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Yahoo!Wi-Fiの契約前に知っておくべき3つの注意点

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Yahoo!Wi-Fiは2022年8月31日にサービスを終了しました。

ポケット型WiFiを検討している方はWiMAXをおすすめしますよ!

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1.Yahoo!wifiとは

Yahoo!wifiは、日本で古くからインターネット検索サービス「Yahoo JAPAN」を提供しているヤフー株式会社のポケットWiFiです。

オークションやネットショッピングサービスも提供しているので、使ったことのある人は多いのではないでしょうか。

そんなヤフー株式会社が提供するYahoo!wifiは、ワイモバイルと同じ回線を利用しています。

というのも、ヤフー株式会社はソフトバンクのグループ企業、ワイモバイルはソフトバンクのポケットwifiブランドだからです。同じソフトバンクの回線網を使っているので、通信速度や使えるエリアはワイモバイルと変わりません。

Yahoo!wifiのプランを解説

Yahoo!wifiは公式サイトのトップページにあるとおり、2種類のプランがあります。

ポケットwifi業界最安値級”として宣伝しているプラン「データプラン2ライト」がYahoo!wifiのおすすめプランかと思います。

ただし、以下のポイントに注意してください。

  • 月額が安いのは端末受け取り月から12ヵ月間のみ。それ以降は高くなる。
  • ヤフープレミアム会員でないとこの料金は適用されない。
  • 1カ月に使えるデータ量は5GBまで。それ以降は通信速度が128kbpsになってしまう。

こうした注意点があるので、Yahoo!wifiを使うメリットがあるのは、すでにヤフープレミアム会員で、あまりネットを使わない人ということになります。

ワイモバイルと比べてどうなの?

すでにヤフープレミアム会員の人で、「データプラン2ライト」を契約した場合のみ、ワイモバイルより安く使えます。

「データプラン2」は、月のデータ量が無制限になる”アドバンスオプション”の料金が含まれており、ワイモバイルで契約した場合と料金はほぼ同じです。

ちなみに、Yahoo!wifiは端末代が無料ですが、短期解約した場合その期間に応じて契約解除料がかかります。

ワイモバイルは、端末代の分割払いに相当する額の月額割引があるので、契約している限り端末代はかかりません。こちらも短期解約すると契約解除料に加えて端末代の残りを支払う必要があります。

どちらも、端末代は変わらないと思っておいたほうが良さそうです。

2.Yahoo!wifiで注意すべき3つのポイント

Yahoo!wifiは、ヤフープレミアム会員に入っている人であれば低価格でポケットWiFiを利用できます。

とはいえ以下3つの注意点があるので、私はポケットWiFiの選択肢として、たとえあなたがヤフープレミアム会員だったとしてもおすすめできません。

・無制限プラン(アドバンスモード)のエリアが狭い
・無料で試すことができない
・動画や写真の画質を急に悪くされることがある

ひとつずつ、くわしく説明していきましょう。

注意点1.無制限プラン(アドバンスモード)のエリアが狭い

Yahoo!wifiには、月間通信量を無制限にする「アドバンスモード」というオプション(684円/月)があります。

ポケットwifiの設定画面で、アドバンスモードを選択すれば、月に7GB以上の高速データ通信を行えます。しかし、アドバンスモードの対応エリアはかなり狭いです。

以下の画像は、公式サイトに掲載されているエリアマップをキャプチャしたものです。

Yahoo!wifiの通信制限があるプランは赤色と青色のエリアで使えますが、アドバンスモードは青色のエリアのみ利用可能です。

エリア情報 photo by:エリアマップ

このように、赤色の通常エリアは都市部から山岳部まで広いですが、青色のアドバンスモードエリアは東京や大阪、名古屋の中心部以外でほとんど対応していません。

エリア情報 photo by:エリアマップ

四国や中国地方の山間部にいくと、対応エリアがかなり少なくなりますね・・・。

アドバンスモードエリアは、今後どんどんと広くなっていくものと思われますが、現時点では無制限プランをストレスなく使えるのは限られた人だけになります。

注意点2.無料で試すことができない

Yahoo!wifiは、一度契約すると、たとえ回線がつながりにくかったとしても無料で解約することはできません。

ポケットwifiは、たとえ通信エリアに入っていたとしても、障害物や他の通信機器の影響でつながりにくい場合があります。そんな場合でも、解約するには高額な契約解除料がかかってしまいます。

