浄水器の水漏れの解決方法についてお調べでしょうか。
浄水器のトラブルは蛇口直結型とビルトイン型、据え置き型で対処方法が異なります。
水漏れの原因によっては、自分で修理できる場合もあれば、専門業者に依頼すべきケースもあるのです。
修理に関する知識が足りないのに自分で修理をすると、さらに破損させてしまう可能性もあるので、気をつけてください。
この記事では、浄水器に関する情報を日頃から調査している私が、浄水器の水漏れの原因や対処法にくわえ、良質な浄水器について解説します。
最後まで読めば水漏れの悩みを解決できるだけでなく、状況ごとの対応方法も分かり、水漏れトラブルの心配いらずな生活を過ごせるようになりますよ。
ぜひ、参考にしてくださいね。
本記事を読まれている人には、こちらの記事『【2023年最新】プロが選ぶおすすめの浄水器10選|選ぶポイントや種類を徹底解説』も人気です!
- 浄水器の基本的な知識を得たい
- 水漏れの心配がない浄水器はあるのか
- 浄水器の基本的な知識を得たい
以上の内容が気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
1.浄水器の水漏れの原因はコレ!自分で修理できる?
浄水器の水漏れは多くの場合、設置段階での不具合もしくは部品の劣化が原因となっています。
浄水器は専門的なスキルがなくても手軽に取り付けられますが、だからこそ不備が起こり、水漏れを起こしやすくなるのです。
また、浄水器を使っていくうちに本体や部品が劣化することは避けられません。
水漏れの原因を特定するには、まず浄水器のタイプと水漏れしている箇所を調べてください。
ここからは、下記の3タイプの浄水器の水漏れについて解説します。
- 蛇口直結型
- ビルトイン型
- 据え置き型
それぞれの修理方法と注意点を見ていきましょう。
2.蛇口直結型浄水器の水漏れ!6つの原因と修理方法を解説
蛇口直結型浄水器の水漏れは、自力で修理できる可能性があります。
トラブルの多くは浄水器を取り付ける際のミスや部品の劣化が原因であるため、取り付け直したり部品を交換したりすると解決するからです。
具体的には以下の問題が挙げられます。
- 浄水器の取り付け用リングの緩み
- パッキンの劣化
- カートリッジの消耗
- 本体の部分的な破損
- 浄水器や分岐止水栓の後付け
- 新品の浄水器は水がなじみにくい
それでは修理方法と注意点を解説します。
原因1.浄水器の取り付け用リングの緩み
蛇口直結型浄水器は取り付け用のリングを蛇口にセットする仕様です。
そのため、リングの締め付けが足りないと水漏れが起こりやすくなります。
よってリングやコックをきつく締め直せば解決しますし、もし割れていたら交換してください。
浄水器の本体を取り付ける際に、本体側を存分に締め付けておくと、水漏れを防ぐことができます。
原因2.パッキンの劣化
浄水器を適切に設置していて、リングやコックをしっかりと締めても水漏れする場合は、パッキンを調べてみましょう。
パッキンは蛇口と浄水器を接合するために使われますが、使用に伴い段々と劣化していく部品です。
浄水器を使っているうちに硬化したり錆びが発生したりするので、パッキンが劣化していたら交換してください。
原因3.カートリッジの消耗
浄水器のカートリッジが消耗することで、水漏れが起こりやすくなります。
浄水器は、水道水をカートリッジに通過させることで水を浄化する仕組みです。
そのため、使っているうちにゴミや不純物などが溜まっていき、目詰まりを起こすのです。
目詰まりによって水の流れが悪くなると、浄水器のカートリッジ部分から水漏れします。
また、カートリッジに汚れがあると浄水機能も発揮されなくなるので、定期的に交換しましょう。
原因4.本体の部分的な破損
浄水器を長期間使用すると本体そのものが劣化しひび割れして、そこから水漏れすることがあります。
一般的に、蛇口直結型の浄水器は一定期間で本体ごと交換するものです。
浄水器の本体にひび割れがある場合や、カートリッジやパッキンなど複数の箇所が劣化しているときは、交換も検討してください。
原因5.浄水器や分岐止水栓の後付け
浄水器や分岐止水栓を後付けすることで、水漏れが発生しやすくなります。
浄水器をシングルレバー水栓に後付けすると、接合部分に重みがかかり隙間が生じるのです。
分岐水栓を後付けすると蛇口付近の部品が消耗してしまうので、やがて接合の噛み合わせが悪くなってしまいます。
さらに、後付けをすると水栓の改造とみなされて、水栓を修理する際にメーカーの保証が適用されなくなる可能性があるのです。
浄水器の設置状態を確認して、解決できなければ業者に依頼しましょう。
