※本ページはプロモーション(広告)が含まれています。
自分のライフスタイルにあった浄水器が欲しいと思っても、浄水器の機種が多すぎてどれを選んでよいのかわからないのではないでしょうか。
浄水器は、大きく分けて以下の6つに分類できます。
- 蛇口直結型
- ポット型
- ボトル型
- 据え置き型
- ビルトインアンダーシンク型
- ビルトイン蛇口一体型
浄水器導入の目的や飲用する人数などにあわせて、6つの分類の中からあなたに適したものを選びましょう。
これだけで、大幅に候補をしぼることができますよ。
本記事では、6種類の浄水器それぞれの特徴と浄水器選びのポイントについて解説します。
自分にあった浄水器を選ぶ6つのポイント
各メーカーから販売されている浄水器の数はとても多く、自分に合った浄水器を選ぶのは大変ですよね。
しかし、浄水器を選ぶポイントさえ抑えれば、あなたにあった浄水器を簡単に選ぶことができるのです。
ここでは、浄水器を選ぶ6つのポイントについて解説します。
おすすめの浄水器機種をすぐに知りたい人は下記から進んでくださいね。
浄水器を選ぶ6つのポイントは以下のとおりです。
- 種類
- カートリッジやフィルター
- ランニングコスト
- 浄水器適合マーク
- 取り付けサイズや設置場所
- その他の機能
ポイントを確認していくと、浄水器の基本的な知識も把握できますよ。
では、ポイントごとに詳しく見ていきましょう。
ポイント1:種類
浄水器は、設置場所やカートリッジの大きさにより6つの種類に分類されます。
- 蛇口直結型
- ポット型
- ボトル型
- 据え置き型
- ビルトインアンダーシンク型
- ビルトイン蛇口一体型
6種類の特徴とどんな人におすすめできるのかを表にまとめました。
それぞれ、どんな特徴を持っているのか比較しながらご紹介していきますね。
記事の後半では、各種類ごとにおすすめの機種についても紹介しています。
← スクロールできます →
種類 | 蛇口直結型 | ポット型 | ボトル型 | 据え置き型 | ビルトインアンダーシンク型 | ビルトイン蛇口一体型 |
イメージ | ||||||
おすすめ | 手軽に使いたい人 | 安く飲みたい人(1~2人) | 持ち運びたい人 | 水質にこだわりたい人 | 外観にこだわりがある人 | 外観にこだわりがある人 |
特徴 | ・手軽に取り付けできる ・浄水をたっぷり使える | ・飲みたい分だけ浄水できる ・そのまま保存できる ・料金がリーズナブル | ・浄水を持ち運べる ・衛生的である ・カートリッジ交換が早い | ・浄水能力が高い ・カートリッジが長持ち ・料金が高い | ・浄水能力が高い ・外観がスッキリする ・ 工事が必要 | ・外観がスッキリする ・工事が必要 |
価格 | 2,000~14,000円 | 2,000~4,000円 | 2,000~3,800円 | 30,000~210,000円 | 60,000~140,000円 | 40,000~70,000円 |
種類ごとに詳しく見ていきましょう。
(1)蛇口直結型
浄水能力 | ★★★☆☆ |
浄水スピード | ★★★☆☆ |
カートリッジ交換サイクル | ★★☆☆☆ |
サイズの大きさ | ★☆☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
蛇口直結型は、その名の通り、蛇口に直接取り付ける小型の浄水器を指します。
価格は2,000円~14,000円ほどです。
機種やメーカーにより価格が大きく異なります。
手軽に取り付けられて、一度設置したあとは手間もかからず、幅広いユーザーに人気のタイプです。
注意すべきこととしては、蛇口の先端に取り付ける性質上、シンクのサイズによってはシンクと蛇口の距離が近づいてしまうことでしょう。
これにより、場合によっては水を汲みにくくなることがあります。
