どの蛇口直結型浄水器を購入すべきか迷っていますか。
浄水器本体の価格だけを重視して選んでしまうと、使い続けていくうちに使い勝手が悪くなってしまいます。
満足できる浄水器を購入するために、蛇口直結型浄水器を選ぶポイントを把握してから選ぶことが重要です。
本記事では、蛇口直結型浄水器を選ぶポイントを分かりやすく解説しています。
さらに、蛇口直結型のおすすめ機種10選を紹介しているので、あなたにあった浄水器を見つけることが可能です。
また、蛇口直結型浄水器に関する以下についても記載しています。
- 蛇口直結型浄水器の基本知識
- 蛇口直結型浄水器のメリット
- 蛇口直結型浄水器の注意点
読み終えるころには蛇口直結型浄水器への知識が深まり、自信をもって浄水器を選べるようになっていますよ。
本記事を読まれている方には、こちらの記事『【2023年最新】プロが選ぶおすすめの浄水器10選|選ぶポイントや種類を徹底解説』も人気です!
- 自分にあった浄水器を選ぶポイント
- 浄水器の種類について
- 種類ごとのおすすめ機種
以上の内容を知りたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.まずは基本知識!蛇口直結型浄水器とは
蛇口直結型浄水器とは、自宅の蛇口の先端に取り付けるタイプの浄水器のことです。
蛇口に直接取り付けるので、蛇口をひねるとすぐに浄水を使用できることが蛇口直結型最大のメリットと言えるでしょう。
飲用だけではなく、お米や野菜洗いなど料理にも浄水を使用したい人におすすめです。
また、コンパクトな形状のものが多いので、シンク周りで邪魔になりません。
初期費用も安いので、浄水器を試してみたい人や一人暮らしの人も気軽に始められます。
蛇口直結型の特徴
蛇口直結型浄水器の特徴として、まず形状のコンパクトさが挙げられます。
大人の手のひらに乗るくらいの大きさなので、スペースを取りません。
部屋の広さに左右されず使うことができるのは、蛇口直結型の浄水器が持つ特徴であり、メリットです。
ほかにも、初期費用が安く済む点も特徴と言えるでしょう。
低価格の機種であれば、3,000円前後から購入可能です。
また、カートリッジも交換頻度の少ないものを選ぶことで年間維持費を安く抑えることができます。
コンパクトかつ安価でありながら、浄水能力が高い点も蛇口直結型の優れた特徴の1つです。
家庭用品品質表示法で定められている塩素やトリハロメタンなどの有害物質13項目の除去はもちろん、機種によっては17項目や19項目の除去が可能なものまで登場しています。
蛇口直結型の特徴をまとめると、以下のとおりです。
- コンパクトな形状
- 初期費用が安い
- 維持費が安い
- 浄水能力が高い
蛇口直結型は、比較的安い費用で安心してきれいな水を飲みたい人におすすめの浄水器です。
2.要必見!蛇口直結型浄水器のメリットと注意点とは
蛇口直結型は省スペースで利用でき、費用も抑えられるので気軽に浄水器の利用を始められます。
さらに、浄水能力も高いので、水道水のなかの除去すべき物質を取り除くことが可能です。
とても使い勝手のよさそうな蛇口直結型ですが、実は注意点も存在します。
ライフスタイルや浄水器の導入目的、さらに自宅の水栓の形状により蛇口直結型が合わない人もいるのです。
蛇口直結型があなたにとって使い勝手のよい浄水器かどうかをチェックしてみましょう。
蛇口直結型があっていると感じた人は厳選10選!蛇口直結型浄水器のおすすめ人気機種からおすすめの機種をご覧ください。
ここでは、蛇口直結型のメリットと注意点、おすすめな人について解説します。
蛇口直結型浄水器のメリット
蛇口直結型浄水器には4つのメリットがあります。
- 初期費用が安い
- 取り付けが簡単