原因6.新品の浄水器に水がなじみにくい
新品の蛇口直結型浄水器は、設置や締め付けを万全に行ったとしても、水漏れしてしまうことがあります。
それが、新品ゆえにカートリッジに水がなじみにくく、抵抗力で一時的に水が溢れてしまう場合です。
最初は戸惑うかもしれませんが、使っているうちに水がなじみ解決するので、設置に問題がない場合は様子を見るようにしましょう。
3.ビルトイン型浄水器の水漏れ!2つの原因と修理方法を解説
ビルトイン型浄水器の水漏れは、自分で修理するのが難しい傾向にあります。
ビルトイン型浄水器はキッチンカウンターに穴を開けシンクの下に設置するので、内部の構造が複雑です。
自分で簡単に修理できる場合もありますが、素人では判断できない理由で水漏れしているかもしれません。
ビルトイン型浄水器の水漏れの原因は、主に下記の2つです。
- カートリッジの消耗
- 部品の劣化
これらの修理方法と注意点を見ていきましょう。
原因1.カートリッジの消耗
ビルトイン型浄水器の水漏れは、しばしばカートリッジの消耗によって起こります。
浄水器を使っているうちにカートリッジにゴミや不純物などが蓄積し、目詰まりを起こしてしまうからです。
カートリッジを交換すれば解決できますが、ビルトイン型浄水器は構造が複雑なので、専門的な知識がないと失敗する可能性があります。
しっかりと知識を付けないまま無理に修理しようとすると正常な部品まで傷つけてしまいかねません。
自信がない場合は業者に相談してください。
原因2.部品の劣化
ビルトイン型浄水器の水漏れが起こった際、カートリッジが正常であるならば、原因は部品の劣化にある可能性が高いです。
蛇口からポタポタ水滴が落ちる場合はスピンドルの劣化、蛇口の根元から漏れているときはノズルの劣化を疑いましょう。
これらは部品を交換すると解決できますが、ビルトイン型浄水器は上記以外の理由で水漏れする可能性もあります。
その場合、水漏れの原因の特定は素人には非常に難しく、対応も不可能と言えるのです。
無理に自己解決するよりも、メーカーや専門業者に依頼することをおすすめします。
4.据え置き型浄水器の水漏れ!2つの原因と修理方法を解説
据え置き型浄水器の水漏れは、原因さえ特定できれば修理しやすい場合が多いです。
据え置き型浄水器は自分で設置する場合がほとんどで、水漏れの原因の多くは設置時にあります。
そのため、原因を特定しやすく対処しやすいと言えるでしょう。
据え置き型浄水器の水漏れは、おもに下記の2つの原因によるものです。
- 設置不良
- 切り替えコックの劣化
これらの修理方法と注意点を見ていきましょう。
原因1.設置不良
据え置き型浄水器の水漏れは、設置場所や取り付けに問題があることが多いです。
設置場所が傾いている場合や、蛇口と本体がしっかり取り付けられていないと、水漏れが起こりやすくなりますよ。
取扱説明書を読み直して、浄水器の取り付け方がすべて合っているかを確認するようにしましょう。
原因2.切り替えコックの劣化
浄水器の設置に問題がない場合は、切り替えコックの劣化を疑いましょう。
切り替えコックは取り付け方を間違えていたり、コックのゴムパッキンや水栓の吐水口が傷んでいたりすると水漏れの原因となります。
この場合、正常に取り付けたり部品を交換したりすることで解決できますよ。
もしも切り替えコックの構造がうまく理解できず、交換に自信がない場合はメーカーや専門業者に相談しましょう。
5.どうすれば?浄水器の水漏れで修理を依頼する3つのケース
自力で浄水器の水漏れを修理するには知識が必要で、部品や工具も揃えなくてはいけません。
知識や部品、道具が足りないのに修理をしてしまうと、さらにひどい状態になる可能性さえあると言えます。
自分で修理すべきではないケースは下記のとおりです。
- 交換部品の品番が不明
- 部品を交換しても直らない
- 修理の経験が浅い
これらに該当する場合は、専門業者へ依頼しましょう。
ケース1.交換部品の品番が不明
用意する交換用部品を間違えるとお金の無駄だけでなく、故障の原因にすらなります。
部品は似ているものが多く、種類や製造番号が分からなければ素人には正確に判断できません。
また、手元に適切な工具がなかったり、どんな工具が必要か分からなかったりする場合も多いでしょう。
専門業者は知識はもちろん、適切な部品と工具を揃えているので、スムーズに解決できますよ。
ケース2.部品を交換しても直らない
部品を交換しても直らない場合は、部品の品番や修理方法を再確認してください。
もしくは経年による劣化や、浄水器以外の問題も考えられます。
いずれにせよ解決方法がわからなくなったら、専門業者に相談しましょう。
