
大容量・業界最安級と知り、どこよりもWiFiが気になっていませんか?
一見かなり良さそうに思えるどこよりもWiFiですが「速度が遅い」「繋がらない」といったトラブルが起こることがあり・・・
買ってから後悔したという人が多いんです!
元ネット回線販売員の私が、100人以上のユーザーからの口コミ・評判をチェックし、どこよりもWiFiをおすすめできない理由を、どのサイトよりもわかりやすく解説します。
より優れたサービスもわかるので、ぜひ一読ください!(2021年1月)
目次
1.どこよりもWiFiとは?
まずは、どこよりもWiFiの基本情報から見ていきます。
以下、すべて税抜きです。
どこよりもWiFiの基本情報 | |
月間データ容量 | 20/50/100GB |
最大通信速度(下り) | 150Mbps |
エリア | docomo/au/SoftBank |
端末 | U3/U2s/JT101 |
海外利用 | 可能 |
月額料金 | 2,280〜3,780円 |
契約期間 | 縛りありプラン:2年 縛りなしプラン:なし |
配送 | 最短2〜4日後に発送 |
運営会社 | 株式会社Wiz |
どこよりもWiFiは、データ容量や、契約期間縛りのある・なしの計6つの組み合わせから、自分にあったプランを選べるポケットWiFiです。
docomo・au・SoftBankの3つの回線を使えるので、通信できるエリアは広く、海外でも利用できます。
以下、料金プラン・エリアについてくわしく解説していきます。飛ばしたい人は「2.どこよりもWiFiをおすすめしない5つの理由」からご覧ください。
料金プランは縛りあり・なしを選べる
どこよりもWiFiは、大きく、契約期間に縛りがあるプラン・ないプランの2つに別れます。
- 縛りありプラン:2年以内に解約すると解約金がかかるが、月額料金が安い
- 縛りなしプラン:いつでも解約金0円で解約できるが、月額料金が高い
縛りありプラン | 縛りなしプラン | ||
契約期間 | 2年 | なし | |
事務手数料 | 3,000円 | ||
月額料金 | 20GB | 2,280円 | 2,780円 |
50GB | 2,980円 | 3,480円 | |
100GB | 3,180円 | 3,780円 | |
更新月以外の解約金 | 9,500円 | 0円 |
さらに、20〜100GBまでの3つの容量プランから、自分の月間データ使用量に合ったものを選べます。
合計6つの組み合わせから好きなプランを選択できることが、どこよりもWiFiの特徴です。
3キャリアの広いエリアで通信できる
どこよりもWiFiは、docomo・au・SoftBankの3つの回線を利用できる「クラウドSIM」という技術を使っています。
なのでスマホがつながるエリアであれば、基本的にどこでも通信が可能です。
このように、一見かなり良さそうなサービスですが、実際に使っているユーザー・プロの目線からいうと、どこよりもWiFiはおすすめできません。
2.どこよりもWiFiをおすすめしない5つの理由
ここからは、どこよりもWiFiをおすすめしない以下5つの理由を見ていきましょう。
- 理由1.サービスの安全性・実績がない
- 理由2.速度が遅い
- 理由3.そもそも繋がらないことが多い
- 理由4.端末を破損・紛失してしまうと高額な請求をされる
- 理由5.データ容量に制限がある
ユーザーの口コミ・評判も交えながら解説していきます。
理由1.サービスの安全性・実績がない
どこよりもWiFiは、ポケットWiFiを契約するうえでもっとも大事な「安全性」が不足しています。
クラウドSIMは、安定してサービスできている話を殆ど聞かないので、手を出してはいけないと思ってますw
— みや@エコ (@eco_driver_ze2) July 28, 2020
2019年3月頃から、クラウドSIMを使い「無制限で使える」とうたっていたサービスが、次々に通信障害を起こしました。
どこよりもWiFiは、まさにこのクラウドSIMを使っているので、いつ通信障害が起こるかはわかりません。事実、公式サイトには以下のような注意書きがあります。
ネットワーク品質の維持および公正な電波利用の観点から、著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、該当のお客様に対し、通信速度を概ね384Kbpsに制限する場合があります。
引用:どこよりもWiFi公式サイト
料金の安さ・端末の性能だけでなく、運営会社の信頼性・サービスの実績などの「安全性」も重視すべき今、どこよりもWiFiをおすすめすることはできません。
運営会社の評判・実績は悪い
どこよりもWiFiを運営するのは株式会社Wizです。聞きなれない会社なので調べてみると「サポート対応が悪い」という評判がいくつかありました。
#どこよりもWiFi の運営元「 #株式会社Wiz 」の口コミがひどい。
基本的にどうしてもネガティブな口コミが増えるのは分かるとしても、この量と内容は引いた……。
どこよりもWiFiは「折り返しの電話をもって申し込み完了」っていう時代に逆行している会社だし、個人的におすすめはしない。 pic.twitter.com/v3xXck84HC
— すえぽんに戻る。 (@ysgenfu) March 10, 2020
また「どこよりもWiFiの実績・販売台数」はネット上に見当たらなかったので、ユーザー数は少ないと考えられ、信頼性があるとは言えません。
WiMAXのように、ポケットWiFiの顧客満足度1位をとっていたり、販売台数が累計3,500万人を超えているサービスを選ぶ方が安全です。
理由2.速度が遅い
「サービスの安全性よりも性能を重視したい」という人であっても、どこよりもWiFiは、速度が遅いのでおすすめしません。
携帯
自宅WiFi(割と離れている)
どこよりもWiFiどこよりもWiFiくん話になら無さすぎでは? pic.twitter.com/XEYPUO6SsT
— トー○ト@見ててください美咲さん…俺の、イベラン…! (@nuko_tds) July 23, 2020
どこよりもWiFiと、代表的なポケットWiFi「WiMAX」それぞれの、ユーザーが実際に測った速度をならべました。
どこよりもWiFi | WiMAX | |
東京 | 15.55Mbps | 57.17Mbps |
大阪 | 25.32Mbps | 38.65Mbps |
愛知 | 0.18Mbps | 43.84Mbps |
全国 | 16.82Mbps | 47.42Mbps |
※引用:みんなのネット回線速度(下り)
※計測数 どこよりもWiFi:913件 WiMAX:2,753件
※直近3ヶ月間の平均値
全国平均を見ると、どこよりもWiFiは、WiMAXの約3分の1以下の速さしか出ていないです。
さらに、愛知県での平均速度は1Mbps以下です。場所によって大きな差があるので、ハッキリいって通信速度は安定していません。
ネットサービごとに必要な通信速度
ポケットWiFiに求められるのは、最低でも、YouTubeなどの動画がサクサク観られる「10〜20Mbps以上」の速度が安定してでること。
どこよりもWiFiは、場所によっては1Mbpsも出ないことがあるので、快適なポケットWiFiとはいえず、おすすめできません。
理由3.そもそも繋がらないことが多い
どこよりもWiFiは、ただでさえ速度が遅いのですが「そもそも繋がらない」「通信障害が起きている」といった口コミも多数ありました。
どこよりもWIFI通信障害かな?