- 省スペース
- 料理にも使える
4つのメリットを知ることで、蛇口直結型浄水器が普段の生活でどれくらい便利になるのかをイメージできますよ。
各メリットについて1つずつ詳しく見ていきます。
メリット1.初期費用が安い
蛇口直結型の浄水器は初期費用が安いので、気軽に始められる点がメリットです。
蛇口直結型の浄水器は、3,000円~10,000円ほどで購入できます。
大きなフィルターを搭載した据え置き型や工事をしてシンクに浄水専用の水栓を設置するビルトイン型の浄水器に比べると、とても安価です。
また、初期費用を安く抑えられる浄水器にポット型がありますが、ポット型はカートリッジの交換頻度が高いため維持費も高くなってしまします。
一方、蛇口直結型はカートリッジの交換頻度が低く、維持費を安く抑えられるのです。
初期費用と維持費を安く利用できることが、蛇口直結型の最大のメリットと言えるでしょう。
メリット2.取り付けが簡単
蛇口直結型は自分で取り付けることができます。
大半の蛇口直結型では、特別な工具も必要なく付属の固定具を使うだけで取り付けが可能です。
対してビルトイン型は、工事の日取りを決め設置日には立ち合いするために予定を空けるなど、時間と手間がかかります。
購入してすぐに利用でき設置も簡単な蛇口直結型は、浄水器が手元に届いた日にすぐスタートできる点がメリットです。
メリット3.省スペース
蛇口直結型は形状がコンパクトです。
大人の手のひらよりも小さいサイズ感の浄水器を、蛇口の先端に取り付けて利用するので置き場所に困ることはありません。
一方、シンクに浄水器を置いて利用するタイプの据え置き型は高さ30~40cm、幅20cm、奥行14cmほどと、蛇口直結型より大きいです。
シンク周りのスペースを占領することになるため、シンク周りにあまり物を置きたくない人や、キッチンが狭い人には向きません。
キッチンやシンクなど、住宅事情を気にせず取り付けできることも、蛇口直結型浄水器の大きなメリットです。
メリット4.料理にも使える
蛇口直結型は飲用だけではなく、料理や洗米のときにも使い勝手がよいですよ。
蛇口をひねるだけで浄水がでるので、お米や野菜をきれいな水で洗うことができます。
蛇口直結型と同じく初期費用を安く始められるポット型は、ポットの容量分のみしか浄水を貯めておくことができません。
そのため、大量に浄水を使うには不向きで、飲用メインでの利用となります。
浄水の残量を気にせずに蛇口からそのまま浄水を利用できることは、蛇口直結型のメリットの1つです。
蛇口直結型浄水器の注意点
蛇口直結型の注意点は次の2つです。
- 取り付けできない水栓もある
- 機種によりカートリッジの交換頻度が高い
注意点は、購入後の後悔につながってしまうポイントなのでしっかりチェックしておきたいですね。
蛇口直結型の注意点について1つずつ見ていきましょう。
注意点1.取り付けできない水栓もある
蛇口の形状により、蛇口直結型浄水器を取り付けできないことがあります。
浄水器が蛇口の形状に合わないと、使用することができません。
購入前に自宅の水栓が取り付け可能かどうか、必ず確認しましょう。
各メーカーごとの取り付け不可水栓は、以下のとおりです。
- 先端部が10mm以下
- 先端の形状が特殊なもの
- シャワー付蛇口
- 浄水器付水栓
- センサー付蛇口
- 変形水栓
- 先端の下がりが15mm以下
- 22mm以外の泡沫キャップ
- シャワー付蛇口
- 蛇口の直径が13mm未満もしくは25mm以上
- 角型やだ円などの変形蛇口
- センサー付蛇口
- 先端の下がりが10mm未満
- 蛇口の直径が13mm未満もしくは24mm以上
- ハンドシャワー蛇口
- シャワー蛇口
- センサー蛇口
- 四角などの変形蛇口
