
※2022年3月現在、そらエネでんきは申し込み多数のため、新規受付を一時的に中止しています。
1.そもそも「そらエネでんき」とは
そらエネでんきは、株式会社スマートテックが提供している新電力サービスです。環境に配慮した太陽光の電気を使用しています。
提供エリア(電力会社)は、東京・東北・中部・関西・中国・九州です。
料金に「燃料調整費」が含まれていないので、市場の燃料価格次第でグッと料金が安くなるのは大きな特徴です。
そらエネでんきの特徴を以下の3つにまとめました。
- 従来の電力会社(東京電力や関西電力)より電気料金が安くなる
- 環境に配慮した太陽光の電力を使える
- 共感する団体に寄付ができる
Twitterを見てみても、ネガティブな評判がほとんどなく、ユーザー満足度が高い電力会社といえます。
2.実際にそらエネでんきに取材しました
評判がいいとはいっても、疑い深い私は、
- どうして料金に「燃料調整費」がないの?
- 参入のきっかけは?
- キャンペーンの予定は?
と、たくさんの疑問が出てきます。
ということで、、、2022年1月。そらエネでんきへ zoomでインタビューをしました!
今回のインタビューを受けてくれた國井さん
突然の依頼にも関わらず、今回ツナガルのインタビューを受けてくれたのは、スマートテックの國井さん。
こころよく迎えてくださりました。國井さんは、そらエネでんきの拡販に携わっているエキスパートです。
少し緊張はしますが、早速、質問タイム!
3.気になるギモンを一気に聞いてみた!

ツナガル編集部
突然のインタビューにも関わらずありがとうございます!今日はよろしくお願いいたします。

そらエネでんき 担当者さま
こちらこそ、ありがとうございます。ぜひ、今日はたくさんそらエネでんきのことを知っていってくださいね。

ツナガル編集部
それでは早速ですが、質問させてもらいます!
新電力へ参入のきっかけは?

ツナガル編集部
そらエネでんきは、2021年にサービス開始と、新電力としての参入としては後発ですよね。
参入のきっかけを教えていただけますか?

そらエネでんき 担当者さま
はい。スマートテックは、以前から太陽光発電の余剰電力の買い取りをしていました。そらエネでんきは、買い取った電気を有効活用したい思いで誕生しました。

ツナガル編集部
なるほど。ちなみに、スマートテックには「スマートでんき」という別の新電力サービスもありますよね。
「そらエネでんき」と「スマートでんき」は、どういった棲み分けをされているのですか?

そらエネでんき 担当者さま
サービスを供給するに至った経緯や、電源構成が違っています。
「スマートでんき」は、以前からあった太陽光や蓄電池などを中心とした電気関連の一環として始まりました。スマートでんきの電源は、市場から買ってきた電気をメインに販売するサービスです。
一方、「そらエネでんき」は、スマートFIT※で買い取った「太陽光のでんき」をメインに販売するサービスです。そらエネでんきは、環境に配慮した電気を、安定してお得な料金で販売できるメドがついたので、販売を開始しました!
※スマートFITとは?
スマートFITとは、スマートテックが提供する太陽光発電の買い取りサービスのこと。
主に、戸建て住宅の太陽光発電を高価買い取りしてくれることで人気のサービスです(2022年1月現在、新規受付を一時的に中止しています)。
「得するプラン」と「寄付するプラン」の加入割合は?

ツナガル編集部
そらエネでんきは、主に2つのプランがありますね。
「得するプラン」と「寄付するプラン」の加入者の割合はどのくらいなのでしょうか?

そらエネでんき 担当者さま
実は、9割以上が「得するプラン」へ加入されている現状です。

ツナガル編集部
ほう、それは意外ですね・・・!

そらエネでんき 担当者さま
はい。今後は寄付先を追加するなど、「寄付するプラン」を強化したい意向です。
現状でも、「寄付するプラン」を選んだ人は、活動報告書から寄付金の使われ方がイメージできる取り組みをしています。今後は、寄付先の団体を増やしたり、他の方法も考えたりしていますよ。
提供エリア拡大の予定はありますか?

