ネット回線オタクが教えるWiMAXのデメリット6つ!それでも私がおすすめする理由とは?

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WiMAXについて調べているところですね?

WiMAXとは、家でも外でも使えるモバイルWiFiルーターのひとつで、公式サイトには『超速ネット』とか『たっぷり使える』と書かれています。

スマホのギガ不足でお悩みなら、WiMAXを追加することでたっぷり快適にネットが使えるようになります。

でも、契約前に必ずWiMAXのデメリットについても知っておきましょう。

広告では、注意点が小さい文字で書いてあることが多いです。デメリットに気づかずに契約し、「えっ?WiMAXの月額料金ってこんなに高いの?」とか「思ってたよりもネットが遅い(怒)」と後悔するかもしれません。

そこで今回は、2015年から仕事としてWiMAXに関わっている私が、デメリットについて正直にお話しします。また、それでもWiMAXをおすすめし続ける理由と、デメリットを避けて契約する手順についてもお教えしますね。

最後まで読んでいただくと、あなたにとってWiMAXは契約すベきサービスなのかがきっとわかります。(2019年5月時点)

もくじ

1.契約前に知っておきたいWiMAXの6つのデメリット
  ・料金がわかりにくい
  ・広告の速度なんて出るわけがない
  ・速度制限がある
  ・契約期間が3年と長い
  ・複数人ではネットが遅くなりやすい
  ・余分な荷物が増える

2.それでもWiMAXをおすすめする4つの理由
  ・速度制限がゆるい
  ・他のポケットWiFiよりも安い
  ・契約前に無料で試せる
  ・一人暮らしなら家のネットにも使える

3.デメリットを避けてWiMAXを賢く契約する手順
  ・WiMAXをおすすめしない人
  ・サービスエリアを調べる
  ・安いプロバイダを選ぶ

1.契約前に知っておきたいWiMAXの6つのデメリット

私が考えるWiMAXのデメリットをくわしく説明していきますね。

デメリット1.料金がわかりにくい

WiMAXは、他のモバイルWiFiルーターに比べると、実際に支払う料金がとてもわかりにくい…。

なぜなら、プロバイダ(契約代理店)によって月額料金が契約期間内で1、2回値上がりしたり、キャンペーン内容が違うからです。

一例ですが、次の表に回線元であるUQ WiMAXと、料金の安さで定評のある、カシモWiMAXBroad WiMAXGMOとくとくBBの4つのプロバイダの月額料金をまとめました。

※3社ともギガ放題プラン(無制限)、最新ルーターW06を3年契約する条件で比較。全て税抜き。

オレンジ色の枠で囲ってある金額が、各プロバイダの広告で大きく書かれている月額料金。この部分だけみると、カシモWiMAXが1,380円とダントツに安く見えますよね。

でも実は、1,380円というのは端末を受け取った月と、翌月のみ。それ以降は倍以上に月額料金が跳ね上がります。

つまり、一番安い月額料金だけの広告をパッと見ただけでは、どのプロバイダが安いのか、毎月いくら支払うのかが分からないんです。

契約期間である3年間のトータル料金で比較すると、GMOとくとくBBがカシモWiMAXよりも1万円以上も安くなります。

ちなみに、WiMAXはどのプロバイダから申し込んでも、通信品質(速度・速度制限のルール・通信エリア)は同じなので、1番安く使えるプロバイダを選ぶのがおすすめです。(5月21日時点の最安値は、GMOとくとくBB

また、各社のキャンペーン内容は頻繁に変わりますが、相当前から更新していない解説サイトもあります。

そういった、誤解しやすい広告や、情報が古いサイトがあるので料金が分かりにくいんです。

デメリット2.広告の速度なんて出るわけがない

参照元:UQ WiMAX

WiMAXは、最新ルーターであるW06の広告を見ると最大通信速度が1.2Gbps(1,237Mbps)出るとありますが、そんなに速度が出ることは基本的にありません。

WiMAXに限らず、広告で表示されるネットの通信速度はベストエフォートという『すべての条件がベストならこれくらい出る』という数値なので、参考程度にしておきましょう。

私は大阪市内で定期的に速度を調べていますが、平均速度は約30Mbpsです。

↑条件が良いときは50Mbps以上出ることもあります!

