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私が、光回線を価格.comから絶対に申し込まない3つの理由【2024年版】

価格.comは、口コミやお得なネット回線を調べられる便利なサイト。

とっても安そうに見えるので、つい価格.com経由で契約したくなりますよね…。実は、以下のような落とし穴があるので注意が必要です

  1. キャッシュバックの受け取り時期が遅い
  2. 工事費やキャンペーンの違約金が別にかかる
  3. スマホセット割が考えられておらず、最安値ではない

この記事では、4年ほど某◯◯カメラで光回線の販売員をしていた私が、「光回線の契約を価格.comからしない方がいい3つの理由」をくわしくお伝えします。

高額キャッシュバックがもらえる窓口をすぐに知りたい人は、「【結論】光回線はほかの窓口から申し込むのがおすすめ」の章から読み進めてください(ページ内を移動します)。

価格.com(価格ドットコム)とは

価格.comは、ネット上にある商品の価格を安い順に掲載しているサイト。

光回線(プロバイダ)のページもあり、人気ランキング形式で「お得な光回線」がわかるようになっています。

価格ドットコム インターネット回線

このように便利なサイトですが、私は、光回線を価格.comから申し込むのはおすすめしません

理由は、次の3つです。

1.キャッシュバックの受け取り時期が遅い
→手続きを忘れるとキャッシュバックが一切もらえない可能性も…

2.工事費やキャンペーンの違約金が別にかかる
→表示されている金額よりも高額な場合もしばしば…

3.スマホセット割が考えられておらず、最安値ではない
→あなたにとって最もお得な光回線と契約できないかも…

それぞれの注意点を、口コミとともにくわしく見ていきましょう。

※そもそも価格.comの安さランキングは、あくまで「価格.comに掲載しているネットショップだけ」のランキングです。価格.comへの掲載は、各ショップが規定料金を店舗情報掲載ページから払うことで行えます。つまり、ネット上の申し込み窓口すべてが載っているわけではないんです。

1.キャッシュバックの受け取り時期が遅い

価格.comは、キャッシュバックの受け取り時期が遅く、さらに受け取り手続きが2回以上に分かれていることも多いです

ほかの窓口からの申し込みでは、開通から2ヶ月〜半年ほどでキャッシュバックがもらえます。

使い始めから受け取りまでの期間が長いと、手続き自体を忘れてしまったり、引越しや解約などでそもそもキャッシュバックが受け取れなくなる可能性もあります。

価格.comのキャッシュバック時期を比較

価格.comでよく紹介されている光回線の、キャッシュバック受け取り時期を比較しました。

 価格.comおすすめの窓口
ソフトバンク光12ヶ月後
(50,000円)
アイネットサポート
2ヶ月後
(41,000円)
auひかり12ヶ月後
24ヶ月後
36ヶ月後
(75,000円)
GMOとくとくBB
12ヶ月後
24ヶ月後
(82,000円)
NURO光36ヶ月後
(66,500円)
公式特設ページ
6ヶ月後
(45,000円)

※料金はすべて税込み

このように、価格ドットコムのキャッシュバック額は高いものの、受け取り時期はおよそ1〜3年後です。

さらに、プロバイダのメールアドレスに届く案内メールを確認して、メールが届いてから約1ヶ月以内に手続きをしないと、キャッシュバックをもらう権利はなくなってしまいます

どんなにキャッシュバックが多い窓口から契約しても、実際にもらえなければ0円です。なのでせっかく契約するなら、できるだけ早く、確実にもらえる窓口がおすすめです。

※後ほど比較しますが、価格.comから契約すると工事費(2〜4万円)が無料にならないため、トータル費用はあまりお得ではありません。

さらに、複数回の手続きは忘れるリスクも高い

価格ドットコム So-net

さらに、価格.comでのキャッシュバックの受け取りは、複数回に分かれることがあり、そのたびに手続きが必要です。

たとえばauひかり(プロバイダSo-net)は、75,000円のキャッシュバックと言っていますが、11ヶ月目/23ヶ月目/35ヶ月目にそれぞれ申請手続きをしないといけません。