ツナガル編集部
提供エリアの拡大予定はありますか?現状の提供エリア(電力会社)は、東京・東北・中部・関西・中国・九州ですね。

そらエネでんき 担当者さま
いいえ。今のところエリアの拡大予定はないですね。
まずは現状の提供エリアで、しっかりサービスを提供していく予定です。
電源構成は?

ツナガル編集部
そらエネでんきは、太陽光の電気を使っていて、環境にやさしいイメージです。電源構成を教えていただいてよいでしょうか?

そらエネでんき 担当者さま
はい。少しわかりづらいのですが、スマートテックの公式サイトに記載があります。
太陽光の電源はトータルで50%以上ですね。

ツナガル編集部
なるほど。世間の電力会社は、電源構成を明らかにしていない電力会社も多いです。たしかに、太陽光の電源をこれだけ使っているのは環境にやさしいといえますね!
料金に「燃料調整費※」がないのはなぜ?
※燃料調整費とは?
参考|一般的な電気料金の内訳
燃料調整費とは、火力発電に用いる燃料(原油、液化天然ガス、石炭)の価格変動を、毎月の電気料金に反映させる仕組みのことです。従来の電力会社(東京電力や関西電力など)をはじめ、ほとんどの電力会社が燃料調整費を取り入れています。

ツナガル編集部
そらエネでんきの大きな特徴として、「燃料調整費」がないことだと思います。なぜそのような料金設定にしたのでしょうか?

そらエネでんき 担当者さま
はい。そらエネでんきは今後、太陽光発電の電源を100%を目指しています。
燃料調整費は、火力発電の取引価格に応じて上下しますよね。今後も太陽光発電の電源をメインで供給していきたい、意思表示の意味合いが大きいですね。
取引価格が上がる状況においては、そらエネでんきは他の電力会社より相対的にお得な選択肢といえます。
キャンペーンの予定は?

ツナガル編集部
今後、キャンペーンを開催する予定はありますか?

そらエネでんき 担当者さま
はい。ユーザーが一定数に達したときに実施する予定です。
順調にいけば今年中できると思うので、楽しみにしていてくださいね。
ツナガルをご覧の人に向けてメッセージ

ツナガル編集部
最後に、ツナガルをご覧の人に向けてメッセージをお願いします。

そらエネでんき 担当者さま
ぜひ「寄付するプラン」に入ってほしいと思います!

ツナガル編集部
それは、どストレートなメッセージですね笑。

そらエネでんき 担当者さま
はい笑。寄付ってどうやればいいかわからない人も多いですよね。コンビニの募金箱や、赤い羽根募金などはありますが、なかなか手が出せていないのではないでしょうか。
「寄付するプラン」であれば、1kWhあたり1円が寄付されます。
たとえば、月300kWhあたりの使用量であれば、月300円が希望の団体に寄付されます。年間でいうと、3,000〜4,000円ほどの寄付金額です。
「寄付するプラン」は、寄付するだけでなく、もちろん電気代も安くなります。社会貢献に少しでも興味がある人は、ぜひ加入を検討してみてくださいね。

ツナガル編集部
「寄付するプラン」への加入をきっかけに、世の中全体にも寄付の輪が広がっていけばいいですね。
本日はお忙しいところありがとうございました。

そらエネでんき 担当者さま
こちらこそ、ありがとうございました!
4.インタビューを終えて
そらエネでんきは、「太陽光の電気100%を目指してやっていく」という力強い意志を感じました。
電気はわたしたちの暮らしに必要不可欠なもの。環境に配慮していて、電気料金もお得になるなら、使わない手はありません。
申し込みは、5分程度でサクッと完了します。この記事をきっかけに興味をもった人は、ぜひそらエネでんきに申し込んでみてくださいね!