以下の記事では、蛇口直結型浄水器について詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
当サイトでは、蛇口直結型浄水器について詳しく解説しています。
蛇口直結型浄水器4つのメリットとおすすめ機種の紹介もしているので「蛇口直結型浄水器」についてさらに知りたい人は上記の記事も参考にしてください。
手軽に使いたい人に!蛇口直結型浄水器を2つ紹介では、蛇口直結型のおすすめ機種を紹介していますよ。
(2)ポット型
浄水能力 | ★★☆☆☆ |
浄水スピード | ★☆☆☆☆ |
カートリッジ交換サイクル | ★☆☆☆☆ |
サイズの大きさ | ★★☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
ポットの中にカートリッジを入れ、そこに水を通すことでろ過するポット型の浄水器です。
価格はとてもリーズナブルで、2,000円~4,000円ほどで購入できます。
ポット型浄水器の代表的なメーカーはブリタです。
知名度の高いメーカーなので、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
一般的な使い方は、飲料用にあらかじめ水を汲んでおき、冷蔵庫で冷やしておく方法です。
ただし、浄水する速度が遅くポットの容量も大きくないため、浄水を大量に使用したい場合には不向きと言えます。
ポット型は普段使いの水量に向いているため、浄水を飲用メインで使いたい人におすすめの浄水器です。
安く飲みたい人に!ポット型浄水器を2つ紹介ではポット型のおすすめ機種を紹介していますので、こちらからご確認ください。
(3)ボトル型
浄水能力 | ★★☆☆☆ |
浄水スピード | ★☆☆☆☆ |
カートリッジ交換サイクル | ★☆☆☆☆ |
サイズの大きさ | ★☆☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
ボトル型は、近年ブリタから登場した新しいタイプの浄水器です。
価格は、2,000円~3,800円ほどです。
水筒のようにそのまま入れておいた水道水が、飲む動作の際にカートリッジを通ってろ過される仕組みとなっています。
カートリッジが小さいので浄水能力は低めですが、飲む寸前にろ過されるので新鮮な水を口にできますよ。
ただし、カートリッジの交換頻度が6種類のなかで最も高く、1〜2ヶ月で交換する必要があります。
他の浄水器よりもランニングコストが高いことが注意点といえるでしょう。
持ち運びたい人に!ボトル型浄水器を2つ紹介では、ボトル型のおすすめ機種を紹介していますので、こちらからご確認ください。
(4)据え置き型
浄水能力 | ★★★★★ |
浄水スピード | ★★★★★ |
カートリッジ交換頻度 | ★★★★★ |
サイズの大きさ | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★☆☆☆ |
据え置き型はホースを使い、蛇口と繋ぐことで使える浄水器です。
蛇口直結型と比べて浄水装置が大きい分、浄水能力が高いという特徴があります。
機種によっては、還元水素水やアルカリイオン水、弱酸性水を生成できる高機能なものもありますよ。
低価格なものであれば30,000円前後で購入できますが、高性能タイプは200,000円ほどと高額です。
カートリッジの交換サイクルは1年が平均的です。
蛇口直結型やポット型と比較すると、交換サイクルが長いので年間でかかる維持費を抑えることができます。
一方、注意点としてはシンク横に浄水器本体を置くため、スペースが必要になる点が挙げられるでしょう。
浄水器本体は高機能なものほど高額で、高い機種だと150,000円を超える浄水器もあります。
他の浄水器よりも初期費用が高くなる点にも注意しておきましょう。