浄水器以外に問題がある
水漏れの原因が浄水器ではなく、蛇口や配管などにあるかもしれません。
たとえば蛇口の内部を直すとなると、専門的な知識や技術が必須となります。
自分で修理すると破損してしまう可能性もあるので、専門業者の利用を検討してください。
経年による傷み
浄水器を長年使い続けていたり、浄水器が設置されている物件の築年数が経過していたりすると、経年による傷みは避けられません。
古い浄水器は水漏れを起こしやすくなり、濾過する機能も劣化していきます。
また、物件の経年によって水栓が劣化したり水道管が腐食したりして、水漏れが起こるのです。
蛇口を閉めても水が噴出する場合は、浄水器だけでなく水栓や水道管のトラブルも考慮したうえで、専門業者へ相談しましょう。
ケース3.修理の経験が浅い
修理をした経験自体が少ない人やDIYの習慣がない人は、浄水器の修理を業者に依頼するほうがよいでしょう。
自分で修理をすると、確かに費用の節約になります。
しかし、知識やスキルなしに修理するとトラブルが発生しやすく、結果的に状況を悪化させるリスクも高いのです。
水漏れの原因をチェックして、対応方法に関する理解が足りないと感じたり不安に思ったりした場合は、専門業者の利用をおすすめします。
6.水漏れがおきても安心!水道直結型ウォータースタンドとは
ここまで水漏れの対処法について説明してきました。
そもそも浄水器を使うのなら、水漏れが起こってもトラブルになりづらい、サポートの充実したものを利用したいですよね。
ここからは水漏れトラブルを回避しやすい浄水器である商品をご紹介します。
水道直結型のウォータースタンドという商品で、浄水器とウォーターサーバーが合体したようなものです。
水道水を直接利用して浄水する仕様で、冷水・常温水・温水をいつでも使うことができます。
たくさんの長所がありますが、とくにおすすめしたい理由は下記の3つです。
- 設置からメンテナンスまでスタッフにおまかせ
- 濾過性が高く安全でおいしい水
- 料金は定額制で使い放題
当サイトでは、水道直結型ウォータースタンドの使用感や費用についてさらに詳しく紹介しています。
「もう水漏れで悩みたくない!」という人は参考にしてくださいね。
理由1.設置からメンテナンスまでスタッフにおまかせ
水道直結型ウォータースタンドの取り付け作業は専門のスタッフが担当するので、設置による水漏れトラブルの心配はいりません。
現状復帰も問題なくできるので、賃貸住宅でも安心して利用できますよ。
また、専門スタッフによる訪問メンテナンスが6ヶ月に1回あり、費用はレンタル料金に含まれているのです。
定期メンテナンスでは、具体的には下記の対応をしてもらえます。
- 水漏れのチェック
- 冷水・温水の温度や、味・においのチェック
- タンク内の清掃
- フィルターや消耗品の交換
- 故障の修理(通常使用による場合は無償で修理)
- 経年劣化時の本体交換(経年劣化による場合は無償で交換)
水漏れトラブルを解決するサービスが提供されていて、心強いですね。
理由2.濾過性が高く安全でおいしい水
水道直結型ウォータースタンドのフィルターは、浄水精度が他社製品より優れているのです。
役割の異なる3種類のフィルターによって、適切な流量でしっかりと浄水していきます。
JIS規格が定める家庭用浄水器試験方法で13項目にパスしていて、これは水道水に残った塩素や不純物がきれいに除去されている証です。
よって、クセが無くさっぱりとした味わいの安全な水を家庭で楽しめますよ。
理由3.料金は定額制で使い放題
水道直結型ウォータースタンドは定額制で、どれだけ使っても追加料金は請求されません。
水道水を直接利用するので、一般的なウォーターサーバーのように水を購入し配達を手配する必要がないからです。
ゆえに水の消費量が多い家庭や、おいしい水を料理に使いたい人たちに好評で、ウォーターサーバーから乗り換える人も増えています。
詳しく知りたい人は、下記にて詳細が載っているのでぜひ、確認してみてくださいね。
まとめ
浄水器の水漏れを自分で修理するには、下記のタイプ別の対処法を確認してください。
- 蛇口直結型
- ビルトイン型
- 据え置き型
自分で修理をすると破損や状況の悪化を引き起こしかねないので、以下のケースに該当するならば専門業者の利用をおすすめします。
- 交換部品の品番が不明
- 部品を交換しても直らない
- 修理の経験が浅い
水道直結型ウォータースタンドは設置からメンテナンス、修理までを専門スタッフにまかせられるので、水漏れトラブルに悩まされることはありません。
ぜひ、水道直結型ウォータースタンドを導入して、水漏れの悩みから解放されましょう。