いくらトータルのキャッシュバックが多くても、一回でも受け取り忘れてしまうと、お得ではなくなってしまいます

※ちなみにauひかりは、どこから申し込んでもキャッシュバック時期が遅い傾向があります。

2.工事費やキャンペーンの違約金が別にかかる

価格.comから申し込むと、工事費やキャンペーンの違約金が別にかかります。

つまり、実際に払う月額料金や、解約時に払う違約金が、ふつうに契約するよりも高くなってしまうんです…。

どれくらい高くなるか、順に見ていきましょう。

工事費が上乗せされて月額料金が高くなるケース

NURO光 価格ドットコム

価格.comのランキングでも上位を占めるNURO光は、「2,516円/月」と書かれていて、パッと見ると安く感じますよね。

しかし、これはあくまで計算上の実質費用で、実際の月額料金ではないんです。

実質費用とは?

ネット回線の料金でよく見る「実質費用」とは、最低利用期間である2年間の月額料金に、初期費用(工事費+事務手数料)を足して、そこから戻ってくるキャッシュバックを引いた「実際に負担する金額」です。

価格.comで○○円/月と書かれているのは、(月額料金×24+初期費用ーキャッシュバック額)÷24 で計算された、見かけ上の数字です。

実際にいくらかかるかは「月々のお支払い料金イメージ」でチェック!

実際の月額料金がいくらになるかは、ページの下の方にある「月々のお支払い料金イメージ」の部分を見るとわかります。

価格.comからNURO光を契約した場合の、実際の支払い料金は下記の通り。

価格ドットコム NURO光 料金

このように、1年目までは通常よりも安い5,500円ほどで使えますが、2年目(13〜25ヶ月)の月額料金は7,533円と高くなります

これは、工事費分の割引が、最初の1年で終わってしまうためです。

いくらまとまったキャッシュバックがもらえるとはいえ、毎月7,500円は光回線の料金としてはかなり高いですよね…

価格.comはキャンペーンの違約金がかかる

さらに、2年または3年の最低利用期間を待たずに解約した場合、価格.comのキャンペーン違約金と、その光回線の契約解除料を二重で支払わないといけないケースもあります。

たとえば、先ほどのNURO光はどこから契約しても、更新月以外に解約すると、10,450円の契約解除料がかかります。

しかし、価格.comから契約した場合は、さらに3万円の違約金が追加されます

価格.comには、違約金が設定されています。最低利用期間中にNURO 光を退会された場合は、継続利用期間にかかわらず30,000円(不課税)の違約金が必要となります。

価格.com|NURO光

このように、価格.comからの契約は、キャッシュバックが高い分、解約時のリスクも大きくなると覚えておきましょう。

NURO光を申し込むなら、公式の特設ページがおすすめ

ちなみにNURO光の月額料金は、公式の特設ページから3年契約で申し込むともっともお得に使えます。月額料金はずっと5,200円で、工事費割引とキャッシュバックを合わせて99,000円分の特典がもらえます!

3.スマホ割が考えられていないので最安値ではない

実は価格.comは、自分にとって、もっともお得な光回線を選べるわけではありません

2024年3月現在、光回線は、価格の安さだけで選ぶのではなく、スマホのセット割が受けられるものを選ぶとお得に使えます

下記に、ドコモ・au・ソフトバンク、それぞれのスマホ割が受けられる光回線をまとめました。

携帯キャリアスマホ割のある光回線割引額/月
docomoドコモ光▲550〜1,100円
auひかり、eo光、コミュファ光、ビッグローブ光など▲550〜1,100円

NURO光、ソフトバンク光 ▲550〜1,100円

※料金はすべて税込み

この割引額は契約プランによって変わり、スマホ・携帯1台ごとに毎月550〜1,100円、割引が受けられます。割引になるのは、ネット料金ではなく、それぞれのスマホ料金です。