水質にこだわりたい人に!据え置き型浄水器を2つ紹介では、据え置き型のおすすめ機種を紹介していますので、こちらからチェックしてみてくださいね。
(5)ビルトインアンダーシンク型
浄水能力 | ★★★★★ |
浄水スピード | ★★★★★ |
カートリッジ交換頻度 | ★★★★★ |
サイズの大きさ | ★☆☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★☆☆☆☆ |
キッチンシンクの下に本体を取り付けるタイプの浄水器がビルトインアンダーシンク型です。
機種やメーカーにより異なりますが、浄水器本体の価格が60,000円~140,000円となっています。
カートリッジや浄水器本体がシンクの下に隠れているので、キッチンがすっきりして見えることがメリットです。
しかし、こちらは設置工事が必要になるので、初期費用は6種類の中で最も高額となります。
設置工事費用は15,000円~30,000円ほどと考えておくとよいでしょう。
新築の家を建てる時やキッチンリフォームの際に、設置する人が多いです。
外観にこだわりたい人に!ビルトイン型浄水器を2つ紹介では、ビルトインアンダーシンク型のおすすめ機種を紹介していますので、併せてチェックしてみてくださいね。
(6)ビルトイン水栓一体型
浄水能力 | ★★★★☆ |
浄水スピード | ★★★☆☆ |
カートリッジ交換頻度 | ★★★☆☆ |
サイズの大きさ | ★☆☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★☆☆☆☆ |
こちらは、蛇口の内部にカートリッジを仕込むタイプのビルトイン型浄水器です。
機種やメーカーにより異なりますが、価格は40,000円~70,000円ほどです。
蛇口の先端部分にカートリッジを取り付ける蛇口直結型浄水器とは違い、外からカートリッジが見えずスマートなのが特徴と言えるでしょう。
しかし、その性質上専用の蛇口が必要となるため、設置工事が必要となっています。
設置工事費用は15,000円~30,000円ほどと考えておくとよいでしょう。
ビルトイン型と同じく、新築の家を建てる時やキッチンリフォームを行う機会に取り付ける人が多いです。
外観にこだわりたい人に!ビルトイン型浄水器を2つ紹介では、ビルトイン水栓一体型のおすすめ機種を紹介していますので、ぜひご覧ください。
ポイント2:カートリッジやフィルター
カートリッジには水道水をろ過するために、以下のような「ろ材」が入っています。
- 活性炭
- 中空糸
- 不織布
- イオン交換樹脂
- セラミック膜
- 逆浸透膜(RO膜)
ろ材の種類により、除去できる物質が異なります。
除去したい物質に対応しているろ材が浄水器に使用されているかを考慮して選ぶとよいでしょう。
ここからは、それぞれのろ材ごとに除去できる物質について解説していきます。
ろ材1.活性炭
活性炭は浄水器の業界で古くから使用されている、最も基本的なろ材です。
炭を高熱処理して作られます。
炭素物質が持つ細かい穴が、カビ臭やカルキ臭などの不純物を除去する仕組みです。
活性炭は以下のような物質を除去します。
- 異臭味
- カビ臭
- カルキ臭
- 残留塩素
- トリハロメタン
- 農薬類
これらの物質を除去したい人は、活性炭を使用したカートリッジを選びましょう。
ろ材2.中空糸
中空糸とは、ナイロンなどで作られた非常に細いストロー状の糸のことです。
細菌も通さないほどの微小な穴が空いていて、この穴がカビや鉄さび、濁り性分、細菌などを除去します。
汚れてくると、糸の色が茶色に変色する特徴があります。
中空糸が除去できる物質は以下のとおりです。
- さび
- 濁り成分
- 水カビ
- 一般細菌
これらの物質を除去したい人は中空糸を使用したカートリッジを選びましょう。
ろ材3.不織布