今のどこよりもWi-Fi回線速度
15Kbp皆さんは、どうですか?#どこよりもWIFI#どこよりもwifi通信障害#回線速度 #モバイルWIFI pic.twitter.com/1IY904Lsci
— 焼き肉食べたい@ (@yakisobakingka) July 26, 2020
やはりクラウドSIMは、現時点ではまだ安心して快適な通信ができる技術とはいえません。
「会議で必要な資料を送りたい」「ゲームで大事な局面にいる」といった、緊急性があるときにつながらないと困るので、どこよりもWiFiはおすすめできません。
理由4.端末を破損・紛失してしまうと高額な請求をされる
どこよりもWiFiは、契約するプランに関わらず、解約時に端末を返却しなければなりません。使っている間に壊したり、紛失してしまうと弁済金18,000円が請求されます。
弁済金 | ||
安心サービス加入 なし |
故障・紛失 | 18,000円 |
安心サービス加入 あり |
故障 | 0円 |
紛失 | 18,000円 |
月額400円の保障サービスに加入していれば、故障に限っては弁済金は0円になりますが、紛失時には18,000円を請求されてしまうのです。
WiMAXなど「端末は無料でプレゼント」のサービスもあるなかで、こういったムダな出費がかかるどこよりもWiFiはおすすめしません。
理由5.データ容量に制限がある
どこよりもWiFiは、最大の容量プランでも100GBとなっていて、一度制限がかかると月末までまったく使えなくなってしまいます。
どこよりもWiFi | WiMAX | |
制限がかかる条件 | 月間で20・50・100GBを超える | 直近3日間で合計10GBを超える |
制限がかかる時間 | 20・50・100GBを超えた 瞬間〜月末まで |
10GBを超えた 翌日の夜間(18時〜26時まで)のみ |
制限中の速度 | 0.128Mbps | 1Mbps |
特徴 | 最大でも100GBまで | 実質無制限で使える |
どこよりもWiFiとWiMAXを比べてみると、以下3つの点でWiMAXの方が使い勝手がいいです。
- 制限がかかってもすぐにリセットされる
- 制限がかかってる間でも使える(1Mbps:YouTubeの標準画質が再生できる)
- 制限がかかっても日中(〜18時まで)はそのまま無制限で使える
「実質無制限・ほぼ無制限」と呼ばれているWiMAXをおすすめします。
3.どこよりもWiFiよりおすすめなポケットWiFiはこれ
2021年1月現在、もっともユーザー数が多く、サービス内容も優れていて、総合的におすすめできるポケットWiFiはWiMAXです。
基本情報を以下にならべました。どこよりもWiFiは、公式サイトでおすすめされている100GBプランをまとめています。
どこよりもWiFi | WiMAX (GMOとくとくBB) |
|
データ容量 | 100GB | 実質無制限 (3日10GB制限あり) |
最大通信速度 | 150Mbps | 1,237Mbps |
制限中の速度 | 0.128Mbps | 1Mbps |
実質月額料金 | 縛りあり:3,305円 縛りなし:3,905円 |
3,486円(W06:28,000円キャッシュバック) |
契約期間 | 2年・なし | 3年 |
配送 | 最短2〜4日後に発送 | 最短当日発送 |
運営会社 | 株式会社Wiz | 株式会社GMOインターネット |
※実質月額料金:契約期間中にかかる総額を月額料金になおしたもの
WiMAXは、10年以上も安定したサービスを提供し続けていて、累計3,500万人以上のユーザーがいる「ポケットWiFiの代表格」です。
東証一部上場企業のGMOインターネットが運営する窓口「GMOとくとくBB」から申し込むと、最安で手に入れられます。
高速通信ができ、実質無制限で使えるので、ポケットWiFiを検討しているすべての人におすすめできます。
他のポケットWiFiとくわしく比較したい人は、ポケットWiFi全30サービスを比較した結果…2020年12月おすすめはこれだ!を参考にしてください。
まとめ
どこよりもWiFiをおすすめできない理由は、以下の5つです。
- サービスの安全性・実績が足りない
- 速度が遅い
- そもそも繋がらないことが多い
- 端末を破損・紛失してしまうと高額な請求をされる
- データ容量に制限がある
はっきり言って、あえてこのサービスを選ぶ理由はないので、ポケットWiFiの契約・乗り換えを検討している人は、WiMAXをGMOとくとくBBから申し込みましょう。