自宅の蛇口が取り付け不可なのか分からない場合は、メーカーに一度確認することをおすすめします。
注意点2.機種によりカートリッジの交換頻度が高い
蛇口直結型のメリットに維持費の安さが挙げられます。
しかし、それは交換頻度が6ヵ月や1年と、使用期間が長い機種を選んだ場合であり、すべての蛇口直結型が当てはまるわけではありません。
交換頻度が2ヵ月や3ヵ月の短い機種の場合、維持費が高くなってしまいます。
蛇口直結型の2機種を例に挙げて維持費を計算してみました。
機種名 | 交換頻度 | 定価 | 年間維持費 |
パナソニック 浄水器 TK-CJ12 | 1年 | 7,678円 | 7,678円 |
三菱ケミカル CSPシリーズ CSP901 | 3ヵ月 | 5,170円 | 20,680円 |
パナソニック浄水器 TK-CJ12のほうが、13,002円も安く利用できるのです。
また、交換頻度が高いとカートリッジを交換する手間もかかっていまいます。
少しでも維持費を抑えたい人は購入前にカートリッジの交換頻度を確認し、年間維持費がどのくらいかかるのかを計算するようにしましょう。
3.確認しておこう!蛇口直結型浄水器がおすすめな人
蛇口直結型がおすすめな人は次のような人です。
- 手軽に浄水器を導入したい人
- 費用を安く抑えたい人
- 料理にも浄水を使いたい人
- キッチンが狭い人
浄水器本体の費用と維持費が安いので、浄水器を試してみたい人にこそおすすめです。
取り付けを自分ひとりで簡単に行えるため、始めたいときにいつでも始められる気軽さも魅力ですよ。
浄水器のある生活を始めたいけれど、躊躇している人は蛇口直結型の浄水器から始めてみましょう。
4.知っておきたい!蛇口直結型浄水器を選ぶポイント
蛇口の先端に取り付けるタイプの浄水器を蛇口直結型と分類していますが、メーカーや機種により特徴が異なります。
あなたの浄水器導入の目的やライフスタイルにあった機種を選ぶことで、浄水器のある生活がさらに快適なものになりますよ。
一方、希望にあわない機種を選んでしまうと「使いにくい」という結果になってしまうこともあるでしょう。
選ぶポイントを理解することで、数ある機種の中から比較し、自分にあった浄水器を選択することができますよ。
ここでは蛇口直結型浄水器を選ぶ4つのポイントについて解説します。
- カートリッジの交換頻度
- フィルターの種類
- 液晶画面の有無
- 浄水器適合マーク
ポイントごとに詳しく見ていきましょう。
ポイント1.カートリッジの交換頻度
蛇口直結型は機種により、カートリッジの交換頻度が異なります。
カートリッジを交換するときにかかる費用が維持費となるため、維持費を抑えたい人は交換頻度で選びましょう。
もっとも交換頻度が低いのがパナソニックTK-CJ12で1年、もっとも高いものが東レのMK307MXで2ヶ月です。
4つの機種を例に挙げてみました。
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機種名 | パナソニック TK-CJ12 | パナソニック TK-CJ23 | 東レ MK207SLX | 東レ MK307MX |
イメージ | ||||
カートリッジ交換頻度 | 1年 | 6ヵ月 | 5ヵ月 | 2ヵ月 |
浄水器を導入するうえで、費用の安さをもっとも重視している人はカートリッジの交換頻度が低いものを選ぶようにしましょう。
ポイント2.ろ材の種類
水道水の匂いや、水道管の劣化が気になる人はろ材の種類にこだわって浄水器を選ぶことをおすすめします。
浄水器のカートリッジには、物質をろ過するためのフィルターが搭載されています。
そのフィルターに使われているのが「ろ材」です。
蛇口直結型浄水器で主に使用されているろ材は、次の5つです。