不織布とは、繊維をおらずに絡ませることで作った布のことを言います。
目の細かさによって使い分けされますが、不純物を物理的に取り除けるので、他の「ろ材」に通す前処理として使われることが多いです。
不織布が除去できる物質は以下のとおりです。
- 残留塩素
- カルキ臭
- 赤さび
これらの物質を除去したい人は不織布を使用したカートリッジを選びましょう。
ろ材4.イオン交換樹脂
イオン交換樹脂は名前のとおり、陽イオンと陰イオンを交換することで有害物質を除去します。
これにより、特定の成分だけを除去できるのが特徴です。
イオン交換樹脂が除去できる物質は以下のとおりです。
- 鉄
- 鉛
- 硝酸性窒素
これらの物質を除去したい人はイオン交換樹脂を使用したカートリッジを選びましょう。
ろ材5.セラミック膜
セラミックでつくられたろ過膜です。セラミックにも微細な穴が空いており、中空糸と同じような働きをします。
セラミック膜が除去できる物質は以下のとおりです。
- 赤さび
- 濁り成分
- 水カビ
- クリプトスポリジウム
- 一般細菌
これらの物質を除去したい人はセラミック膜を使用したカートリッジを選びましょう。
ろ材6.逆浸透膜(RO膜)
RO膜とは、浸透圧を利用することで水分子だけを抽出することができる膜のこと。
海水を淡水化するときなどに使え、現存するろ過方法の中で最もろ過能力が高いです。
ほとんどのものを除去できる反面、ミネラルまで一緒に除去してしまう注意点があることも覚えておきましょう。
ミネラルが除去されすぎると、飲水としては風味が悪くなってしまいます。
逆浸透膜(RO膜)が除去できる物質は以下のとおりです。
- 塩素
- 一般細菌
- 病原菌
- クリプトスポリジウム
- ウィルス
- 鉛
- アスベスト
- アルミニウム
- トリハロメタン類
- 農薬類
- 硝酸性窒素
- 亜硝酸性窒素
- ダイオキシン
- 環境ホルモン
- カドミウム
- ヒ素
- トリクロロエチレン
- テトラクロロエチレン
除去できる物質が多いですね。
これらの物質を除去したい人は逆浸透膜(RO膜)を使用したカートリッジを選びましょう。
ポイント3:ランニングコスト
浄水器のカートリッジ交換頻度はメーカーごとに違います。
交換頻度が高いと、その分ランニングコストが増加してしまうことを覚えておきましょう。
たとえば、1つ3,000円のカートリッジがあるとします。
- 浄水器Aの交換サイクル:2ヵ月
- 浄水器Bの交換サイクル:6ヵ月
Aの浄水器は年間18,000円ものランニングコストがかかりますが、Bの浄水器は年間6,000円のランニングコストで済みます。
浄水器を導入して後悔をしないよう、年間のランニングコストがどのくらいなのか計算は必ず行うようにしましょう。
ポイント4:浄水器適合マーク
浄水器を選ぶうえでは、浄水器適合マークの有無もチェックしましょう。
浄水器適合マークとは、浄水器の品質向上を目指す浄水器協会が発行しているマークのことです。
消費者が安心して浄水器を選べるように、法令や規格基準に合格している浄水器にのみ浄水器適合マークが発行されています。
浄水器適合マークが発行されるのは、以下のような基準に合格した浄水器のみです。
- 浄水器の除去性能基準として、JIS規格及び浄水器協会基準に定めた試験方法によって試験を行い、その結果に基づいて表示すること。
- 浄水器の構造及び材質について、安全であり有害な物質が溶出してこないこと。
- 浄水器の表示表現が法令によって適切に表示され、消費者の誤認を生じないこと。
- 適合要件については、学者、専門家など第三者委員が評価して決済する。
参考:一般社団法人浄水器協会
また、浄水器の品質証明としては、浄水器適合マーク以外にもNSF認証というものがあります。
NSFは水に関する世界最高水準の認証機関で、正式名は「National Sanitation Foundation International」です。
