NTT西日本の人はこちらから調べられます。
ただし、使うには対応したルーターが必要
ただし、IPv6サービスを使うには、IPv6での接続に対応したルーターが必要です。
基本的には、NTT東日本/西日本からレンタルされている、ホームゲートウェイ(ひかり電話対応ルーター)を持っていれば大丈夫です。
それぞれの型番が機器に書いてあるので、まずは使っている機器がIPv6に対応しているか確認してみましょう。
NTTからのレンタル機器を使っていない人は、IPv6(IPoE)に対応した市販のルーターでもOKです。
※ちなみにここで紹介している「v6プラス」などのIPv6サービスは、「IPv4 over IPv6」と「IPoE方式」の両方の接続方式が使えるサービスを指します。速くなる仕組みや接続方法の違いについては、補足でくわしく紹介しています。
2.IPv6を申し込んで設定するまでの3ステップ
それではいよいよ、フレッツ光でIPv6を申し込んで、設定して使うまでの流れを紹介します。
初めてでも、この通りにやれば大丈夫なので安心してくださいね。
ステップ1.プロバイダがIPv6対応か確認して、申し込む
まずは契約しているプロバイダのサイトを開き、IPv6対応か確認しましょう。
多くはマイページからの申し込みになるので、プロバイダのログインIDやパスワード、フレッツ光のお客さま番号(CAFから始まる13桁の数字)を用意しておくとスムーズです。
もしプロバイダがIPv6未対応なら、この機会に乗り換えよう!
もし今のプロバイダのサイトを開いてみて、「IPv6」や「v6プラス」の文字が見当たらなければ、そのプロバイダは未対応なのでIPv6を使うことはできません。
その場合は、GMOとくとくBBや@niftyなどIPv6に対応した別のプロバイダに変更しましょう。
またはこの機会に、光回線自体を乗り換えてしまっても良いかもしれません。おすすめの光回線はこちらを参考にしてください。
申し込み後に、フレッツ光から書類が届くことも
IPv6サービスを申し込むと、NTT東日本/NTT西日本が提供する「フレッツ・v6オプション」にも自動的に加入することになります。各プロバイダが代理で申し込みをしてくれるので手間はありませんが、契約状況によっては、NTTから書類が届くことがあります。
ステップ2.対応したルーターを用意する
次に、IPv6に対応したルーターを用意します。
基本的には、NTT東日本/西日本からレンタルされている、ホームゲートウェイ(ひかり電話対応ルーター)を持っていれば大丈夫です。詳しい型番はこちら
NTTからのレンタル機器を使っていない人は、IPv6(IPoE)に対応した市販のルーターも使えるので、下記サイトなどで確認してみてください。
ステップ3.あとはプロバイダからの連絡を待つ
プロバイダ側でIPv6接続に切り替わると、「IPv6接続が可能になった」というメールが届きます。
基本的には、設定の変更は不要ですが、プロバイダによってはパスワードの再入力が必要だったり、ホームゲートウェイや無線LANルーターの再起動が必要な場合があります。
申し込んでから使えるまでの期間は、速くて数時間〜平均で4日ほどのようです。
IPv6になっているか確認する方法
IPv6で接続できているかどうかは、各プロバイダの接続確認ページか、下記のリンク先でわかります。
クリックすると、下記のような文章が出て、今のあなたの対応状況がわかります。
ピンクでIPv6と表示されていれば、IPv6の接続になっています!
3.IPv6が使える、フレッツ光よりも安い光回線
ここまでは、フレッツ光でIPv6を使う方法をお伝えしてきました。
ですが、ちょっと待ってください!
もし、今のフレッツ光+プロバイダの月額料金が5,500円を超えているなら、ほかの光回線に乗り変えることで年間2万円以上も料金が安くなる可能性があります。
「乗り換えまではめんどくさい…」「乗り換えるほどじゃない」と思っている人こそ、次の料金比較を一度でいいので見てみてください。
フレッツ光とほかの人気光回線との料金比較
じつはフレッツ光の料金は、ほかの光回線よりも高いです。理由はつぎの2つ。
- そもそも月額料金が高い
- スマホ割がない
どれくらい損なのか、ほかの人気のある光回線と比べてみます。
フレッツ光は月額料金が高い
フレッツ光の月額料金は、戸建てで6,270円、マンションで4,785円(税込み)です。
光回線 | ||||
戸建て | 6,270円 | 5,720円 | 5,720円 | 5,610円 |
マンション | 4,785円 | 4,400円 | 4,180円 | 4,180円 |
※フレッツ光はギガスマート割引・2ねん割適用、プロバイダ料So-net1,100円を含む
2年契約の割引をうけていても、フレッツ光は他社より平均で500円ほども高くなってしまいます。2年間使うと、その差は12,000円に!
