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2023年10月24日に、楽天モバイルは総務省からプラチナバンドの認可が与えられたと発表しました。
昨日、総務省よりプラチナムバンドの認可を頂きました。携帯サービスの民主化(低料金、無制限、高品質)を目指し、スタッフ一同頑張っております。世界初の完全仮想化のメリットを最大に活用し、さらなる品質、サービス向上を目指して頑張ります。よろしくお願いします。https://t.co/XWl5zLi3aT
— 三木谷浩史 Hiroshi (Mickey) Mikitani (@hmikitani) October 24, 2023
「そもそもプラチナバンドって何?」「プラチナバンドが認可されたことで何か変わるの?」このような疑問をお持ちの人も多いでしょう。
この記事では、楽天モバイルが獲得したプラチナバンドについて、特徴を解説します。
楽天モバイルがプラチナバンドを獲得したことで、今後どのようになるのかも解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
※おすすめの格安SIMは「【2024年9月】格安SIMのおすすめを26社から比較!初めてにはこれ!」で紹介しています。
※楽天モバイルの評判は「楽天モバイルは評判通りのサービス?口コミから見るリアルな声」で紹介しています。
楽天モバイルがプラチナバンドを獲得!そもそもプラチナバンドとは?
そもそもプラチナバンドとは何なのか、改めて解説します。
プラチナバンドとは、700MHz~900MHzの周波数帯域を中心とした電波帯域です。
プラチナバンドは、ビルなどの障害物があっても回り込んで電波が届きやすい特長があります。とくに郊外や田舎の地域で広いサービスエリアを確保するために有効です。
また、基地局の少ない地域や地下、屋内などでもつながりやすいことから、携帯の通信において最適な周波数帯域ともいわれています。
※楽天モバイルのエリアは「楽天モバイルのエリアの確認方法を解説!電波が悪い時の解決策も!」で紹介しています。
もともとは楽天モバイルにはプラチナバンドが割り当てられていない
携帯の通信において最適ともいわれるプラチナバンドですが、もともと楽天モバイルには割り当てられていませんでした。
auやドコモなどの大手キャリアは割り当てられているのに対して、楽天モバイルには「ローバンド」といわれる電波帯域が割り当てられていました。
名前からもわかるように、ローバンドは、プラチナバンドよりも電波が届きにくいです。そのため、楽天モバイルは「回線が遅い」「つながらない」といった問題点がありました。
実際に、楽天モバイルを使ったことがある・使っている人なら、一度でもつながりにくいと感じたことがあるでしょう。それは、楽天モバイルがローバンドであることが原因の一つです。
楽天モバイルのプラチナバンドの対応はいつから?
楽天モバイルは2024年からの提供を進めています。
総務省に提出した開設計画では2026年3月ごろスタートに設定していました。これは、楽天モバイルのKDDIとのローミング協定が2026年までなのも考慮してのことでしょう。
引用:700MHz帯における移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設計画の認定(概要)
しかし、だいぶ保守的に見積もったとのことで、実際のところは、2024年中でのサービス開始を目指しています。
こちらは、調整等に時間がかかることも考えられるので、もっと時間がかかる可能性はあります。
楽天モバイルがプラチナバンドを獲得して今後どうなる?
ここまで読んだ人なら、楽天モバイルがプラチナバンドを獲得することでどうなるのか、検討がつくでしょう。
楽天モバイルの通信品質はかなり改善されます。実際に使ってみないとわからないところはありますが、今までのローバンドよりも通信品質が良くなることは間違いありません。
楽天モバイルの課題である通信品質は、プラチナバンドによって改善されることでしょう。
楽天モバイルのプラチナバンドに関して気になる疑問
最後に、楽天モバイルがプラチナバンドを獲得したことによる気になる疑問をいくつか解消していきましょう。
プラチナバンドを獲得したことで料金に影響は出る?
現在の楽天モバイルの料金プランは、使った分だけの料金となる「従量課金制」です。
月間データ通信料 | 月額料金 |
〜3GBまで | 1,078円 |
3GB〜20GBまで | 2,178円 |
20GB〜無制限 | 3,278円 |
※金額はすべて税込み
楽天モバイルがプラチナバンドを獲得したことで、料金プランが変わることはすぐにはないでしょう。
楽天モバイルは2026年までKDDIとのローミング協定を結んでいるので、本格的にプラチナバンドの提供がメインとなるのは、2026年以降です。
そのため、プラチナバンドによる料金改定はすぐにはないでしょう。
すべての機種で対応できる?
楽天モバイルが割り当てられたプラチナバンドは、他の大手3社と同様に「バンド28」と名付けられており、多くの端末が対応しています。
また、楽天モバイルは、対応に関して特別なアップデートは必要ないと説明しています。
なので、プラチナバンドによって、今楽天モバイルで使っている端末が使えなくなることはないでしょう。
海外製やかなり前のスマホは非対応の可能性がある
多くの機種では、プラチナバンドの「バンド28」に対応していますが、一部海外製品やかなり前に発売された機種は非対応の可能性があります。
iPhoneだと、「iPhone5s」以前のiPhone、Xperiaは「Xperia Z2」以前の機種が非対応です。
AppleやXperiaなどの有名なメーカーの製品でも古いものは、バンド28に非対応なので注意してください。
プラチナバンドによって速度も向上する?
プラチナバンドは、電波のつながりやすさが良くなる一方で、通信速度は大きな向上は見込めません。
速度は、10〜30Mbpsite程度です。この速度は、Web検索やSNSを見る上では問題ありませんが、オンラインゲームなど速度が重要なサービスにおいては動作が遅いと感じることもあります。
動画視聴は、画質によっては途中で止まる可能性もあります。
しかし、これはあくまでもプラチナバンドにつながっているときの話なので、ゲームをプレイするときや動画を視聴するときはWiFiを使うのが良いでしょう。
大手キャリアよりも快適に通信できる?
大手キャリアよりも契約数が少ない楽天モバイルは、プラチナバンド獲得によって大手キャリアよりも快適に通信ができる可能性があります。
電波は同一地域での利用者が多ければ多いほど速度は遅くなるからです。
例えば、ドコモは9,000万近くの契約数ですが、利用者が多すぎて、時間帯によってはつながりにくいことがあります。
なので、契約数が大手よりも少ない楽天モバイルだからこそ、通信速度が遅くなる可能性は低いです。
まとめ
この記事では、楽天モバイルが獲得したプラチナバンドについて、解説しました。
楽天モバイルはプラチナバンドを獲得したことにより、通信品質はかなり改善されることが期待されます。
「通信品質を懸念して楽天モバイルは避けたい」なんて人も、今後の楽天モバイルに期待して契約してはいかがでしょうか。