NSF認証厳しい規格をクリアした浄水器のみが受けられる認証で、認定後も認定を維持するための改善努力が求められます。
そのため、NSFマークがついている浄水器はかなり信頼度の高い製品と言えるでしょう。
安心して浄水器を使うために、浄水器適合マークとNSFマークがついているかどうかも購入の判断基準にしましょう。
ポイント5:取り付けサイズや設置場所
浄水器選びでは、浄水器の取り付けサイズが自宅の蛇口と合っているか、浄水器本体を設置したい場所に取り付けできるスペースがあるかどうかも重要です。
とくに蛇口直結型の浄水器は、自宅の蛇口形状によっては取り付けできないものもあります。
また、シンク横に本体を置いて使用する据え置き型の浄水器を使う場合、取り付けスペースに余裕があるかどうかもチェックしておきましょう。
メーカーの公式サイトから浄水器の寸法についてもしっかり確認することをおすすめします。
ポイント6:その他の機能
浄水器には、機種により付属している機能が異なります。
シンプルな浄水機能のみが備わっている浄水器も使いやすくておすすめですが、特別な機能をもつ浄水器であれば、その分浄水器のある生活が豊かなものになりますよ。
浄水器の機能には次のようなものがあります。
- 液晶画面
- 軟水生成
それぞれ特有のメリットがあるので、1つずつ見ていきましょう。
機能1.液晶画面(デジタル表示)
カートリッジの交換時期をお知らせしてくれる液晶画面は、浄水器の使い勝手を大きく向上してくれる機能です。
カートリッジのろ材は使い続けていくうちに目詰まりを起こし、除去能力が低下してしまいます。
さらに、目詰まりを起こすことでカートリッジに細菌が発生し、不衛生な状態で水を飲用することになってしまうのです。
安全に水を飲むためにも、メーカーの定める交換サイクルは必ず守らなければなりません。
しかし、カートリッジを使い始めた日時を忘れてしまったり、覚えておくのが面倒になってしまったりすることもありますよね。
そういった場合でも、カートリッジの交換時期が液晶表示される浄水器であれば気軽に使い続けることができますよ。
機能2.軟水生成機能
軟水生成機能は、飲用だけではなく、料理にも水を使う人におすすめです。
水に含まれるミネラル分が多いと「硬水」、少ないと「軟水」に分類され、日本の水道水は軟水となっています。
軟水生成機能を使って浄水した水道水は、とてもまろやかな口当たりになるのです。
軟水はうまみ成分を引き出す性質があるので、素材の味を活かす日本料理に適しています。
また、コーヒーやお茶を淹れる水も軟水を使うと素材のよさを感じられますよ。
軟水生成機能をもつ浄水器には、浄水用カートリッジのほかに軟水用のカートリッジが搭載しています。
2つのカートリッジを交換するので、維持費が高くなる点には注意しておきましょう。
あわせて硬水も使用したいという人には、ミネラル分を調整できる「ミネラル調理浄水器」がおすすめです。
蛇口直結型のおすすめ浄水器|手軽に使いたい人
蛇口直結型の浄水器はコストパフォーマンスを低く抑えられるうえ、他の浄水器と比較しても劣らない浄水能力を持っています。
自宅の蛇口に設置するだけですぐに使用できるので、気軽に浄水器のある生活を始められますよ。
カートリッジの交換頻度は機種によって異なります。
年間のトータル維持費を抑えたい人は、交換頻度の低いものを選びましょう。
蛇口直結型のおすすめ浄水器はこちらです。
- パナソニック: TK-CJ12
- 東レ:トレビーノ カセッティMK207SLX
それぞれ詳しく見ていきましょう。
(1)パナソニック: TK-CJ12
パナソニックTK-CJ12の特徴は、遊離残留塩素や濁りなどをはじめとした17種類もの物質を除去できる高い浄水能力です。
カートリッジの交換サイクルは1年と蛇口直結型浄水器のなかでも長く、維持費を抑えることができます。