ちなみにポケットwifiのひとつであるWiMAXは、「Try WiMAX」という2週間実際に端末を無料で使えるサービスがあります。契約前に試せるのは良いですね。

Try WiMAXについては「【実際に試した結果】Try WiMAXの申し込み前に知っておくべき3つの注意点」を参考にしてください。

注意点3.動画や写真の画質を急に悪くされる可能性がある

Yahoo!wifiは、通信量を抑えるため「勝手に」動画や写真の画質を悪くされることがあります。この点について、申し込み画面の「Yahoo! Wi-Fiに関する重要説明事項」の中で以下のように記載されていました。

制限に関する注意点

動画閲覧をともなうサイトでは、各種ファイルの最適化されるとあります。最適化というのは、動画や画像のサイズを小さくするということ、つまり画質が悪くなってしまうということです。

どれくらい悪くなるかについて、Yahoo!wifiのサイトには記載がありません。しかし、同じ回線を使っているワイモバイルでも同様の制限があり、実感できるほど画質が悪くなるという口コミがありました。

この制限は、契約者がネットを使いすぎたという理由ではなく、ワイモバイル側の回線の都合で行われるものです。なので、契約している人にとっては、いつ制限されるのかわかりません。

おそらく、ネットを使う人が多い夜の時間帯に制限がかかる可能性が高いです。

夜のリラックスタイムに、YouTubeで動画を見たり、Netflixで映画を見たりしているとき、急に画質が悪くなったら最悪ですよね。

普通に使っていても突然画質を落とされる可能性があるサービスは、少し不安ですよね。

3.Yahoo!wifiの評判・口コミ

実際にYahoo!wifiを使っている人は、料金やサービスについてどのように評価しているんでしょうか。

ツイッターでYahoo!wifi利用者の口コミや評判を調べてみたところ、残念ながら最近の口コミで良い評判は見つかりませんでした。

むしろ、3年縛りは長すぎる、公式サイトが見にくいなどの口コミが見られました。ただし、これらはあくまでも個人の見解ですので、参考程度にしておきましょう。

結論!Yahoo!wifiはおすすめしない

Yahoo!wifiを実際に使っている人の口コミを調べた結果、あまり良い評判は見られませんでした。

では、どこのポケットwifiならYahoo!wifiよりも快適に使えるんでしょうか。

私がおすすめするのはWiMAXです。WiMAXなら、Yahoo!wifiよりも低価格で利用でき、無制限で使えるエリアも広いです。

4.WiMAXとYahoo!WiFiを徹底比較

ここからは、WiMAXとYahoo!WiFiを徹底的に比較していきます。

主に、以下4つのポイントで比較しています。

  • トータル費用
  • 速度制限
  • 解約時の費用
  • 通信エリア

※WiMAXは、最も安く使えるプロバイダであるGMOとくとくBB、Yahoo!wifiは月間容量制限のないアドバンスオプションを加えた金額で比較しています。

トータル費用

ポケットwifiの料金は、トータル費用で比較するとわかりやすいです。

実質費用とは、月額料金や事務手数料、端末代などの支払い額から、キャッシュバックされる金額を差し引いたものです。

WiMAXは、高額キャッシュバックが魅力のサービス。中でもGMOとくとくBBは業界最高額キャッシュバックを行っており、端末代も無料なので、実質費用がかなり安くなります。

キャッシュバック

Yahoo!wifiでは、高額なキャッシュバックキャンペーンは行われていません。

WiMAX(GMOとくとくBB)は、常に高額なキャッシュバックキャンペーンを実施しています。最新情報は以下のバナーをチェックしてください。

速度制限

Yahoo!wifiでもWiMAXでも、契約しているプランの月間容量(7GB)を超えた場合、月末まで128kbpsに制限されるという点は同じです。無制限プラン(ギガ放題やアドバンスオプション)なら毎月の使用量で制限されることはありません。

