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「ウォーターサーバーに雑菌って発生するの?」「水道水よりも不衛生なの?」といった、ウォーターサーバーの衛生面が気になりますよね。
衛生面でいうと、ウォーターサーバーの水でも雑菌が入ってしまうことはあります。
しかし、雑菌対策をしっかり行えるサーバーを選び、日々のメンテナンスを行うことで安全なお水を飲めますよ。
本記事では、ウォーターサーバーの雑菌対策や衛生面に配慮されたサーバーを紹介します。
ウォーターサーバーを安全に使いたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1.ウォーターサーバーで発生する雑菌は健康に害を及ぼさない
「ウォーターサーバーは水道水よりも雑菌が多い」と噂になっていたことがありますよね。
雑菌が繁殖してしまうことは事実ですが、実は人の健康上問題となる細菌は検出されていません。
ウォーターサーバーで雑菌が繁殖してしまう原因には、主に以下の3つが挙げられます。
- 塩素無添加だから雑菌が繁殖しやすい
- ボトル挿入部から雑菌が入る
- 掃除できないサーバー内部は雑菌が繁殖しやすい環境である
これらの原因に合わせて、東京都がおこなった「ウォーターサーバーの安全性に関する調査」によると、ウォーターサーバーによって雑菌が増えることはあると明らかになっています。
東京都生活文化局は、5つのウォーターサーバーを4ヶ月にわたって検査し、そのうち2つのウォーターサーバーから雑菌を検出しました。
出典:東京都生活文化局消費生活部「ウォーターサーバーの安全性に関する調査」
ただし、人の健康に害を与えるような細菌は検出されていません。
人の健康上問題となる細菌は検出されていない
そのため、ウォーターサーバーを使うことによる健康被害はほぼないと言えます。
2.雑菌が増殖しやすいウォーターサーバーの3つの特徴
ウォーターサーバーのお水は、水道水とは違って塩素(カルキ)が入っていないため、雑菌が繁殖しやすいです。
とくに、以下3つの特徴に当てはまるウォーターサーバーは、雑菌が増殖しやすいので注意しましょう。
- 水のボトルがリサイクル型
- 水のボトルがガロン型
- サーバーに除菌機能がない
順番に詳しく説明しますね。
特徴1.水のボトルがリータナブル型
ウォーターサーバーには、使用した後のボトルをメーカーが回収・洗浄して繰り返し使用する「リターナブル型」と、1回使ったらそのまま捨ててしまう「ワンウェイ型」の2種類あります。
このうち、繰り返し使用するリターナブル型のボトルは、ワンウェイ型に比べて雑菌が発生する可能性が高めです。
リターナブル型 | ワンウェイ型 | |
イメージ画像 | ||
特徴 |
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|
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東京都の健康安全研究センターの研究によると、リターナブル型のボトルを使用しているウォーターサーバーから細菌が検出されました。
リターナブル型サーバーの使用試験では,冷水口から経常的に10^1~10^5cfu/mLオーダーの細菌が検出された
一方、ワンウェイ型のボトルを使用しているウォーターサーバーでは、細菌が増殖しにくいことが分かっています。
細菌の増殖性を考慮するとワンウェイ冷蔵型が良いことが判明した
メーカーによっても異なりますが、衛生面で考えるとリターナブル型よりワンウェイ型のウォーターサーバーのほうが、衛生的と言えますね。
特徴2.水のボトルがガロン型
リターナブル型のボトルは、主に「ガロン型」という衝撃に強く変形しにくいボトルを使っていることが多いです。
しかし、ガロン型のボトルは空気中の雑菌が水に侵入しやすくなっています。
ウォーターサーバーのお水は無菌状態で届けられますが、ボトルからタンクに水を移動させる際、どうしても空気がボトル内に入ってしまいます。