これくらいの速度が出ていれば、動画を観たりネットでミーティングをしたりという通常のインターネットの使い方で不満はありません。

でも、もし「1Gbps出るなら光回線と同じくらい速い」と思って契約していたなら「だまされた」と感じますよね…。

さらに、ネットが快適に使えるかどうかは通信速度だけでなく、ping値が重要です。

ping値とは、こちらからデータを送って返事が帰ってくるまでの時間のことで、数値が少ないほど体感速度が速くなります

WiMAXと光回線、格安SIMそれぞれの平均的なping値は、私が調べたところ次のようになりました。

  • WiMAX :約60
  • 格安SIM:約60
  • 光回線   :約13

WiMAXと格安SIMは同じ程度のping値で、光回線だけがダントツに速いですね。

なので、通信速度が光回線と同じくらいだったとしても、体感ではWiMAXの方が少し遅く感じる可能性があります。

ping値がとくに重要なのは?

動きの早い対戦型のオンラインゲーム(FPSや格闘系など)をする人は、ping値が遅いと勝つのがむずかしくなります。相手の動作がすぐに伝わってこないからです。

スマホゲームならping値が問題になることは少ないですが、PS4やパソコンでPUBGストリートファイター5などをガチでやりたい人にWiMAXは向いていません

デメリット3.速度制限がある

WiMAXには、2つの速度制限のルールがあります。

3日間で10GBの速度制限

まず一つ目は、3日間の通信量(ギガ)が10GBを超えると、翌日夜間の通信速度が約1Mbpsに抑えられるという速度制限があります。

3日間で10GB以上ご利用の場合の速度制限について|UQ コミュニケーションズ

これは、ギガ放題という毎月の通信量に制限のないプランを契約していても同じです。

10GBと言われても、どれくらい使えるのかピンとこないかと思いますが、たとえばYouTubeを観る場合は以下のとおりです。

10GBってどのくらい?|データ量(10GB)の目安

YouTubeを高画質設定にしても、3日間で計13時間視聴できます。

これはあくまでも目安なので、動画の画質や内容によって見られる時間は変わってきます。

au回線で月に7GBの速度制限

2つ目は、au回線(WiMAXの電波が届きにくい郊外や山岳部も広くカバー)が使える『ハイスピードプラスエリア』で月に7GBを超えてしまうと、WiMAX回線に戻しても速度制限がかかったままになります。

なんと月末まで128kbpsに…。この速度になると、Yahoo!のトップページを開くのにも約30秒ほどかかってしまいます。

このモードはほとんど使うことがないので問題はありませんが、この制限を知らずに契約してしまい「だまされた(涙)」と感じる人がいるかもしれません。

でも、後からお話ししますが、ポケットWiFiやモバイルルーターと呼ばれるサービスの中で、この速度制限はかなりゆるいです。

デメリット4.契約期間が3年と長い

WiMAXは、以前ほとんどのプロバイダで2年契約が可能でしたが、今は3年契約が主流になっています。

引越しの際に持っていけるので問題ない人が多いと思いますが、スマホは2年契約が多いので、3年は長すぎると思うかもしれません。

3年以内に解約すると、どのプロバイダも契約解除料(違約金)が必要です。

1~12ヶ月目:19,000円
13~24ヶ月目:14,000円
25ヶ月目以降、契約更新月以外:9,500円
※すべて税抜

ほとんどのプロバイダは上記の契約解除料を支払うだけですが、中にはそれとは別にキャンペーン違約金や端末代の残債を請求されるプロバイダもあるので注意してください。

BIGLOBE:2年以内に解約すると端末代の残債分(800円/月)を支払わなければならない
Broad WiMAX:2年以内の解約でキャンペーン違約金(9,500円)が発生

デメリット5.複数人ではネットが遅くなりやすい

参照元:UQ WiMAX

広告では『家族みんなで快適インターネット!』とありますが、1台のWiMAXで快適にネットができる人数は2人が限界と私は考えます。

なぜなら、先程お話ししたように、WiMAXは3日間の合計データ量が10GBを超えると速度制限にかかるからです。

家族がそれぞれ別の動画を観ていると、あっという間に10GBを超えてしまう恐れがあります。

速度制限がかかると約1Mbpsの通信速度になりますが、その速度で家族全員が快適にネットを使えるかというのは疑問です。

WiMAXは、1台のルーターで最大10台のスマホ、タブレット、パソコンを接続できますが、基本的には1人で使うサービスと思っておいてください。

デメリット6.余分な荷物が増える

WiMAXのルーターは、最新のスマホと同じくらいの大きさです。つまり、WiMAXを使うにはスマホ1台分の荷物が増えるということ。

最近は余分なものを持たないシンプルなスタイルを求める人が増えていると聞きます。

『ときめくもの』だけに囲まれて生活したい人にとって、ルーターを余分に持ち運ばなければならないというのはデメリットかもしれません。

あなたはWiMAXルーターにときめきを感じますか?