3日の使用量に応じた速度制限に関しては、Yahoo!wifiとWiMAXはほぼ同じです。どちらも3日間に10GB以上利用すると、翌日夜の時間帯に制限がかかります。

WiMAX:18時頃から約8時間
Yahoo!wifi:18時頃から約7時間

制限後の速度はどちらも約1Mbps程度。とはいえ、約1Mbpsの速度があればYouTubeの標準画質が視聴できるので、特に不満を感じることはないはずです。

ちなみに、10GBでどれくらい使えるのか、UQコミュニケーションズのサイトではYouTubeの視聴を例に挙げていました。

10GBってどのくらい?|データ量(10GB)の目安

高画質設定でも3日で約13時間見られるので、多くの人にとっては制限を気にすることなくたっぷりネットが使えるはずです。

また、制限後の速度も約1Mbps出るので、サイト閲覧なら問題ないレベルです。これだけの制限のゆるさなら、実質制限なしといっても過言ではないでしょう。

速度制限に関してはどちらもポケットwifiとして優秀です。

解約時の費用

Yahoo!wifiの契約期間は3年、WiMAXは2年と3年があります。契約期間内に解約すると、解約解除料が請求されてしまいます

一体どれくらいの費用がかかるのかを比較してみましょう。

たとえば、契約から1年で解約した場合、それぞれのポケットwifiでは以下の費用が発生します。

WiMAX(GMOとくとくBB):0円
Yahoo!wifi:32,208円

比較すると、WiMAX(GMOとくとくBB)の方が安いです。やむをえず、契約期間内に解約しなければならないとき、少しでも費用が安い方がいいですよね。

通信エリア

公式サイトに載せられている通信エリアマップを、比較しやすいように調整してみました。

エリアマップ比較

Yahoo!wifiとWiMAXを比較すると、通信エリアはYahoo!wifiの方が広いです。しかしYahoo!wifiは、7GBまでしか使えないプランと無制限に使えるプランで使えるエリアが違います。

無制限プランが使えるエリアで比較すると、WiMAXの方が広いです。※Yahoo!wifiは青色の部分のみ

今後、両サービスともエリアが拡大していくはずですが、現時点では無制限プランでYahoo!wifiを選ぶメリットはありません。

結論!ポケットwifiならWiMAXがおすすめ

Yahoo!wifiとWiMAXを徹底的に比較したところ、実質費用が安く、速度制限がかかっても問題なくネットが利用できるのはWiMAXです。

次からは、WiMAXを最安値で契約する方法を解説していきます。

5.最安値でWiMAXを契約する方法

WiMAXは、20社以上のプロバイダがサービスを提供していますが、回線はすべてUQコミュニケーションズが管理しています。どのプロバイダを選んでも、通信速度や速度制限のルール、対応エリアなどに違いはありません。

なので、料金が最も安くなるプロバイダを選びましょう。以下の順に進めていくと、WiMAXを最安値かつ安心して契約できます。

ステップ1.エリアを確認する

エリア確認

WiMAXはワイモバイルよりもおすすめですが、エリア外だとどうしようもありません。

そこで、あなたがネットを利用する予定の自宅や会社が通信エリア内かどうかを最初に調べておきましょう。

エリアの確認はWiMAXの回線元サービスであるUQ WiMAXのエリア確認ページから簡単にできます。「ピンポイントエリア判定」で「○」と表示されれば大丈夫です。

もし判定が「△〜◯」で、つながるかどうか不安な場合は、実際にWiMAX端末を借りて調べられる「Try WiMAXレンタル」というサービスもあります。くわしくは、【実際に試した結果】Try WiMAXの申し込み前に知っておくべき3つの注意点をごらんください。

