
引越しに必要なのが、電気などライフラインの引越し手続きですね。
電気は約1ヶ月前から受け付けてますので、決まったら早く引越し手続きをしましょう。インターネットと電話で申し込みできます。
また、ついでに検討したいのが安い電気代です。いま値上がりがすごいですからね。
こちら調べた結果、2023年5月時点で最も安いプランは、地域の大手電力会社にある従来のプラン(東京電力の従量電灯Bなど)でした。
「従来のプラン」に切り替えると、年間10,000円以上安くなるかもしれません。使用開始の手続きだけで、手間も同じです。ぜひ切り替えましょう。
この記事では、引越しの電気の停止と最も安い料金の開始手続きを解説します。ぜひ最後までご覧ください。
1.電気の引越し手続きは約1ヶ月前から。早くしましょう
電気の停止と開始の手続きは、約1ヶ月前から受け付けているため、決まったら早くしましょう。インターネットと電話で申し込みができます。
手続き前に準備するもの
下記のご契約情報が必要ですので準備しましょう。毎月電力会社から渡される検針票(電力会社から渡される「電気使用量のお知らせ」)があれば、楽に手続きができます。
- 使用中の電力会社
- お客さま番号
- 供給地点特定番号
- ご契約者お名前
- 現在の住所
- 電気の停止日(退去日)
その他に必要なものは、下記になります。
- クレジットカードや銀行口座振替の通帳など口座情報がわかるもの
- メールアドレス
- 引越し先の住所
- 引越し先の電話番号
- 引越し先の電気の開始日
自分の電力会社を忘れたときは…
自分の電力会社がわからない!忘れたときの確認方法を3ステップで解説をご参照ください。
電気の停止手続き
電気の停止手続きは、インターネットまたは電話で申し込む方法があります。インターネットからの申し込みが難しい場合は、電話が良いです。
現在使用中の電力会社によって手続き先が異なるため、最初に電力会社を確認しましょう。検針票(電力会社から渡される「電気使用量のお知らせ」)があれば書いてあります。
使用中の電力会社のWebサイトから、停止手続きを行います。または電話で停止手続きを行います。
※大変申し訳ありません。電力会社が多いため、電気のお手続き窓口を載せることが出来ません。検針票等で調べてお申し込みください。
大手電力会社の窓口については、下記の電気の開始手続き、お申し込みプラン名と窓口にあります。
電気の開始手続き
電気の停止手続きが済んだら、忘れないために、ついでに新しい住所での開始手続きを行いましょう。
2016年の電力自由化で、地域の大手電力会社の他に、新電力と言われる新規参入の電力会社も選べるようになりました。
しかしこちらで調べた結果、2023年5月時点で最も安いプランは、地域大手電力会社にある従来のプラン(東京電力の従量電灯Bなど)でした。引越し先では、このプランを選びましょう。
こちらもインターネットからの申し込みが難しい場合は、電話が良いです。
お申し込みプラン名と窓口
↓タブをクリックすると開きます
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電力会社 | 北海道電力 |
プラン | 従量電灯B(一般家庭用) |
解約手数料 | なし |
Webでのお申し込み | https://www.hepco.co.jp/home/move/move01.html お電話でお申し込みください。 |
お電話でのお申し込み | 0120-12-6565(平日9:00~17:00、土曜日9:00~15:00)祝日、年末年始(12/29~1/3)を除く |
電力会社 | 東北電力 |
プラン | 従量電灯B(一般家庭用) |
解約手数料 | なし |
Webでのお申し込み | https://www.tohoku-epco.co.jp/dprivate/inquery/ |
お電話でのお申し込み | 0120-066-774(平日9:00~17:00)祝日、年末年始(12/29~1/3)を除く |
電力会社 | 東京電力 |
プラン | 従量電灯B(一般家庭用) |
解約手数料 | なし |
Webでのお申し込み | https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/old01.html 切り換えの場合はお電話でお申し込みください。 |
お電話でのお申し込み | 0120-995-001(9:00~17:00)日曜日・休日・祝日除く |
電力会社 | 北陸電力 |
プラン | 従量電灯B(一般家庭用) |
解約手数料 | なし |
Webでのお申し込み | https://www.rikuden.co.jp/tetsuzuki/internet.html |
お電話でのお申し込み | 0120-776453(平日9:00~17:00)祝日、年末年始を除く |
電力会社 | 中部電力 |
プラン | 従量電灯B(一般家庭用) |
解約手数料 | なし |
Webでのお申し込み | https://miraiz.chuden.co.jp/home/procedures/ |
お電話でのお申し込み | 0120-921-691(平日9:00~19:00、土日祝9:00~17:00)年末年始を除く |
電力会社 | 関西電力 |
プラン | 従量電灯A(一般家庭用) |
解約手数料 | なし |
Webでのお申し込み | https://kepco.jp/service/ |
お電話でのお申し込み | 0800-777-8810(平日9:00~18:00)土日祝・年末年始を除く |
電力会社 | 中国電力 |
プラン | 従量電灯A(一般家庭用) |
解約手数料 | なし |