- 活性炭
- 不織布
- セラミック
- 中空糸膜
- イオン交換体
ろ材は種類ごとに除去できる物質が異なります。
ろ材の種類 | 除去できる物質 |
活性炭 | 塩素/カルキ臭/カビ臭/トリハロメタン |
不織布 | 赤サビ/濁り/カビ/一般細菌 |
セラミック | 細菌類/カビ |
中空糸膜 | 雑菌/赤サビ |
イオン交換体 | 鉛 |
上記を参考に、水道水の具体的な悩みを解決するろ材が使用された浄水器を選ぶとよいですね。
たとえば、自宅の水道管が古く、サビや雑菌が気になる人は中空糸膜を使用した浄水器を選びましょう。
また、水に溶け込んだ鉛が気になる人はイオン交換体を使用した浄水器を選ぶのがおすすめです。
ポイント3.液晶画面の有無
蛇口直結型の浄水器には液晶画面が搭載されているタイプと、搭載されていないタイプがあります。
液晶画面付きの浄水器は、付いていないタイプに比べて高額ですが利便性が上がります。
液晶画面の有無に注目して選んでみましょう。
機種名 | TK-CJ22:液晶画面あり | TK-CJ12:液晶画面なし |
イメージ |
液晶画面のメリットは、カートリッジの使用残量が表示され、交換タイミングが分かりやすいことです。
カートリッジは交換目安の時期を過ぎて使い続けると、フィルターに雑菌が発生したり目詰まりを起こしたりと、浄水能力が低下してしまいます。
その結果、安全に水を使用できなくなってしまうかもしれません。
安全に使い続けるためにもカートリッジの交換が必要です。
液晶画面に使用残量が表示されることで、忘れてしまいがちな交換日も逃しません。
また、浄水量を表示するタイプの機種もあります。
鍋に水を入れるとき、計量カップを使わずとも注水することができるので便利ですよ。
余計な機能はいらず浄水ができるだけでよい人や、初期費用を抑えたい人は液晶画面なしを選びましょう。
ポイント4.浄水器適合マーク
浄水器適合マークがついている浄水器を選びましょう。
浄水器適合マークとは、浄水器協会が浄水器の信頼を確保するために、規格基準に適合した浄水器につけるマークのことです。
適合マークを認定するには次のような条件があります。
浄水器の適合要件と運用について
●浄水器の除去性能基準として、JIS規格及び浄水器協会基準に定めた試験方法によって試験を行い、その結果にもとづいて表示すること。
●浄水器の構造及び材質について、安全であり有害な物質が浸出してこないこと。
●浄水器の表示表現が法令によって適切に表示され、消費者の誤認を生じないこと。
●適合要件については、学者、専門家など第三者委員が評価して決済する。
参考:浄水器協会
浄水器適合マークがついている浄水器は安全性が高いです。
信頼性のある浄水器が欲しい人は、浄水器適合マークがついているものを選んでくださいね。
5.厳選10選!蛇口直結型浄水器のおすすめ人気機種
ここでは厳選した10機種の蛇口直結型浄水器を紹介します。
- 東レ:トレビーノカセッティMK207SLX
- 東レ:トレビーノカセッティMK307MX
- 東レ: トレビーノカセッティMK206SMX
- 東レ:ウォーターボール
- パナソニック:TK-CJ12
- パナソニック:TK-CJ22
- パナソニック:TK-CJ23
- 三菱ケミカルクリンスイ:CSPシリーズ CSP901
- 三菱ケミカルクリンスイ:MONOシリーズ MD301i
- ダイト薬品:国産浄水器きよまろプラス
初期費用が安いものから高性能な機能を搭載したものまで、全10機種をそろえました。
10機種それぞれ、価格・機能・形状が異なります。
あなたのライフスタイルにあった浄水器を見つけてくださいね。
おすすめ1.東レ:トレビーノカセッティMK207SLX
