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「ウォーターサーバーは、ずっと電源を入れっぱなしだし、電気代が高そう…」
このように考えている人も多いのではないでしょうか?
実は、節電機能のあるウォーターサーバーなら、湯沸かし器や冷蔵庫と比べても電気代に大差はありません。
電気代を気にして、ウォーターサーバーの利用を悩んでいるなら、本記事を読んで疑問を解消しましょう!
ウォーターサーバーの電気代を節約するコツや、おすすめの機種も紹介していますので、参考にしてください。
電気代が抑えられるウォーターサーバーをチェックしたい人には、『【最新】プロが全50種を徹底比較!ウォーターサーバーのおすすめランキング』もおすすめです。
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あなたにとって、満足できるウォーターサーバーを見つけてください。
1.電気代はどう?ウォーターサーバーと湯沸かし器・冷蔵庫を比較
まずは、ウォーターサーバーの電気代は、湯沸かし器や冷蔵庫と比べて高いのか?という疑問を解消していきます。
今回は、節電機能を使用した際のウォーターサーバー2種と、電気ポット、電気ケトル、冷蔵庫の電気代を比較しました。
種類 | 1ヶ月の電気代 |
フレシャス「dewo」 | 約330円 |
ワンウェイウォーター「smart」 | 約400円 |
電気ポット | 約584円 |
電気ケトル | 約162円 |
冷蔵庫 ※2~3人暮らし向け365Lの製品 | 約800円 |
表をご覧いただくとわかる通り、電気代が一番安いのは電気ケトルですが、ウォーターサーバーと比べて大きな差があるわけではありません。
また、電気ポットや冷蔵庫と比べると、節電機能を使用したウォーターサーバーの方が電気代が安いことがわかります。
そのため、電気代を気にしてウォーターサーバーの利用を悩む必要はありませんよ。
2.賢く使おう!ウォーターサーバーの電気代を節約する5つのコツ
ウォーターサーバーの電気代を少しでも抑えたい、と考えるのであれば、節約のポイントを知っておくことが大切です。
今回は、5つのコツを紹介します。
- 常に電源を入れておく
- 節電機能を使う
- サーバーを壁から離す
- 定期的に埃を取り除く
- 直射日光の当たらない場所に置く
コツを把握しておけば、「想像よりも電気代がかかってしまった!」というがなくなりますよ。
コツ1.常に電源を入れておく
まず、電気代を節約する上で大切なことは、常に電源を入れておくということです。
電気代を節約しようと思うと、「必要なとき以外は、電源を切っておいた方が良いかも…」と考えてしまいますよね。
ですが、実際には電源を切ってしまうと温水や冷水が常温に戻ってしまい、使うときには一から水を沸かす・冷やすための電力が必要になってしまいます。
そうなると、ずっと電源をつけているよりも電気代が高くなってしまい、逆効果です。
さらに、電源を切ってしまうと、サーバーに備わっている衛生面の機能が停止してしまうため、水自体にも良い影響がありません。
節電とともに、衛生的な利用のためにも、基本的には電源は入れたままにしておきましょう。
コツ2.節電機能を使う
ウォーターサーバーの節電機能を上手に使うことも大切です。
機種によって、エコモードやスリープモードなど、サーバーを利用しない時間帯に消費電力を抑えるモードがあります。
仕事やお出掛けなどで長時間外出するときや就寝時などには、節電機能をしっかり活用することで、電気代を節約することが可能です。
「モード切り替えをうっかり忘れてしまいそう…」という人は、センサーなど自動でエコモードに切り替えてくれる機種もあるので、使いやすいものを探すと良いでしょう。
コツ3.サーバーを壁から離す
ウォーターサーバーを設置する際には、壁や家具などから10cmほど離して設置してください。
壁や家具などにくっつけた状態で設置すると、放熱が上手にできずに、サーバー内に熱が籠ってしまいます。
サーバーに熱が籠ると、水の温度が上がってしまうため、水の保冷に対して必要以上の電力が消費されて、電気代が高くなってしまうでしょう。
ウォーターサーバーの放熱が上手くできないと、故障の原因ともなるため、メンテナンス費用が発生してしまうかもしれません。
電気代を抑えることと合わせて、不要な出費をしなくて済むように、サーバーの周囲には適度な空間を保って設置しましょう。
コツ4.定期的に埃を取り除く
定期的に、ウォーターサーバー背面部分の埃やゴミを取り除いてください。
サーバーの背面部分に埃やゴミが付着したままだと、放熱の邪魔をしてしまい、熱が籠ってしまうためです。
サーバーを壁から離すことと同様の理由で、放熱ができないと水温が上がり、保冷に対する消費電力が増えてしまいます。
そのため、1ヶ月に1回程度を目安に、サーバー背面部分の掃除を行うようにしましょう。
また、サーバーを清潔に利用するためにも、定期的なお手入れは大切です。
汚れを見つけた際にはふき取り、週に1回程度を目安に、きれいなふきんなどで拭くことで、より清潔な状態で利用ができますよ。
コツ5.直射日光の当たらない場所に置く
ウォーターサーバーは、日当たりが良い場所を避けて、涼しい場所に設置しましょう。