ステップ2.プロバイダを選ぶ

数あるWiMAXプロバイダの中で、一番実質費用が安くなるのは、GMOとくとくBBで、常にWiMAX最高額のキャッシュバックキャンペーンを行っています。

しかも、最新端末も無料!GMOとくとくBBなら、実質月額3,000円程度でポケットwifiを無制限に利用できます。

ステップ3.WX06を選ぶ

WiMAXおすすめルーターの性能比較表

ルーターは最新機種のWX06がおすすめです。

WX06」をおすすめする理由は以下の3つ

  • WiMAX最新ルーター
  • バッテリーの持ちが良い
  • 室内でもつながりやすい

W06は、2019年1月に発売されたWiMAXの最新ルーター。WiMAXは新機種が1年に1度ペースと、スマホよりも更新頻度が低いので、最新ルーターを選んでおくのがおすすめです。

バッテリーの持ちが良く、しかもWiMAXで苦手とされていた室内での通信を改善したルーターです。

2024年10月現在、WX06を選んでおけば間違いありません。

ステップ4.クレードルは希望しない

クレードルとは、ルーター本体をのせて置くだけで充電ができる充電器のことです。

かんたんに接続できて便利ですが、クレードルがなくても充電できるので、基本的には必要ありません。

もし、PS4やXBOXなどの据え置きゲーム機を持っていれば、クレードルとゲーム機をLANケーブルでつなぐことができます(有線接続)。こうすると、無線よりも通信速度が安定するので、オンラインゲームをよくする人ならクレードルがあったほうが良いかもしれません。

ちなみに、W06にはクレードルがありません。

ステップ5.ギガ放題を選ぶ

WiMAXのプランは、月に7GBまで使える「通常プラン(月額3,609円)」と、容量制限のない「ギガ放題プラン(月額4,263円)」です。ネットをたっぷりと使いたい人にはギガ放題プランがおすすめです。

月に7GBというと、大体以下の通りです。

7GBの目安
メールの送受信:約268万通
ホームページ閲覧:約7,200ページ
動画視聴:約4.5時間
音楽ダウンロード:約255曲

ポイントになるのは、YouTubeやNetflex、huluなどの動画サービスを楽しみたいかどうか。もし、動画サービスに全く興味がないのであれば、「通常プラン」で十分かもしれません。

GMOとくとくBBでは、ギガ放題を選択しても最初の2カ月間は通常プランと同じ料金です。

その間に7GBも使わないと判断した場合は、無料で通常プランに変更できるので、迷ったときは「ギガ放題」を選びましょう。

ステップ7.不要なオプションは解除する

不要なオプション

GMOとくとくBBの契約時に、オプションとして「安心サポート」「Wi-Fi接続サービス」に加入しなければなりません。

安心サポートは、故障したときの修理代が無料になるオプション。Wi-Fi接続サービスは、カフェや駅の公衆無線LANに接続するサービスです。不要な場合は無料期間内に解除できます。

ただし、契約後すぐには解除できないので、端末を受け取った月の翌月にまとめて解除してしまいましょう(翌月までは無料)。

解約時にかかる費用

2024年10月現在、契約解除料は撤廃されています。

3年間の契約期間内に解約する場合、GMOとくとくBBでは以下の契約解除料がかかります。

1カ月目〜24カ月目:24,800円
25カ月目:0円
26カ月目以降:9,500円

GMOとくとくBBは端末代無料なので、解約時に請求されることはありません。

まとめ

Yahoo!wifiは、一見すると低価格で良いポケットwifiに思えます。

ですが、決してポケットwifi最安値ではなく、アドバンスモードのエリアが狭かったり、通信制限のルールがあいまいだったり、という注意点があります。

WiMAXなら、高額キャッシュバックのおかげで実質費用を安く抑えることができ、速度制限がかかっても高画質の動画を見られる速度が保たれます。

ポケットWiFiは家でも外でもネットをたっぷり使うのに便利なサービス。安く利用でき、つながりやすいサービスを選んで、お得に利用しましょう!

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こちらの記事では、ポケットWiFiをさまざまなポイントで徹底的に比較しています。契約前の参考にしてくださいね。

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