Webでのお申し込み | https://www.energia.co.jp/elec/proc/move/ |
お電話でのお申し込み | https://www.energia.co.jp/office/add-sales.html 各地区ごとに対応の電話番号が異なります(平日9:00~20:00)土・日・祝日・年末年始を除く |
電力会社 | 四国電力 |
プラン | 従量電灯A(一般家庭用) |
解約手数料 | なし |
Webでのお申し込み | https://www.yonden.co.jp/customer/index.html |
お電話でのお申し込み | https://www.yonden.co.jp/contact/index.html#s01 各地区ごとに対応の電話番号が異なります(平日9:00~17:00)土・日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)を除く |
電力会社 | 九州電力 |
プラン | 従量電灯B(一般家庭用) |
解約手数料 | なし |
Webでのお申し込み | https://www.app.kyuden.co.jp/mierukaWeb/moushikomi/keiyakunoMoushikomi/#form_block_kirikae |
お電話でのお申し込み | https://www.kyuden.co.jp/rate_reception_phone.html 各地区ごとに対応の電話番号が異なります(平日9:00~17:00)休日を除く |
電力会社 | 沖縄電力 |
プラン | 従量電灯(一般家庭用) |
解約手数料 | なし |
Webでのお申し込み | https://www.okiden.co.jp/individual/ |
お電話でのお申し込み | 0120-586-391(平日9:00~17:00)土・日・祝日、慰霊の日、旧盆<旧暦7/15>、年末年始(12月29日~1月3日)を除く |
2.電気の開始手続き例(東京電力)
ここでは、東京電力のWebサイトを例に解説します。
難しい場合は、電話で手続きを行った方が良いです。電話の窓口は、お申し込みプラン名と窓口を参照ください。
手続き前に準備するもの
必要なものは、下記になります。
- メールアドレス
- ご契約者お名前
- 引越し先の住所
- 引越し先の電話番号
- 引越し先の電気の開始日
開始を申し込む
お申し込みは、東京電力の引越しのお手続きのページから申し込みます。
「開始を申込む」をクリックします。
メールアドレスの登録
「メールアドレスの登録」を行います。入力したら「次へ」をクリックします。
東京電力から届いたメールを開いて、「認証コード」を確認し入力して「次へ」をクリックします。
新しいご使用場所の情報入力
新しいご使用場所の情報を、項目に沿って入力していきます。
新しいご使用場所のプランの入力(重要です)
ここが重要です。
「自分で選択」を選びます。
一番下にある「従量電灯B/C」を選び、「次へ」をクリックします。
申込内容の確認
間違いないか確認して、「次へ」をクリックします。
お申込みにあたっての確認・同意
重要事項説明書の内容を確認して、「申込む」をクリックします。
これで手続きは、終わりです。
3.料金の差について計算してみました
実際、料金にどのくらい差があるか計算してみました。
※2023年1月に一般的な四人暮らし世帯が、電力使用量316kWh、契約アンペア数40A利用した場合、auの新電力のプラン(でんきMプラン)と東京電力の従来のプラン(従量電灯B)で比較。
なんと従来のプランの方が、1ヶ月に2,146円も安いです!今現在は、従来のプランが最も安くなります。
なぜ従来のプランは安いの?
今電気料金が高いのは、発電用燃料が予想以上に上がっているためですが、従来のプランは、政府の許可がないと値上げ出来ないので安いです。
そのため、中部電力、関西電力、九州電力の3社を除いて、今年6月に政府へ平均約18~46%の値上げ申請をしています。
2023年6月に電気料金の値上げが決定されたら
・値上げ申請を行っていない電力会社(中部、関西、九州)
こちらを契約している場合は、電気料金の値上げ発表が有るまでは、今のところ契約を続けた方が良いと思います。値上げの発表が有り次第追記します。
・値上げ申請を行った電力会社(北海道、東北、東京、北陸、中国、四国、沖縄)
こちらの場合は、6月に電気料金値上げが認可される可能性が有るので、電力会社の見直しを検討した方が良と思います。しかしまだ決定していないため、発表が有り次第追記します。
4.よくある質問
停止の手続きを忘れていた場合はどうなるか
解約日までの電気料金を請求されます。気づいたら、すぐ解約しましょう。電話が早いです。
解約時の料金は日割り?
日割り計算になります。
開始の手続きを忘れていた場合はどうなるか
電気が使えない場合が有ります。引越し当日の場合は、急いで電話で開始手続きの連絡をしましょう。最低限、電力会社名、電力会社の電話番号、新居の住所・部屋番号、本人の氏名があれば、開始手続きは可能です。
立ち合いは必要?
立ち合いは不要です。
5.まとめ
今回は、引越しの時の電気の停止と最も安い料金での開始手続きについて解説しました。
・引越し手続きは、約1ヶ月前から受け付けてますので、決まったら早く手続きをしましょう。インターネットと電話で申し込みができます。インターネットが難しい場合は、電話で申し込みましょう。
・解約手続きは、検針票(電力会社から渡される「電気使用量のお知らせ」)があれば、楽に手続きができます。
・、2023年5月時点で最も安いプランは、地域の大手電力会社にある従来のプラン(東京電力の従量電灯Bなど)でした。引越し先では、このプランを契約しましょう。