直射日光が当たる場所にサーバーを設置すると、サーバー内の温度が上がってしまい、必要以上に電力を消費してしまうため、電気代が高くなります。
また、水ボトルに直射日光が当たると雑菌が繁殖しやすい状況になってしまうため、水に対しても良い環境ではありません。
サーバーの設置は、窓際などの日光が入りやすい場所は避け、日陰のなるべく涼しい場所を選ぶことが大切です。
3.節電機能あり!電気代が節約できるウォーターサーバー5選
ウォーターサーバーの電気代を節約したいなら、節電機能がある機種を選ぶと良いでしょう。
本記事では、節電機能がある5つのウォーターサーバーを紹介します。
- フレシャス「dewo」
- プレミアムウォーター「スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)」
- クリクラ「省エネサーバー」
- ワンウェイウォーター「smart」
- コスモウォーター「smartプラス」
あなたにとって使いやすい機種を探してみてください。
(1)フレシャス「dewo」
フレシャスは、3種類の天然水がラインナップされていて、機種とカラーのラインナップが豊富なメーカーです。
今回紹介する「dewo」には、3つの省エネ機能がついています。
省エネ機能を活用することで、フレシャス従来のサーバーよりも電力を70%以上削減することができて、1ヶ月の電気代は330円ほどです。
機能の詳細を表で確認してみましょう。
機能 | 詳細 |
SLEEP機能 | 光センサーで部屋の明るさを感知してSLEEPモードが作動。 自動的にヒーターの電源がオフになり、不要な電力消費を抑える。 |
エコモード | 温水温度を標準より15℃低くすることで、消費電力を抑える。 ECOボタンを押すことで作動する。 |
温水・冷水分離のデュアルタンク | 温水と冷水のタンクを分けることで、タンク同士の熱干渉を減らす機能。 余計な加熱や冷却をするための電力消費を抑える。 |
中でも「SLEEP機能」は、光センサーによって自動で機能が作動してくれるので、「モード切り替えが面倒だな」と感じる人におすすめですよ。
そして、節電機能以外にも、「dewo」の特徴を確認しておきましょう。
- 月額料金目安:5,474円(レンタル料+水1箱)
- デザイン性が高く、カラーラインナップが豊富
- サーバーの動作音が静か
「dewo」の動作音は、約24.1dBです。
そして、静音機能のない冷蔵庫は30db台の音が発生します。
「dewo」は、一般的な冷蔵庫より静音性の高いので、就寝時などの静かな時間帯でも動作音が気になるということはないでしょう。
「インテリアとしてサーバーのデザインを重視したい」、「寝室に置きたいから、動作音は静かな方が良い」という人は、「dewo」を検討してみてください。
(2)プレミアムウォーター「スリムサーバーIII(ロングタイプ)」
プレミアムウォーターは、モンドセレクション2018優秀品質金賞を受賞した経歴を持つ、天然水の評価が高いメーカーです。
今回紹介する「スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)」は、2つの節電機能を搭載することで、1ヶ月の電気代を500円ほどに抑えます。
機能 | 詳細 |
温水タンク内の保温性を高める | タンク内の保温性を高めることで、温度を保つ消費電力を抑える。 |
エコモード | 光センサーにより、部屋が暗いときには自動で温水タンクの電源がオフになる。 |
「スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)」の節電機能は、手動でモード切り替えをする必要がありません。
サーバーが自動で節電を行ってくれるため、面倒な操作は必要なく、普通に使っているだけで電気代を抑えてくれます。
「スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)」は、「モード切り替えなどせずに楽に節電したい」と考えている人におすすめですよ。
合わせて、節電機能以外の特徴も確認しておきましょう。
- 月額料金目安:3,974円~(PREMIUM3年パック適用時)
- ボトルは使い捨てタイプだから処分が楽
プレミアムウォーターの水ボトルは、使用後に家庭ゴミとして処分できます。
そのため、「空きボトルの置き場所にスペースを取られるのは困る」という人に便利です。
(3)クリクラ「省エネサーバー」
クリクラは、雑味や不純物などを取り除いてミネラル成分をバランスよく配合したRO水が飲めるメーカーです。
クリクラの「省エネサーバー」は、従来の機種よりも熱効率を高め、温水タンクの保温性能も向上させたことにより、電気代を約55%削減させています。
1ヶ月の電気代の目安は、756円です。
サーバー自体の節電性能を上げた機種となっているので、手動でのモード切り替えなどの必要はありません。
普通に使用しているだけで、従来のサーバーよりも節電できるのが便利なポイントです。
「省エネサーバー」のその他の特徴も確認しておきましょう。
- 月額料金目安:2,920円~(水12L×2本利用時)
- 初回金として7,700円かかる
- 床置きタイプと卓上タイプから選べる
「省エネサーバー」は、何もせずとも電気代を節約できるのがメリットですが、初回金として7,700円かかります。