飲み切るまでにウォーターサーバーのお水は、およそ3日〜2週間程度かかるものです。
つまり、飲み切るまでの間に雑菌はどんどん繁殖してしまうということですね。
ガロンボトルにもメリットはありますが、雑菌繁殖が気になるならボトルが収縮するタイプのサーバーのほうが、空気が入らないため衛生的に使えるでしょう。
特徴3.サーバーに除菌機能がない
メーカーによっては、定期メンテナンスを行っているところもありますが、年に一度などメンテナンス頻度は少ないです。
メンテナンスされるまでの間に雑菌が繁殖してしまうと、本末転倒ですよね。
そのため、ウォーターサーバー内を常に清潔に保つためには、サーバーに除菌機能が搭載されているものを選びましょう。
除菌機能がついているサーバーであれば、自動で雑菌繁殖を防いでくれるので、クリーンなお水を毎日飲めます。
具体的な除菌機能や、除菌機能が搭載されているサーバーは後述しますね。
3.雑菌繁殖を防ぐ!ウォーターサーバーの除菌機能
ウォーターサーバー内の雑菌繁殖を防ぐのに、除菌機能が搭載されたものがおすすめとお話ししました。
そんなウォーターサーバーの除菌機能には、大きく分けて次の3つがあります。
- 熱湯循環によるクリーン機能
- 紫外線によるUV除菌
- 高性能フィルターシステム
1つずつ見ていきましょう。
機能1.熱湯循環によるクリーン機能
熱湯循環型のクリーン機能は、サーバー内の熱湯をタンクやホースへ循環させて雑菌を熱殺菌するものです。
画像はプレミアムウォーターの「加熱クリーンシステム」ですが、メーカーや製品によって機能名は異なります。
自動で殺菌処理してくれるので、非常に便利な機能です。
ただし、クリーン機能使用中はサーバーでお水が飲めない状態になります。
そのため、サーバーを使用しない外出中や就寝中にクリーン機能を使うといいですね。
機能2.紫外線によるUV除菌
UV除菌は、殺菌効果のある紫外線を照射し、サーバ内部を殺菌するものです。
機能動作中であっても、冷水・温水ともに給水できるため、お水を飲みたい時にいつでも使えるのが嬉しいポイント。
熱湯循環型のクリーン機能のように、「使えない時間があるのは困る」という方におすすめの除菌機能です。
機能3.高性能フィルターシステム
高性能フィルターシステムは、専用のフィルターで雑菌やウイルス、ホコリなどの不純物を除去するものです。
フィルターの性質や機能は、メーカーによって異なります。
画像はウォータースタンドの高性能フィルターで、この場合は水の臭いも除去していますね。
より安全性の高いお水を飲みたい場合は、除去機能に優れたフィルターを搭載しているものを選ぶといいでしょう。
4.雑菌繁殖を防ぐ安全なウォーターサーバー5選
雑菌繁殖しやすいサーバーの特徴や、3つの除菌機能について解説しました。
では、これらを踏まえた上で選ぶべきウォーターサーバーはどれなのでしょうか?
私がおすすめしたい雑菌繁殖を防げるウォーターサーバーは、以下の5つです。
- コスモウォーター「smartプラス」
- フレシャス「dewo mini」
- ウォータースタンド「プレミアムラピアステラ」
- プレミアムウォーター「cado」
- フレシャス「slat」
それぞれの特徴や除菌機能を見ていきましょう。
(1)コスモウォーター「smartプラス」
雑菌対策がしっかりでき、おすすめのサーバーがコスモウォーターの「smartプラス」です。
smartプラスは、雑菌が入りにくいワンウェイ型で真空タイプのボトルな上に、熱湯循環による除菌機能を採用しています。
さらに、ボトル内に入ってしまうわずかな空気もクリーン処理して、雑菌の侵入を防いでいるのがポイントです。
熱湯除菌に加えて、雑菌侵入も防いでいるのでかなり安全に使えます。
さらに、「鮮度キープシステム」で天然水の鮮度を保つ工夫がされているのも魅力的。
清潔さやお水のおいしさでサーバーを選びたいという人に、smartプラスはおすすめできます!