これらの光回線は、いずれもフレッツ光と同じく最大速度1Gbpsで、IPv6の高速通信ができます。同じスペックの光回線なのに料金が高いと、何だか損をしていると思いませんか?
フレッツ光はスマホ割がない
もう1つ、フレッツ光で損をしてしまう理由は、フレッツ光にはスマホ割がないからです。
ドコモ・au・ソフトバンク、それぞれのスマホ割が受けられる光回線をまとめました。
携帯キャリア | スマホ割の受けられる光回線 | 割引額/月 |
ドコモ光 | △550〜1,100円 | |
auひかり、eo光、コミュファ光、ビッグローブ光、 So-net光プラス、@nifty光など | △550〜1,100円 | |
NURO光、ソフトバンク光 | △550〜1,650円 |
このように、フレッツ光以外の光回線には、各キャリアのスマホ料金が毎月550〜1,100円も安くなる「スマホ割」があります。
光回線は聞いたことのあるものとないものがあると思いますが、いずれも全て、フレッツ光と同じ最大1Gbpsの高速通信ができて、もちろんIPv6も使えます。
たとえば家族4人がauユーザーなら…
たとえば家族4人がauユーザーだとして、フレッツ光を使っていても割引は一円もありません。
ですが、auひかりなどスマホ割の対象になる光回線を使うと、一人1,100円×4人で毎月4,400円が割引になります。
1年間ではなんと5万2,800円の差になるので、もし家族で三大キャリアのスマホを使っているなら、絶対にスマホ割のある光回線に乗り換えたほうがお得です!
住居タイプ | 戸建て | マンション |
---|---|---|
ドコモを使っている人は | こちら | こちら |
au・格安スマホを使っている人は | こちら | こちら |
ソフトバンクを使っている人は | こちら | こちら |
ユーザーが選ぶべき光回線はこれ!(戸建てタイプ)
携帯の所持台数
~2台までの方
- 住んでいるエリア
関東 ドコモ光がエリア外の場合、
NURO光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
関西 ドコモ光がエリア外の場合、
NURO光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
東海 ドコモ光がエリア外の場合、
NURO光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
沖縄 ドコモ光がエリア外の場合、
auひかり ちゅら
がおすすめです
- 住んでいるエリア
その他 ドコモ光がエリア外の場合、
auひかり
がおすすめです
携帯の所持台数
3台以上の方
携帯の所持台数
1台以上の方
携帯の所持台数
1台の方
- 住んでいるエリア
関東 NURO光がエリア外の場合、
SoftBank光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
関西 NURO光がエリア外の場合、
SoftBank光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
東海 NURO光がエリア外の場合、
SoftBank光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
沖縄 SoftBank光がエリア外の場合、
auひかり ちゅら がおすすめです
携帯の所持台数
2台以上の方
各社のロゴマークをクリックすると、もっともお得な申し込み窓口に移動します(2024年1月更新)
ユーザーが選ぶべき光回線はこれ!(マンションタイプ)
携帯の所持台数 ~2台までの方
- 住んでいるエリア関東
ドコモ光がエリア外の場合、 NURO光 がおすすめです
- 住んでいるエリア関西
ドコモ光がエリア外の場合、 eo光 がおすすめです
- 住んでいるエリア東海
ドコモ光がエリア外の場合、 コミュファ光 がおすすめです
- 住んでいるエリア沖縄
ドコモ光がエリア外の場合、 auひかり ちゅら がおすすめです
- 住んでいるエリアその他
ドコモ光がエリア外の場合、 auひかり がおすすめです
携帯の所持台数 3台以上の方
携帯の所持台数 1台以上の方
携帯の所持台数 1台の方
- 住んでいるエリア関東
NURO光がエリア外の場合、 SoftBank光 がおすすめです
- 住んでいるエリア関西
NURO光がエリア外の場合、 SoftBank光 がおすすめです
- 住んでいるエリア東海
NURO光がエリア外の場合、 SoftBank光 がおすすめです
- 住んでいるエリア沖縄
SoftBank光がエリア外の場合、 auひかり ちゅら がおすすめです
携帯の所持台数 2台以上の方
各社のロゴマークをクリックすると、もっともお得な申し込み窓口に移動します(2024年1月更新)
上記の表で当てはまるものをクリックすると、IPv6が使えて、スマホ割がある自分にピッタリの光回線が一発でわかります。
まとめ
フレッツ光でIPv6を使って、ネットの速度を速くする方法をお伝えしました。
申し込みは5分ほどでサクッとできます。しかしせっかく手続きをするなら、この機会にスマホ割のある光回線に乗り換えればグッと出費を減らせます。
お得に契約して、快適なネットライフを過ごしてくださいね!