費用を抑えようとする中で、電気代の節約を考えているのであれば、初回だけだとしても別途費用がかかることを負担に感じる場合があるかもしれません。
納得した上で、利用を検討するようにしましょう。
また、「省エネサーバー」にはサイズが2種類あり、小さいほうの「省エネサーバーS」は卓上での利用が可能です。
「キッチンのカウンターに置いて使いたい」、「床に設置するスペースを確保できない」という人にとって、おすすめですよ。
(4)ワンウェイウォーター「smart」
ワンウェイウォーターは、天然水とRO水を合わせた4種類の水が飲めるメーカーです。
ワンウェイウォーターの「smart」は、「省エネECOモード」を使用することで電気代を最大60%削減することが可能です。
1ヶ月の電気代の目安は、400円ほどとなります。
仕事などで長時間の外出をする時間帯や就寝時など、サーバーを使用しない時間帯には「省エネECOモード」を活用して節電対策をしましょう。
習慣的に節電を意識して、サーバーを使用しない時間帯にはこまめにモードを切り替えられる人に向いています。
さらに、「smart」には以下の特徴があるので、確認しておきましょう。
- 月額料金目安:4,050円~(最低注文数の水ボトル12L×3本注文時)
- 水ボトルは下に設置するため交換が簡単
- ボトルは使い捨てタイプだから処分が楽
「smart」は、ボトルを下に設置するタイプなので、交換時にボトルを上まで持ち上げる必要がなく、女性でも簡単に行うことができます。
また、空きボトルは家庭ゴミとして捨てられるため、余分にスペースを確保しておく必要はありません。
「ウォーターサーバーはボトル交換が大変」、「空きボトルを取っておくスペースを確保するのがネック」という人におすすめです。
(5)コスモウォーター「smartプラス」
コスモウォーターは、サーバーがシンプルで使いやすく、女性や高齢者に人気のメーカーです。
「smartプラス」は、消費電力を最大60%カットできる「エコモード」機能を使用することで、1ヶ月の電気代を474円程度まで抑えることができます。
長時間の外出をする際や就寝時など、こまめなモード切り替えを面倒に感じない人におすすめです。
他にも、「smartプラス」の特徴を確認してみましょう。
- 月額料金目安:4,104円~(最低注文数の12L×2本注文時)
- 水ボトルは下に設置するため、交換が楽
- 新鮮で美味しい水が飲める
「smartプラス」は、水ボトルを下に設置するため、女性でも簡単にできるボトル交換のしやすさが魅力的です。
また、コスモウォーターの水は、採水から48時間以内に出荷されているため、新鮮で美味しい水が届けられます。
「ボトル交換の負担は少ない方が良い」、「新鮮で美味しい水が飲みたい」という人は、利用を検討してみてくださいね。
4.外気温が影響!ウォーターサーバーの電気代は一定ではない
ここまで、ウォーターサーバーの電気代について目安をお伝えしてきましたが、一年中、料金が常に一定というわけではありません。
例えば、暑さが厳しい夏には、タンク内の水温は上がる傾向にあるため、涼しい季節に比べて、保冷に対する消費電力が増えてしまいます。
寒い冬も同様に、暖かな季節よりも保温に対する消費電力が増えるため、季節によって電気代が変動してしまうのです。
ですが、電気代が大きく変わるわけではないので、そこまで心配する必要はないでしょう。
節電を気にするあまり、使わないときに電源をオフにするということは避けてください。
電源を切ると、タンク内の水が常温に戻るため、雑菌が繁殖してしまう恐れがあります。
節電という面で見ても、再度、電源を入れて温水・冷水にするまでに電力を消費するため、電気代の節約にはなりません。
衛生面と節約面、両方から見ても、電源は常に入れておくことが大切です。
5.ココも注目!電気代以外もあるウォーターサーバーの維持費
最後に、電気代以外にもかかるウォーターサーバーの維持費について確認しておきましょう。
電気代について調べている人は、「ウォーターサーバーにかかる全体の費用を抑えたい」と考えている人も多いですよね。
そのため、電気代以外にもチェックする項目を把握しておく必要があるでしょう。
ウォーターサーバーで電気代以外にかかる費用は、主に以下が挙げられます。
- 月額利用料金(サーバーレンタル料・水代・配送料・サポート料など)
- 初期費用
- メンテナンス費用
- 解約金
電気代の節約ばかりに着目してしまうと、「電気代は節約できているけど、月額料金が思ったよりも高くて金額的には不満がある」ということになってしまうかもしれません。
また、月額料金には満足していても「メンテナンス費用がかかるとは思っていなかった!」という想定外の出費に驚いてしまう可能性もあります。
ウォーターサーバーを利用開始後に「こんなはずではなかった!」とならないように、電気代以外にかかる費用についてもしっかり把握しておくことが大切ですよ。
まとめ
ウォーターサーバーの電気代は、電気ポットや電気ケトル、冷蔵庫と比べて高くはありません。
節電機能がついているウォーターサーバーを選べば、電気代で悩む必要はありませんよ。
今回の記事で紹介した、節電機能がついている機種を参考に、電気代を気にせず利用できるウォーターサーバーを見つけてくださいね。