サイズ | 幅30cm/奥行34cm/高さ110cm |
水の容器 | ワンウェイ型 |
除菌機能 | Wクリーン機能(熱湯除菌+クリーン処理) |
使える温度 | 冷水・ 温水 |
月額費用 | 1〜2人(24L):4,104円 3人(36L):6,156円 4人(48L):8,208円 |
電気代 | 465円〜 |
参考記事 | コスモウォーターって実際どうなの?契約前に知らないと損する全知識 |
(2)フレシャス「dewo mini」
フレシャスの「dewo mini」は、除菌機能にUV-LEDを搭載しているサーバーです。
サーバー内を殺菌効果のある光で照射して、天然水を常に新鮮な状態に保ちます。
さらに、dewo miniのお水は「無菌エアレスパック式」を採用しており、外気に触れづらく、お水の品質低下を防ぐのが特徴です。
4.7Lの軽量タイプなので、1~2人暮らしの方にとくにおすすめできます!
また、サーバーが卓上タイプなので、設置場所をとりたくない方にもぴったりです。
サイズ | 幅30cm/奥行34cm/高さ110cm |
水の容器 | 無菌エアレスパック式 |
除菌機能 | UV-LED |
使える温度 | 冷水・温水・70度水 |
月額費用 | 1~2人(25L):5,400円 3人(36L):7,556円 4人(50L):9,800円 |
電気代 | 490円〜 |
参考記事 | フレシャスのデュオミニを選ぶべき7つの理由 |
(3)ウォータースタンド「プレミアムラピアステラ」
ウォータースタンドの「プレミアムラピアステラ」は、高性能フィルターの自動除菌を搭載したサーバーです。
具体的には、電気分解方式で除菌水を生成し、循環除菌・流路除菌・コック除菌ができます。
ウォータースタンドの中でも除菌機能に優れたモデルで、衛生的に使いたい方におすすめです。
ウォータースタンドは、他サーバーのようなボトル式ではなく、水道に直結させて使うタイプになっています。
そのため、定額でお水が使い放題なのも魅力的です!
サイズ | 幅26cm/奥行53cm/高さ50cm |
水の容器 | なし |
除菌機能 | 高性能フィルター |
使える温度 | 冷水・温水・常温水 |
月額費用 | 6,050円(定額) |
電気代 | 500円〜 |
参考記事 | 【体験レビュー】ウォータースタンドをコスパ好きの私が選ぶ5つの理由 |
(4)プレミアムウォーター「cado」
プレミアムウォーターの「cado」は、加熱クリーンシステムを採用しているサーバーです。
除菌時は、冷水タンク内を約70℃の状態にし、約2時間維持することでタンク内を清潔に保ちます。
操作は静電方式タッチパネルなので、除菌する際は「クリーンシステム」のボタンをタッチすればOK!
簡単に操作できることに加え、デザインがおしゃれなところもポイントが高いです。
また、冷水タンクは外気を取り込みにくい構造を採用し、ボトルはお水が減るごとに収縮するため、外気が入りにくい特徴もあります。
そのため、空気中の雑菌による汚染リスクも低減でき、安心かつ最後まで新鮮なお水が飲めますよ。
衛生的でインテリアにも馴染みやすいデザイン性を求める方に、おすすめしたいサーバーです!