ちなみに私はガジェット大好きなので、WiMAXの最新ルーターにときめいています。

2.それでもWiMAXをおすすめする4つの理由

ここまで、WiMAXのさまざまなデメリットを挙げました。

なぜ、私が今でもWiMAXをおすすめして宣伝し続けるのか。その理由を4つ、説明していきますね。

理由1.速度制限がゆるい

デメリットのひとつとしてお話ししたとおり、WiMAXには3日間で10GBを超えると夜間の通信速度が約1Mbpsになるという速度制限があります。

とはいえ、制限のルールは他のポケットWiFiよりもゆるく、YouTubeの高画質でも1日約4時間を見れ、制限時でもYouTubeの標準画質が見られる程度の速度があります。

しかも、制限時間は午後6時から翌朝2時ごろまで。一番ネットを使いたい時間とはいえ、それ以外の時間は制限がかからないというのはメリットです。

この程度の速度制限しかないのは、ポケットWiFiではWiMAXとワイモバイルだけ。

docomoやソフトバンクのポケットWiFiは1ヵ月で使えるギガに限界がありますし、格安SIMだと3日間で1GB以上使うとネットがほぼ使えなくなるほどの制限にかかるプロバイダもあります。

詳細:コスパ最強!無制限で使える最安のポケットwifiはこれだ!

なので、無制限でたっぷり使えるポケットWiFiを選ぶなら、WiMAXかワイモバイルから選ぶことになります。

理由2.他のポケットWiFiよりも安い

WiMAXは、他のポケットWiFiよりも実際にかかる費用を安く抑えられます。なぜかというと以下2つの理由があります。※実質月額については後で説明しますね。

ポケットWiFiを比較して分かった1番おすすめはこれだ【2019年5月版】で各ポケットWiFiについてくわしく解説しています。

端末(ルーター)が0円

他社ポケットWiFiは、端末代が別途必要です。端末代の分割代金に相当する額の割引があるサービスもありますが、最新端末だと約2万円程度は支払わなければなりません。

しかも、支払い期間中に解約すると、残債を一括払いしなければなりません。

一方のWiMAXは、多くのプロバイダで最新ルーターのW06でさえ『完全に無料』なんです。それがWiMAXが安い理由のひとつです。

詳細:WiMAX最新ルーターW06、WX05、W05を比較!おすすめはこれだ

キャンペーンがある

数万円のキャッシュバックがあったり、月額料金が安くなったりするキャンペーンがあるのもWiMAXの安さのヒミツ。

たとえば、最安値であるGMOとくとくBBというプロバイダでは、月額料金が安くなるキャンペーンに加えて5,000円キャッシュバック実施中です。(5月21日時点)

キャンペーンページ:https://gmobb.jp/wimax/waribiki/

詳細:WiMAXの全18種キャンペーン比較で分かった!おすすめランキング最新版

理由3.契約前に無料で試せる

参照元:Try WiMAX

WiMAXには、『Try WiMAX』という、15日間無料で使い心地を試せるサービスがあります。

契約前に自宅や他の場所でWiMAXが本当に使えるのかどうか試せるので、契約してからつながらずに高額の違約金を払って解約するというリスクを避けられます。

このようなサービスを公式で行っているのは、WiMAXのメリットですよね!

詳細:【実際に試した結果】Try WiMAXの申し込み前に知っておくべき3つの注意点

理由4.一人暮らしなら家のネットにも使える

あなたが1人でWiMAXを使う予定なら、自宅で光インターネットを契約せず、WiMAXだけで過ごすことも可能です。

正直なところ、光インターネットの方がWiMAXよりも通信速度が速くて安定する場合が多いです。

でも、光インターネットは開通するまでに1ヵ月ほどかかったり、最初に工事の人が家に来たりするので、それを面倒に思う人もいるかもしれませんね。

WiMAXなら、オンラインで申し込めば最短当日発送。1、2日後には端末が届くので、すぐにネットが使えるようになります。

上の写真にある据え置き型のルーター『Speed Wi-Fi HOME L02』なら、モバイルルーターよりも家の広い範囲にWiFiが届くので、外にWiMAXを持ち出す予定がない人なら、据え置き型をおすすめします。