年間にかかる維持費はカートリッジの定価が7,678円のみです。
高性能でありながら維持費が安く、浄水器本体も7,000円以内で購入できるので初めて浄水器を導入する人におすすめですよ。
なお、浄水器本体にカートリッジ交換時期を表示する液晶画面がないため、自己管理する必要がある点が注意点と言えるでしょう。
(2)東レ:トレビーノ カセッティMK207SLX
トレビーノ カセッティMK207SLXは、浄水残量がひとめで分かる大きなデジタル表示が特徴の浄水器です。
どのくらい浄水を使用したかわかるので、カートリッジの交換時期が把握しやすく、気軽に使い続けられますよ。
原水シャワーの穴を従来品より小さくした設計により、30%の節水が可能となっています。
カートリッジの交換サイクルは5ヶ月と長めであり、単価も2,500円と蛇口直結型のカートリッジの中でも比較的低価です。
水道代・浄水器の維持費どちらも抑えたい人におすすめです。
ポット型のおすすめ浄水器|初期費用を抑えたい人
ポット型の特徴は、水道水をポットに注ぐだけでろ過されたおいしい水が飲めることです。
ポットには複数のサイズがあるため、飲用する人数に合わせた容量のものを選びましょう。
ドアポケットに入るタイプや横置きできるタイプを選ぶと、冷蔵庫の中で邪魔になりません。
くわえて、ポット型浄水器は初期費用が安いので、気軽に始められる点がメリットです。
その反面、カートリッジの交換頻度が高いので維持費がかさんでしまうことに注意しておきましょう。
年間でいくら費用がかかるのかを把握してから購入することをおすすめします。
なお、ポット型のおすすめ浄水器は以下の2種類です。
- 東レ:トレビーノPT502SV
- ブリタ:アルーナXL
1つずつ詳しく見ていきましょう。
(1)東レ:トレビーノPT502SV
東レのトレビーノPT502SVは、冷蔵庫の中で横置き可能なスリムタイプです。
一般的なポット型浄水器だと、冷蔵庫内の食品が多いときや冷蔵庫が小さく庫内のスペースが狭いときに邪魔になってしまいます。
横置き可能なタイプの浄水器であれば、収納性がよく冷蔵庫のスペースを圧迫せずにスマートに利用できますよ。
また、トレビーノPT502SVは、カートリッジ1本で2リットルのペットボトル100本分の水をろ過でき、コストパフォーマンスに優れています。
今までペットボトル購入にかけていた時間と費用を軽減したいという人には、トレビーノPT502SVがおすすめです。
(2)ブリタ:アルーナXL
ブリタのアルーナXLは、ブリタ製ポット型浄水器のなかでも最大のろ過容量を持つポット型浄水器です。
頻繁に水を補充する必要がないので、水をよく飲む人や料理にも使用したい人におすすめです。
容器が大きい分、洗いやすい点もメリットと言えるでしょう。
ブリタは、ポットの蓋に液晶メモがついています。
カートリッジの交換時期がひとめで分かる仕様になっているため、ストレスを感じずに使い続けることができますよ。
ボトル型のおすすめ浄水器|持ち運びたい人
ボトル型は、どこにいても浄水した水を飲めることが魅力の浄水器です。
水道水をボトルに注ぐと同時にろ過されるので、つねに新鮮な浄水を口にできますよ。
一方、カートリッジ自体も小型で交換頻度が高いため、維持費が高くなりがちな点に注意しましょう。
少しでも交換頻度の低いものを選ぶことが、ボトル型浄水器を快適に使うポイントです。
ボトル型のおすすめ機種はこちらです。
- ブリタ:ボトル型浄水器 fill&goアクティブ
- 渡辺商事:携帯型浄水器mizu-Q Plus
1つずつ詳しく見ていきましょう。
(1)ブリタ:ボトル型浄水器fill&goアクティブ
ブリタのボトル型浄水器fill&goアクティブで使用しているマイクロディスクフィルターは、活性炭の力により次の物質を除去します。
