
契約期間の縛りなし・大容量だと知って、モナWiFiが気になっていませんか?
たしかに一見よさそうに思えますが、実は「突然制限がかかる」「壊してしまうと弁償金を請求される」といったリスクがあり・・・
元ネット回線販売員の私としては、モナWiFiをおすすめしないと結論づけました。
この記事では、ユーザーからの評判・口コミも紹介し、モナWiFiをおすすめしない理由をわかりやすく解説しています。
より優れたサービスもわかるので、ぜひ一読ください!(当記事は税込表記です)
1.モナWiFiとは
まずは、モナWiFiの基本情報を見ていきましょう。
モナWiFiの基本情報 | |
データ容量 | 1日10GB |
最大通信速度 (下り) | 150Mbps |
エリア | SoftBank |
端末 | GlocalMe U2 |
月額料金 | 5,606円 |
契約期間 | なし |
配送 | 最短即日発送 |
運営会社 | 株式会社リンクアップ |
モナWiFiは契約期間の縛りがなく、解約金0円でいつでも解約できるポケット型WiFiです。
以下、プランについてくわしく解説していきます。手っ取り早くおすすめしない理由を知りたい人は、こちらからご覧ください。
クラウドSIMルータープランが人気
モナWiFiには、人気のクラウドSIMルータープランを含めた3つのプランがあります。
- クラウドSIMルータープラン:クラウドSIMルーターをレンタルする
- レンタルSIM:SIMのみレンタルする
- ルーター付レンタル:「SIM+ルーター」をレンタルする
各プランのデータ容量・料金をまとめました。
←(左右にスクロールできます)→
プラン | クラウドSIMルータープラン | レンタルSIM | ルーター付レンタル | |
50GBプラン | 超大容量プラン | |||
データ容量 | 1日10GB (実質月間300GB) | 月間100GB | 月間50GB | 月間100GB |
月額料金 | 5,606円 | 3,850円 | 3,828円 | 6,028円 |
この記事では、モナWiFiのプランの中でもっともたくさん使えて料金も比較的安い「クラウドSIMルータープラン」について解説します。
ちなみに「レンタルSIM」プランのみ自分でルーターを用意する必要があり、手間・費用がかかるので注意してください。
2.評判・口コミからわかった!モナWiFiをおすすめしない理由4つ
ここからは、モナWiFiをおすすめしない4つの理由を見ていきましょう。
- 理由1.いつ通信障害が起こるかわからない
- 理由2.速度が遅い
- 理由3.端末を破損・紛失してしまうと高額な請求をされる
- 理由4.サポートの対応が遅い
評判・口コミはないものの、知っておくべきポイントについては、ネット回線プロの私が補足解説しています!
理由1.いつ通信障害が起こるかわからない
モナWiFIは、いつ通信障害が起こるかわからない不安定なサービスです。
モナwifiさっきよりマシになりました(笑)
通信障害レベルですね pic.twitter.com/fiwwC9JHvl— 武蔵 (@0POCxQ14GeIjXTk) July 29, 2020
2019年3月頃から、クラウドSIMという技術を使い「完全無制限で使える」とうたっていたポケット型WiFiが、次々に通信障害を起こしました。
その結果ユーザーのプランに勝手に制限をつけたり、サービス自体を終了し、何万人もの批判・苦情が集まりました。
モナWiFiもクラウドSIMを使っているので、突然制限にかかったり、プラン内容が勝手に変更されたりする恐れがあり、おすすめできません。
理由2.速度が遅い
「性能がよければなんでもいい」と思う人もいるかもしれませんが、残念ながらモナWiFiは速度も遅いのが現状です。
モナwifi 100GB 3000円にしたけど速度遅い。
下り5Mbps
ソフトバンク回線提携ならFuji wifiくらい出て欲しい。
このところ会員激増してるらしい#モナwifi— ❀熊男@^(工)^)椎茸農家 (@reizokMan) August 30, 2019
以下、代表的なポケット型WiFi「WiMAX」と比較してみました。
モナWiFi | WiMAX | |
最大通信速度(下り) | 150Mbps | 3,900Mbps |
公式サイトで記載されている最大通信速度は、あくまでも「最大」です。実際には10分の1の速度も出ません。
なのでモナWiFiの実際の速度は、速くても15Mbpsほどだと見積もっておけば余裕を持って選べます。
上の画像は、ネットサービスごとに必要な速度をまとめたものです。「必要な速度」よりも速い速度が出るとサクサク使えるので、20Mbpsは出て欲しいところ。
ですがモナWiFiは速くても15Mbpsです。たくさんの人が使う時間帯には速度が落ちるので、動画サービスも再生に時間がかかってしまう、途中で止まってしまうかもしれません。
理由3.端末を破損・紛失してしまうと高額な請求をされる
モナWiFiはレンタルサービスなので、解約時に端末を返却しなければなりません。それまでに破損・紛失してしまうと高額な弁償金がかかります。
弁償金 | 通常時 | MONAセーフ加入時 |
端末 | 22,000円 | 0円 |
SIM再発行手数料 | 4,400円 | 4,400円 |
バッテリー | 5,500円 | 0円 |
合計 | 31,900円 | 4,400円+550円/月 |
上記が弁償金の内容です。通常、SIM・バッテリーは端末の中に入っているので、端末を破損・紛失すると31,900円も請求されてしまいます。
たとえ月額550円の保証サービス「MONAセーフ」に加入していても、SIM再発行手数料4,400円は払う必要があります。
WiMAXなど「端末は無料でプレゼント」のサービスもあるなか、こういったリスクがあるモナWiFiはおすすめしません!