さらに、引っ越し先がWiMAXのエリア内であれば、そのまま引っ越し先でネットを継続して使うこともできます。

詳細:自宅のWiFiにおすすめ!手軽に使えるホームルーターL02を徹底解説

3.デメリットを避けてWiMAXを賢く契約する手順

WiMAXにはデメリットがあるとはいえ、2019年4月現在、もしあなたがたっぷりネットが使えるポケットWiFiを探しているのであれば、私はまずWiMAXをおすすめします

なので、次にWiMAXのデメリットをうまく避けながら契約する方法を解説していきますね。

WiMAXをオススメしない人

残念ながら、次に当てはまる人は契約自体を考え直したほうが良いかもしれません。

  • 家族で1台のWiMAXを使おうと思っていた人
  • PS4やPCで最新のオンラインゲームをやりたい人
  • 動画をBGM代わりに流しておきたい人
  • モノを増やしたくない人

これらの人は、たとえ工事が面倒でも光回線の契約を考えたほうが良いですね。

逆に、このような人はWiMAXの契約をおすすめします。

  • 家でも外でもたっぷりネットを使いたい
  • 一人暮らしで自宅のネット用に使いたい
  • スマホ代を節約したい

手順1.サービスエリアを調べる

まずはあなたがWiMAXを使いたい場所がサービスエリアに入っているかどうかを調べましょう。

WiMAXはどのプロバイダで契約しても回線は同じです。なので、回線を管理しているUQコミュニケーションズのサイトからエリアチェックしてみてください。

エリア確認ページwww.uqwimax.jp/wimax/area/

エリア確認の方法には、『サービスエリアマップ』と『ピンポイントエリア判定』の2つがあります。

正確に確認したい場合は、入力した住所でエリア確認できるピンポイントエリア判定を使ってください。「◯」「◯~△」「△」「×」で判定してくれます。

判定が「◯」なら契約に進んでも大丈夫です。「×」ならWiMAXをあきらめるしかありません。

問題は、「◯~△」もしくは「△」となった場合。使えるかどうか微妙なラインですね…。

その場合は、『Try WiMAX』を使ってみてください。

Try WiMAXで一度試してみれば、私がデメリットとして挙げた次のポイントも確かめられます。

 ・どのくらい速度がでるのか
 ・速度制限がどのくらいなのか
 ・複数人で使ったときの速度がどうか
 ・ルーターを持ち歩くのが負担になるか

無料で試せる公式サービスは他のポケットWiFiで聞いたことがないので、不安があるならぜひ試してみましょう。

Try WiMAX:https://www.uqwimax.jp/wimax/beginner/trywimax/

手順2.安いプロバイダを選ぶ

どのプロバイダでも通信エリアや速度制限のルールは変わらないので、安く使えるプロバイダを選びましょう。

料金がわかりにくいのはWiMAXの大きなデメリット。実質月額を計算し、基準をそろえてプロバイダを比較するのがおすすめです。

私の計算式
トータル費用=初期費用+(月額料金×36)ーキャッシュバック
実質月額=トータル費用÷36
※初期費用には事務手数料、端末代、初月料金が含まれます。初月料金は半月分でそろえています。

その結果は以下のとおりです。

調べたプロバイダ
GMOとくとくBBBIGLOBEBroad WiMAXSo-netUQ WiMAXDTI@niftyカシモWiMAXヨドバシWiMAXBICWiMAXASAHIネットau
※各プロバイダのデメリットについては、それぞれのリンク先にある記事を参考にしてください。

比較の結果、上記プロバイダの中でWiMAXを最も安く使えるのはGMOとくとくBBとなりました。(5月21日時点)

このプランは、月額料金が最初から安く抑えられています。しかも、以前GMOとくとくBBでキャッシュバックキャンペーンを申し込んだ人でも、こちらのプランなら申し込むことが可能です。

少しでも安くWiMAXを使いたいなら、GMOとくとくBBがおすすめです。

キャンペーンページhttps://gmobb.jp/wimax/waribiki/

まとめ

今回は、WiMAXのデメリットについて私なりの考えをまとめてみました。

WiMAXは決してパーフェクトなサービスではありませんが、安くてたっぷり使えるポケットWiFiであると私は思います。

この記事が、あなたにとってWiMAXを検討する助けになれば幸いです。

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