- 塩素
- 味に影響する物質
- 30 μm以上の微粒子
- 殺虫剤、除草剤、環境ホルモンなどの微量不純物
マイクロディスクフィルターは小型のフィルターですが、15種類もの物質を除去してくれるので、外出先にある水道水も安心して飲用できます。
交換サイクルは4週間と短く、3ヵ月の交換サイクルが平均のポット型や蛇口直結型の浄水器と比較すると維持費は高くなってしまうでしょう。
カートリッジは、3個で2,380円で購入できるので、毎月の維持費は約800円になります。
しかし、1本のフィルターで500mlのペットボトル300本分に相当する水をろ過できることが魅力です。
外出するたびペットボトルを購入していた人は、ボトル型浄水器fill&goアクティブを持ち歩くことで大きな節約になりますよ。
(2)渡辺商事:携帯型浄水器mizu-Q Plus
防災への危機管理が高まる昨今、携帯型浄水器への注目が集まっています。
mizu-Q Plusは中空糸膜を使用したフィルターで、大腸菌・サルモネラ菌などの細菌を除去します。
災害でライフラインがストップしてしまった場合でも、お風呂、池などの水をろ過し飲用できるので災害用として準備しておきたい製品です。
使用方法は、ペットボトルにろ過したい水をいれてmizu-Q Plusに取り付けるだけ。
mizu-Q Plusの先についているストローを吸うと、mizu-Q Plus本体に搭載されているフィルターでろ過された綺麗な水が口に入る仕組みとなっています。
普段使いよりも災害時やアウトドアに適している浄水器ですが、持っていて損はありません。
据え置き型のおすすめ浄水器|水質にこだわりたい人
据え置き型は、浄水器本体をシンクに置き、ホースで蛇口とつないで使用します。
大型のフィルターを使用しているので、蛇口直結型やポット型と比較すると浄水能力が優れています。
また浄水できる量も多いので、きれいな水をたっぷり使いたい人は据え置き型がおすすめです。
据え置き型には浄水機能以外の機能がついている機種も多く、機種によっては還元水素水や軟水など、用途にあわせて水を使い分けることができます。
初期費用が高いことと、シンクに置くのでスペースが必要になる点は注意点と言えるでしょう。
据え置き型のおすすめ浄水器はこちらです。
- パナソニック :アルカリイオン整水器 TK-AS47
- パナソニック:据置型調理浄水器 TK-CS30
据え置き型のおすすめ浄水器について詳しくみていきましょう。
(1)パナソニック アルカリイオン整水器 TK-AS47
パナソニック アルカリイオン整水器TK-AS47 の特徴は、アルカリイオン水を生成する機能がついていることです。
アルカリイオン水のほかにも弱酸性水、浄水と3種類の水を生成できます。
胃腸のよいアルカリイオン水をいつでも飲める点は、ほかの浄水器にはないメリットです。
3種類の水は、用途によって使い分けができます。
水の種類 | 効能 | 用途 |
アルカリイオン水 | ・胃腸の働きを助ける ・胃もたれをやわらげる ・お通じをよくする | ・胃の調子が悪いとき ・便秘のとき |
弱酸性水(飲用不可) | ・美肌効果 | ・洗顔 |
浄水 | ・おいしく安全 | ・赤ちゃんのミルクつくり |
浄水だけではなく、健康と美肌によい水が飲みたい人にもおすすめできる浄水器です。
(2)パナソニック:調理浄水器 TK-CS30
パナソニック調理浄水器TK-CS30は、軟水生成機能のついた浄水器です。
水道水の硬度成分を除去するので、まろやかな口当たりの軟水が飲用できます。
日本料理や出汁をとるときに軟水を使うと、素材のよさを引き出しおいしく仕上がるというメリットもありますよ。
また、コーヒーを淹れるときには軟水がおすすめです。
軟水はミネラル分が少なく風味や素材の味を邪魔しないため、コーヒー豆の持つ繊細な味わいや酸味が際立ちますよ。