フレッツ光についてさらにくわしく知りたい人はこちらの記事も参考にしてくださいね。
フレッツ光って何?契約すべきでない3つの理由を徹底解説【2022年版】
補足|IPv6で速度が速くなる理由
さいごに、IPv6にするとどうして速度が速くなるのか、その理由をお話します。
少し長いですが、くわしく知りたい人はぜひ読んでみてください。
- そもそもIPv6だけでは速くならないことも
- IPv6にすると速い接続方式が使える
- 使うなら「IPv4 over Ipv6」が最強!
そもそもIPv6だけでは速くならないことも
「IPv6にすると速い」とお伝えしてきましたが、実は「IPv6」にしただけでは、ネットの速度は速くなるとは限りません。
そもそもIPv6とは、IPアドレスの新しい規格のこと。インターネット・プロトコル・バージョン6の略です。
IPアドレスとは、ネットにつなぐときの住所のようなもので、「12.34.56.78」などのように数字で表されます。そしてIPアドレスの規格には、旧来のIPv4と、新しいIPv6があります。
上記のようにIPv6のほうがアドレスが長く、よりたくさんの人が余裕をもって使えます。ただしIPv6とIPv4はあくまで規格の違いで、それだけでどっちが速いというわけではないんです。
むしろ大事なのは、つぎの接続方式のほうです。
IPv6にすると速い接続方式が使える
接続方式とは、どうやってネットにつなぐかの方法です。
ネットの接続方式には、下記の2種類があります。
- 「PPPoE方式」・・・旧来の方式で混雑しやすく遅い
- 「IPoE方式」・・・最新の方式で混雑することなく速い
PPPoE方式は遅く、IPoE方式は速い
たとえば、高速道路を思い出してみてください。料金を手渡しで払っていた頃は、料金所でたくさんの車がつまってしまうため、スピードが遅くなって渋滞がおきていました。
ですがETCが使えるようになった今は、いちいち止まらなくても良いため、車がスムーズに進みます。
ネットの速度も同じで、従来の「PPPoE方式」ではいちいち料金所(接続ポイント)を通るため遅くなっていましたが、最新の「IPoE方式」なら、それがないのでスイスイ進めます。
【重要なポイント】IPoE方式が使えるのはIPv6だけ!
ただし、このIPoE方式は、IPアドレスがIPv6でないと使えません。2つの接続方式のちがいをまとめると、下記になります。
IPoE方式(最新) | PPPoE方式 | |
最大速度 | 100Gbps | 0.2Gbps |
接続ポイントでの認証 | 不要 | 必要 |
使えるIPアドレス | IPv6のみ | IPv4、IPv6 |
このように、最新のIPoE方式の最大速度は、PPPoE方式のなんと500倍。IPv6でも古いPPPoE方式を使うことはできますが、それだと速度は遅くなってしまいます。
つまり、IPv6だから速いというよりは、最新のIPoE方式を使うから速いんです。
ですがこのIPv6もIPoE方式も、使う機器とプロバイダの両方が対応していないと使えません。ただでさえややこしいのに、自分で調べるのは大変ですよね…。
使うなら「IPv4 over Ipv6」が最強!
ちなみにフレッツ光なら、ただの「IPv6」よりも上位の「IPv4 over IPv6」という最新技術が使えるプロバイダを選ぶのがベストです。
なぜなら、IPv6のみ対応のプロバイダやルーターでは、従来のIPv4にしか対応していないサイトが見られなくなったり、一部のオンラインゲームができなくなってしまったりするから。
その点「IPv4 over IPv6」なら、接続するサイトによって自動でIPv4とIPv6を切り替えてくれるので、一部のサイトやゲームが見られなくなる心配はありません。
なのでフレッツ光を使うなら、「IPv4 over IPv6」と「IPoE方式」の両方が使えるプロバイダを選ぶと快適に使えます。