トレビーノカセッティMK207SLXは、5ヵ月の長持ちカートリッジと速い浄水スピードが特徴です。
浄水できるスピードが遅いと、水の勢いが弱く鍋やポットに水がたまるまでの待ち時間が長くなってしまいます。
しかし、トレビーノカセッティMK207SLXは同社の従来品よりも2倍のスピードでろ過できるので、料理のときもストレスなくたっぷりと浄水を使用できるのです。
液晶画面が搭載されており、浄水の総使用量が表示されます。
使用残量がひとめで分かる大型のディスプレイなので、カートリッジの交換時期を見逃しません。
浄水のスピードを重視したい人におすすめです。
おすすめ2.東レ:トレビーノカセッティMK307MX
トレビーノカセッティMK307MXは、3,000円台で購入できる安さが魅力です。
節水機能が付いているので水道代も安く抑えることができます。
浄水器導入の際、できるだけ初期費用を少なくしたい人におすすめの浄水器です。
キャップを外すと、カートリッジの汚れ具合を見ることができる、見え窓機能を搭載しています。
実際に汚れを確認し、カートリッジを交換できるので衛生的に使用できますよ。
しかし、カートリッジの交換頻度が2ヵ月と短いので注意しましょう。
維持費を安く済ませたい人には不向きです。
おすすめ3.東レ トレビーノカセッティMK206SMX
トレビーノカセッティMK206SMXは、トレビーノMK207SLXと同等の機能を備えていながら1/2ほどの価格で購入できます。
高性能な浄水器が欲しいけれど、価格は抑えたい人におすすめの浄水器です。
節水機能、速い浄水スピード、見やすい大型液晶画面と嬉しい機能が搭載されています。
浄水の吐水口が簡単に取り外し洗えるので、衛生面も安心です。
トレビーノMK207SLXとの違いは、カートリッジの長持ちさにあります。
交換目安が5ヵ月のトレビーノMK207SLXに対して、トレビーノカセッティMK206SMXは2ヵ月です。
維持費が高くなってしまうので注意しましょう。
おすすめ4.東レ:ウォーターボール
ウォーターボールは、小さくて丸いかわいい形状が特徴です。
浄水器本体が1,000円前後、カートリッジも1つ600円ほどで購入できるので、浄水器をちょっとだけ試してみたい人におすすめの浄水器になります。
注意点は、除去物質数が5項目のみであることです。
そのため、除去対象項目の13項目をすべて除去したい人には不向きでしょう。
おすすめ5.パナソニック:TK-CJ12
蛇口直結型浄水器選びで迷ったときは、パナソニックTK-CJ12を選んでみてはいかがでしょうか。
パナソニックTK-CJ12の特徴は、カートリッジの交換目安が1年と長いことです。
1年に一度交換するだけなので、維持費も手間も軽減できます。
除去物質数が17項目と多い点もパナソニックTK-CJ12の特徴です。
多くの有害物質を除去する浄水能力がありながら、初期費用は8,000円ほどと比較的低価で購入できます。
パナソニックTK-CJ12は、高性能の浄水能力が欲しいけれど、できるだけ価格を抑えたい人におすすめの浄水器です。
液晶画面は付いていないので、付属のシールにカートリッジ交換日を毎度記載する必要がある点には注意しましょう。
おすすめ6.パナソニック:TK-CJ22
パナソニックTK-CJ22は、パナソニックTK-CJ12と同じくカートリッジの交換目安が1年です。
除去物質数も17項目あり、高性能の浄水能力を備えています。
パナソニックTK-CJ12にはない液晶画面を搭載しているので、カートリッジの交換時期がすぐに分かる点がメリットと言えるでしょう。
注意点は液晶画面が付いている分、パナソニックTK-CJ12よりも初期費用が高額となることです。