スマホ割のある光回線にするとどれくらいお得なのか、シミュレーションしてみましょう。

※ahamo/povo/LINEMOは、スマホ割の対象外です。格安スマホの人におすすめのネットは、次のもっともお得な光回線の章で紹介します。

たとえば、ドコモのスマホ・携帯を使っている場合

家族4人でドコモのスマホ・携帯を使っているなら、ドコモ光を使うのがもっともお得です。

1ヶ月あたりの通信費(ネット・スマホの料金)を、価格.comのランキングでもよく見る、おてがる光と比較してみます。

内訳ドコモ光おてがる光
ネットの月額料金5,720円4,708円
家族4人のスマホ料金22,000円22,000円
スマホ割▲4,400円なし
総額23,320円26,708円

※料金はすべて税込み
※スマホはギガライトで毎月3〜5GB使う場合

このように、ネットの月額料金はおてがる光の方が1,000円安いですが、ドコモ光にするとスマホ割が最大4,400円も受けられるので、トータルの通信費は毎月3,000円以上安くなります

家族4人で上記の割引を受け続けると、なんと2年間で8万円以上もお得になるんです!

月額料金が安いからといって、それがもっともお得とは限りません。なので光回線を選ぶなら、通信費(ネット・スマホ)がトータルでもっともお得になるものを選びましょう

※このスマホ割は、離れて住む両親や子供など、同居していない家族も申請すれば適用されます。

【結論】光回線はほかの窓口から申し込むのがおすすめ!

ここまでをまとめると、価格.comからの申し込みは、下記の3つのリスクがあるためおすすめしません

  • キャッシュバック時期が遅く忘れてしまう
  • 月額料金や解約金が高くなる
  • スマホ割を含めると最安値ではない

なので光回線は、自分に合ったものを選んで、できるだけ多くの特典・キャッシュバックが早くもらえるほかの窓口から申し込むのがおすすめです!

※ただし、価格.comも計算上はお得なケースもあるので、絶対に手続きを忘れない自信のある人や、もし損をしても構わない人はチャレンジしてみてもいいかもしれません。

もっともお得な光回線は、スマホ×地域で選ぼう

そしてもっともお得な光回線は、使っているスマホと、住んでいる地域から選ぶと失敗しません。

2024年3月現在、スマホごとにセット割がある光回線と、6ヶ月以内に高額キャッシュバックがもらえる申し込み窓口をまとめました。

(表のロゴをクリックすると、もっともお得な申し込みページに飛びます)

利用スマホ住んでいるエリアお得に使える光回線
(キャッシュバック内容)
ドコモ全国(38,000円)
au近畿(41,016円)
東海(65,000円)
四国(30,000円)
沖縄(40,000円)
上記以外(82,000円)
ソフトバンク北海道・関東・東海・関西・中国・九州(45,000円)
上記以外(41,000円)

※料金はすべて税込み

いずれの申し込み窓口も、価格.comと同じくらいか、それ以上にお得な特典・キャッシュバックが半年以内にもらえます

さらに工事費(2〜4万円)も実質無料になるので、毎月の支払額が途中から高くなることもありません。

格安スマホの人は、地域最安値の光回線を選ぼう

光回線・プロバイダの最安値エリア比較

また、ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイル・それ以外の格安スマホを使っている人は、地域ごとに総額の安い光回線を使うのがおすすめです。

もっとも安い光回線住んでいるエリア
北海道(札幌市周辺)
関東、東海、近畿
岡山県、広島県、福岡県、佐賀県
和歌山県、福井県
四国
沖縄
上記以外

格安スマホとのセット割がある光回線もありますが、いずれも工事費が無料にならず、トータルの料金は高くなってしまうから。

まとめ

価格.comからの申し込みは、キャッシュバックの受け取りが難しかったり、月額料金や解約金がより高くなるリスクもあるためおすすめしません。

ネット回線を申し込むなら、スマホ割のある光回線を選んで、ほかの窓口から契約する方がお得に使えます。

最新のキャンペーン情報や、光回線の本当の安さランキングを知りたい人は、元販売員が光回線55社を比較!2024年3月あなたにおすすめが分かるの記事も参照してくださいね。

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