サイズ | 幅30cm/奥行38.6cm/高さ115cm |
水の容器 | ワンウェイ型 |
除菌機能 | 加熱クリーンシステム |
使える温度 | 冷水・温水 |
月額費用 | 1~2人(24L):5,074円 3人(36L):7.061円 4人(48L):10,148円 |
電気代 | 504円〜 |
参考記事 | 赤ちゃんがいるならcadoウォーターサーバーがおすすめ!8つの理由を解説! |
(5)フレシャス「slat」
フレシャスの「slat」は、熱湯循環型のフレッシュ機能を搭載したサーバーです。
スラットのサーバー内はエアレス構造になっているため、雑菌などを含む外気の侵入がほとんどありません。
加えて、フレッシュ機能が搭載されているので、温水・冷水の滞留を防ぎ新鮮な状態をキープできます。
ボトルもワンウェイ型なので、細菌が増殖しにくく衛生的。
さらに、使えるお水の温度が5段階と、機能面に優れているのもおすすめポイントです。
熱湯やぬるま湯、常温水まで出せるので、赤ちゃんがいるご家庭であればミルク作りに役立ちます。
サイズ | 幅29cm/奥行35cm/高さ111cm |
水の容器 | ワンウェイ型 |
除菌機能 | フレッシュ機能(温水を循環) |
使える温度 | 冷水・常温水・70度水・温水・熱湯 |
月額費用 | 1~2人(18.6L):4,302円 3人(27.9L):4,968円 4人(37.2L):6,624円 |
電気代 | 380円〜 |
参考記事 | フレシャスってどうなの?口コミ・評判や機種別の特徴を徹底解説 |
5.ウォーターサーバーの雑菌繁殖を予防する方法
雑菌対策がしっかりしているウォーターサーバーを選べば、基本的に衛生面を心配する必要はありません。
とは言っても、普段からのお手入れや衛生的に使う方法を知っておくことも、大切なポイントです。
ここでは、ウォーターサーバーの雑菌繁殖を予防する方法を見ていきましょう。
- お手入れ方法と頻度の目安を知る
- お水は賞味期限内に使い切る
- サーバーの電源は常にオンにする
それぞれについて説明しますね。
方法1.お手入れ方法と頻度の目安を知る
除菌機能でサーバー内部はキレイな状態を保てますが、それ以外の部分は定期的な掃除が必要です。
とくに、水の注ぎ口やボトルの差し込み口など、雑菌が付着しやすい箇所は定期的にお手入れしましょう。
お手入れ方法と頻度の目安は、以下の通りです。
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掃除場所 | 頻度 | お手入れ方法 |
ボトルの差し込み口 | 週1回 | ウェットティッシュで拭く |
蛇口まわり | 週1回 | ウェットティッシュで周辺を拭く 細かい汚れは歯ブラシでこする |
水受け皿 | 週1回 | 取り外して中性洗剤で洗う |
サーバー本体 | 週1回 | ウェットティッシュで拭く |
サーバー背面 | 月1回 | 掃除機でホコリを吸う 湿らせたキレイな布巾で拭く |
基本的には週1回、お水を注ぐ部分を拭き掃除します。
サーバー本体にもホコリが溜まったり、汚れが付着したりすることもあるので、定期的に掃除してくださいね。
サーバーによってお手入れ方法は異なる場合もありますが、この表を目安にお手入れしておけば問題ありません。
方法2.お水は賞味期限内に使い切る
ボトル内のお水は、一度開封すると次第に鮮度・品質も落ちていきます。
そのため、雑菌繁殖を防ぐためにもお水は賞味期限内に使い切るのがおすすめです。
お水の賞味期限は、未開封でおよそ6ヶ月が目安となっていますが、ボトルによっては賞味期限が記載されています。
ボトル開封後はできるだけ早めに使い切りましょう。
万が一、開封後に1ヶ月以上経っても消費できないのであれば、新しいボトルに交換したほうが衛生的です。
方法3.サーバーの電源は常にオンにする
節電を意識して、サーバーを使っていない時は電源をオフにしている方もいるかもしれません。
しかし、電源オフにしてしまうと、タンク内のお水が常温に戻り雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
当然、除菌機能も電源オンの時にしか使えないので、衛生面を考慮するのであれば電源はオンにしておきましょう。
帰省や旅行などで長期間サーバーを使わない場合は、サーバーの水抜きを行って電源オフにするのが一般的です。
この辺りはメーカーによって対応が異なるので、長期間使わない場合は事前に確認しておいてくださいね。
まとめ
ウォーターサーバーのお水は、水道水とは違って塩素が入っていないため、雑菌が繁殖しやすいことは事実です。
しかし、できる限り雑菌に触れない工夫がされたウォーターサーバーを選ぶことで、除菌された安全な水を飲めます。
とくに、衛生面に気をつけたいなら、今回紹介した除菌機能に優れたウォーターサーバーの中から選んでみてください。