パナソニックTK-CJ12が8,000円前後なのに対して、パナソニックTK-CJ22は12,000円前後での購入となります。
機能は両機種同じですので、費用と液晶画面のどちらを重視するかで選ぶとよいでしょう。
- 費用を抑えたい人:パナソニックTK-CJ12
- 液晶画面を付けたい人:パナソニックTK-CJ22
初期費用はパナソニックTK-CJ12よりも4,000円ほど高くなりますが、維持費は同じく年間7,000円弱で済みますよ。
おすすめ7.パナソニック:TK-CJ23
パナソニックTK-CJ23の特徴は、除去物質19項目という高い浄水能力にあります。
蛇口直結型浄水器の大半は13項目や15項目、多くて17項目の除去数なので、 パナソニックTK-CJ23の優れた浄水能力がわかりますよね。
また、液晶画面を搭載しているので、カートリッジの交換時期を見逃しません。
パナソニックTK-CJ23は、カートリッジの交換目安が6ヵ月となっています。
交換目安が1年のパナソニックTK-CJ12・パナソニックTK-CJ22と比較すると維持費が高くなるところが注意点と言えるでしょう。
おすすめ8.三菱ケミカルクリンスイ:CSPシリーズ CSP901
CSPシリーズ CSP901は、大型の液晶画面を搭載しており、ボタンの切り替えにより使用浄水量とカートリッジ残量2種類の表示を可能にしています。
カートリッジの交換時期が近づくと、表示が自動点滅を始めるので交換時期が分かりやすいですよ。
また、水の勢いがよく水はねに困ることがありますが、CSPシリーズ CSP901では水はね問題を改良しています。
水はねが軽減されたことにより、掃除の手間が省けるでしょう。
CSPシリーズ CSP901の注意点は、費用の高さになります。
浄水器本体の公式による希望販売価格は、13,750円です。
また、カートリッジの交換目安が3ヵ月と短いので、維持費も高くなってしまいます。
費用面よりも、水はね軽減や大型液晶画面など機能面に重点を置く人はCSPシリーズ CSP901がおすすめです。
おすすめ9.三菱ケミカルクリンスイ:MONOシリーズ MD301i
MONOシリーズ MD301iはクリンスイの無料アプリを利用することで、スマートフォンから使用量などの情報を確認することができます。
スマートフォンで確認できる情報は、次のようなものです。
- カートリッジの使用残量
- カートリッジの使用日数
- カートリッジの交換予想日
- ペットボトルに換算した本数と金額
スマートフォンからこれだけの情報を確認できるのは嬉しいですよね。
さらに、カートリッジの交換日が近づくとアラート表示とプッシュ通知で知らせてくれます。
アプリからカートリッジを購入できるので、商品を通信販売サイトで探す手間が省けて便利です。
スマートフォンで浄水器の情報を詳しくチェックしたい人は、MONOシリーズ MD301iを検討してみてくださいね。
注意点は、クリンスイの蛇口直結型浄水器全般に言えることなのですが、カートリッジの交換頻度が高いことです。
交換目安が3ヵ月なので1年間に4回も購入しなければならず、維持費と手間がかかってしまいます。
おすすめ10.ダイト薬品:国産浄水器きよまろプラス
国産浄水器きよまろプラスは、医薬品を扱う会社が手掛ける蛇口直結型浄水器です。
沖縄県与那国島で取れた天然化石サンゴをカートリッジに内臓しているため、天然のミネラルを摂取できます。
浄水機能だけではなく、ミネラル成分を摂取したい人に国産浄水器きよまろプラスはおすすめです。
カートリッジの交換頻度は、使用した浄水量によって変わります。
1日の浄水量が10リットル以下であれば6ヵ月の交換目安となり、維持費を安く抑えられるでしょう。
注意点は、除去できる物質が遊離残留塩素のみという点です。