理由4.サポートの対応が遅い
先述のようにモナWiFiは、制限がかかるといったトラブルが起こるかもしれません。それにも関わらず、サポート体制は整っていないようです。
#モナwifi
モナwifiを申し込んだが3営業日過ぎても端末届かず。メールを送って問い合わせてもなしのつぶて。急ぎの人はどうしているのだろう?支払いは即日引き落とされているのに。しかるべき機関に相談するしかないか。— QtaroandOjiro (@qtaroand) May 17, 2020
モナwifi連絡つかない!
何度も問い合わせしても返答無し!解約出来ないゾー
どうしたら解約出来るのかな?
このままだと余計な料金引き落としになる!#モナwifi— ペラー金 (@peruchan41722) November 20, 2019
現に「商品が届かない」「解約ができない」といったトラブルが起きていることにも驚きですが、その対応が遅いという口コミがたくさんありました。
モナWiFi | WiMAX | |
問い合わせ窓口 | 問い合わせフォームのみ | 電話・メール 全国のauショップ |
モナWiFiの窓口は、公式サイトの問い合わせフォームだけです。困ったときにさまざまな方法で相談できるWiMAXをおすすめします!
3.結論!モナWiFiよりもおすすめなポケット型WiFiはこれ
2023年10月現在、もっともユーザー数が多く、サービス内容も優れていて、総合的におすすめできるポケット型WiFiは「WiMAX」です。
モナWiFiとWiMAXをそれぞれ、月間でもっとも多くデータが使えるプランをまとめました。
モナWiFi | WiMAX | |
プラン | クラウドSIMルータープラン | ギガ放題プラン |
データ容量 | 1日10GB | 実質無制限 |
最大通信速度(下り) | 150Mbps | 3,900Mbps |
制限中の速度 | 0.128Mbps | 不明 |
実質月額料金 | 5,606円 | 4,238円 |
契約期間 | なし | 2年 |
配送 | 最短当日発送 | |
問い合わせ窓口 | 問い合わせフォームのみ | 電話・メール 全国のauショップ |
運営会社 | 株式会社リンクアップ | 株式会社GMOインターネット |
WiMAXは、10年以上も安定したサービスを提供し続けていて、累計3,500万人以上のユーザーがいる「ポケット型WiFiの代表格」です。
「GMOとくとくBB」という窓口から申し込むと、最安で手に入れられます。
高速通信ができ、実質無制限で使えるので、ポケット型WiFiを検討しているすべての人におすすめできます。
モナWiFi以外のサービスとも総合的に比較したい人は、騙されるな!ポケット型WiFi全32社を比較した結果…おすすめはコレだを参考にしてください。
モナWiFiよりもWiMAXの方が解約しやすい
「WiMAXは3年契約がいやだな・・・」という人もいるでしょうが、実は1年以降であればモナWiFiよりもおトクに解約できるんです。
以下に、使用期間ごとのトータルコスト(解約金も含めた)をまとめました。
モナWiFi | WiMAX (GMOとくとくBB) | ||
契約期間 | なし | 2年 | |
更新月以外の解約金 | 0円 | 0円 | |
トータルコスト (解約金込み) | 半年 | 41,536円 | 54,813円 |
1年 | 77,572円 | 52,017円 | |
2年 | 139,348円 | 104,025円 | |
3年 | 201,124円 | 156,803円 | |
キャッシュバック | なし | 25,500円 |
1年以内に解約するならモナWiFiがおトクですが、長期間使うなら、どのタイミングで解約してもWiMAX(GMOとくとくBB)の方が安いです。
契約期間に縛りがあっても、端末代が無料&キャッシュバックキャンペーンがあるので安くなるんです。
はっきり言ってモナWiFiをあえて買うメリットはほとんどありません。WiMAXを、GMOとくとくBBから申し込みましょう。
まとめ
今回はモナWiFiを徹底分析して、おすすめできない4つの理由を解説しました。
- いつ通信障害が起こるかわからない
- 速度が遅い
- 端末を破損・紛失してしまうと高額な請求をされる
- サポートの対応が遅い
モナWiFiよりも、上記のすべてをカバーしているWiMAXの方がおすすめできます。
この記事があなたのより良い通信環境をつくるための参考になれば幸いです。