お茶や紅茶でも同様に、茶葉の持つ本来の味を引き出すことができます。
コーヒーやお茶をよく飲む人はパナソニック調理浄水器TK-CS30を検討してみませんか。
日本料理をよくつくる人にも適している浄水器です。
ビルトイン型のおすすめ浄水器|見た目にこだわりたい人
新築の建設やキッチンのリフォームの機会に、浄水器導入を考えている人におすすめなのがビルトイン型です。
蛇口直結型、据え置き型の浄水器と異なり、浄水器の姿が見えない設計なのでシンク周りがすっきりしますよ。
水栓のホースが伸縮するタイプのものや、ボタンを押すだけで水が吐水されるものなど機種ごとにさまざまな特徴があります。
工事費用と浄水器本体を合わせると初期費用が高額になるビルトイン型ですので、後悔しないようじっくりと購入機種を見極めましょう。
ビルトイン型のおすすめ機種は次のとおりです。
- 三菱ケミカル:クリンスイA103ZC
- タカギ:みず工房クローレ
1つずつ詳しく見ていきましょう。
(1)三菱ケミカル:クリンスイ A103ZC
高額なビルトインアンダーシンク型浄水器の中で、比較的低価格なのがクリンスイ A103ZCです。
低価格ですが機能的に劣っていることなく、遊離残留塩素やカビ臭をはじめとした13種類の物質を除去できる高性能フィルターを搭載しています。
余計なものが一切ないシンプルなデザインは、いつまでも飽きることなく使い続けられますよ。
浄水専用水栓なので、シンク上に水栓を2つ並べて設置する形になります。
外観的にすっきりと1つにまとめたい人には不向きといえるでしょう。
(2)タカギ:みず工房クローレ
タカギのみず工房クローレは、蛇口の内部にカートリッジを設置する水栓一体型の浄水器です。
遊離残留塩素やカビ臭をはじめとした18種類もの物質を除去できる高い浄水能力を備えています。
さらに、蛇口部分を引き出しホースを伸ばして利用できるので、シンク掃除やポットへの注水がとても楽に行えますよ。
60,000円~80,000円前後の機種が多いビルトイン水栓一体型の浄水器の中で、みず工房クローレは40,000円ほどです。
比較的安価な価格もおすすめポイントです。
飲用メインなら!ウォータースタンドも検討してみよう
浄水器を導入したい主な目的が「安全な水が飲みたい」「おいしい水が飲みたい」など、飲用なのであれば、浄水機能のついたウォーターサーバーも検討してみましょう。
ウォータースタンドのナノトラップフィルターは、遊離残留塩素やクロロホルムをはじめとした13の除去物質をきれいに取り除きます。
さらに、ノロやロタなどの微細なウイルスと、O-157やコレラなどの病原性微生物の除去も可能です。
有害物質を約99.5%も除去するので、安心して飲用することができますよ。
また、浄水器は常温の水しか吐水できませんが、ウォータースタンドは冷水と温水を使用できます。
温水の温度は、用途に合わせて高温(93℃)、中高温(85℃)、低温(75℃)から選択可能なので白湯やお茶、コーヒーなどお湯を沸かす手間なく、すぐに淹れることができますよ。
夏の暑い時期は、冷水が重宝されます。
携帯ボトルに冷水を注いで持ち歩けば、外出先で飲み物を買う頻度が少なくなるでしょう。
財布だけではなく、ペットボトルのゴミも減るので地球にも優しくなりますよ。
NASAが技術特許を保有するナノトラップフィルターを搭載した浄水型ウォーターサーバーで、安全でおいしい水生活を始めましょう。
まとめ
おすすめ浄水器について解説しました。
今回の内容をまとめます。
- 蛇口直結型
- ポット型
- ボトル型
- 据え置き型
- ビルトインアンダーシンク型
- ビルトイン蛇口一体型
- ナノトラップフィルターで、遊離残留塩素やクロロホルムをはじめとした13の除去物質を除去
- 用途に合わせて高温(93℃)、中高温(85℃)、低温(75℃)から選択可能
ぜひ検討してみてください。