有害物質をできるだけ取り除きたい人には不向きと言えるでしょう。
6.定額で使い放題!水道直結型のウォータースタンド
蛇口直結型浄水器は水道水を利用するため、水の残量を気にせず使える点がメリットですよね。
けれども水道直結タイプのウォーターサーバー、ウォータースタンドであれば、浄水器と同じく水道水を利用できます。
水ボトルを購入するタイプのウォーターサーバーと違い、水を購入する必要も、残量を気にする必要もありません。
さらに、浄水器では常温の水のみ使用可能ですが、ウォータースタンドであれば冷水と温水の利用も可能です。
暑い夏は冷水をボトルに入れて持ち歩くことで、出先でペットボトルを購入する機会が減ることでしょう。
節約とゴミの軽減にもつながりますよ。
ウォータースタンドの中でもおすすめの機種を紹介しますので、浄水器と比較し検討してみてくださいね。
ウォータースタンド: ネオ
ウォータースタンドのネオは、月々3,850円の定額制で利用できる水道直結型ウォーターサーバーです。
月々の定額料金には次のサービスが含まれています。
- フィルター交換:6ヵ月に1度
- メンテナンス:6ヵ月に1度
- 製品補償:通常使用の場合の修理
- アフターサービス:年中無休の電話相談
- 本体交換:長年使用した場合の本体交換
ネオは、高性能なナノトラップフィルターを採用しており、水道水の塩素や不純物などをきれいに取り除きます。
さらに、天然ココナッツ由来の活性炭フィルターで飲み心地を整えているのでおいしく飲用できますよ。
筆者はカルキ臭がいやで、水道水を飲むことはほとんどありませんでした。
ネオを導入してからは、カルキ臭を感じなくなり飲み心地もとてもよいので、毎日ネオを通した水道水を飲用しています。
ペットボトルの水を購入しなくなったので、金銭的負担だけではなく、ゴミの処分や水残量を気にかける負担もなくなり生活が快適になりましたよ。
また、ネオは冷水、常温、温水と3段階の温度設定が可能なので、用途にあわせて水を使い分けられます。
蛇口直結型浄水器よりも月々にかかる費用は高くなりますが、冷水と温水を利用できることで利便性は格段にアップします。
よくコーヒーやお茶を飲む人などは、お湯を沸かす手間が省けるので時間短縮にもなりますよ。
下記ページにて、ネオの詳細を紹介していますので、ぜひ検討してみてくださいね。
まとめ
蛇口直結型浄水器は初期費用とコストパフォーマンスが安いので、浄水器の種類の中でもっとも人気のあるタイプです。
設置が簡単で、浄水能力も高いので一人暮らしや初めて浄水器にチャレンジする人も気軽に導入できるでしょう。
蛇口直結型浄水器を選ぶポイントを把握することで、後悔しない浄水器が選択できます。
選ぶポイントは次の4つです。
- カートリッジの交換頻度
- フィルターの種類
- 液晶画面の有無
- 浄水器適合マーク
ポイントを把握したあと、おすすめ人気機種の中からあなたのライフスタイルにあったものを選んでくださいね。
今回紹介した10機種はこちらです。
- 東レ:トレビーノMK207SLX
- 東レ:トレビーノ:MK307MX
- 東レ トレビーノカセッティMK206SMX
- 東レ:ウォーターボール
- パナソニック:TK-CJ12
- パナソニック:TK-CJ22
- パナソニック:TK-CJ23
- 三菱ケミカルクリンスイ:CSPシリーズ CSP901
- 三菱ケミカルクリンスイ:MONOシリーズ MD301i
- ダイト薬品:国産浄水器きよまろプラス
冷水や温水も使いたい人は、浄水型のウォーターサーバーを検討してみましょう。
とくにウォータースタンドのネオは、高性能ろ過フィルターを採用しているのでおいしく安全な水がいつでも飲用でき、おすすめです。
ぜひ、浄水器とあわせて検討してみてくださいね。