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「ギガWiFiは超大容量なの?」「業界最安級なの?」
このような疑問に応えるべく、ポケット型WiFi元販売員の私が、ギガWiFi利用者100人以上の口コミや、評判をチェックしたところ・・・
「速度が遅い」「会社のサポート対応が悪い」など、見過ごせないデメリットがみつかったので、ギガWiFiはおすすめしません!
ずばりポケット型WiFiでおすすめのサービスは以下のとおりです。
ポケット型WiFiおすすめ窓口 | 概要 |
---|---|
GMOとくとくBB | 【容量無制限で圧倒的コスパ】
|
楽天モバイル | 【容量無制限最安ポケット型WiFi】
|
AiR WiFi | 【国内でも海外でも使えるつながりやすいクラウドWiFi】
|
この記事を参考にあなたにぴったりのポケット型WiFiをみつけてくださいね!
ポケット型WiFiをを検討中のあなたへ
こちらの記事でじっくり検討してくださいね!
1.ギガWiFiとは?
ギガWiFiの基本情報をまとめました。
ギガWiFiの基本情報 | |
---|---|
月間データ容量 | 従量制/100GB |
最大通信速度(下り) | 150Mbps |
エリア | docomo/au/SoftBank |
端末 | クラウドSIM対応端末 |
月額料金 | 550円〜2,695円 |
契約期間 | 2年 |
配送スピード | 最短当日発送 |
運営会社 | 株式会社メディアサービス |
※料金はすべて税込み
ギガWiFiの月間データ容量は、100GBとなっています。「超大容量」と宣伝されていますが、無制限に使える訳ではありません。
料金や配送スピードなど、他のポケット型WiFiに比べてとくに優れた点はないので、メリットは「ビューン」という雑誌・マンガ読み放題サービスがついていることくらい。
ギガwifiマジでつかえねー前から時々あったけど10日位前から電源いれても超低速しかつかまなくて高速つながるのに一時間もかかる。朝なんか一時間も繋がらないなんて使い物になんないじゃん。イライラする
— はすくら (@pm532mqz) April 30, 2021
後ほどくわしく紹介しますが、ユーザーからの評判はよくないサービスです。
まずは、ギガWiFiの料金プランについてくわしく解説します。評判やデメリットを先に知りたい方は、こちらへどうぞ。
特徴1.2つの料金プランがある
ギガWiFiには、以下2つの料金プランがあります。
- 従量制プラン:月間20GBまで使える
- 大容量プラン:月間100GB使える
それぞれ、以下の表にまとめました。
ライトプラン | 大容量プラン | |
月間データ容量 | 〜20GB | 100GB |
事務手数料 | 3,300円 | |
月額料金 | 〜5GB:550円 〜10GB:1,045円 〜20GB:1,540円 | 2,695円 |
契約期間 | 2年 | 2年 |
※料金はすべて税込み
大容量プランの方がコスパがいい(1GBあたりの料金が安い)ので、この記事では主に、大容量プランについて解説していきます。
特徴2.雑誌・マンガが読み放題の特典つき
ギガWiFiを契約すると、雑誌やマンガが読み放題のサービス「ビューン(月額550円)」を、無料で利用できます。
ポケット型WiFiを契約して、こういった特典がついてくるのは珍しいので、魅力的に思えますよね。
ただし、あくまでもポケット型WiFiとしてきちんと使えることが重要です。特典目当てでギガWiFiを選ぶのは、おすすめしません。
2.ギガWiFiの5つのデメリット
ギガWiFiをおすすめしないのは、以下5つのデメリットがあるからです。
- デメリット1.クラウドSIMは過去に大規模な通信障害を起こしている
- デメリット2.過去にデータ容量を変更したことがある
- デメリット3.運営会社の評判が悪い
- デメリット4.最安値ではない
- デメリット5.速度が遅いという評判が多い
ユーザーの評判・口コミとあわせて、順に解説していきます。
100人以上の評判・口コミをチェックしました!
今回は、ギガWiFiユーザー100人以上の口コミを、Twitterやみんなのネット回線速度でチェックしました。
その中でも、絶対に知っておいて欲しいことをまとめたので、ぜひご覧ください。
デメリット1.クラウドSIMは過去に大規模な通信障害を起こしている
ギガWiFiは今後、大規模な通信障害が起こるかもしれない「不安定」なサービスです。
ソフトバンクですら電波3本立つのにゼロとか…本当になんの役にもたたない…クラウド型wifiってどこの回線使ってるの…?
違約金あるけどもう解約します…なんか詐欺にあった気分…#ギガWiFi #株式会社メディアサービス pic.twitter.com/98mLUgTFPg— あきひな@リゾートアルバイター (@akihina_resort) October 20, 2020
なぜなら、過去に大規模な通信障害を起こしたことで有名な、どんなときもWiFiや限界突破WiFiなどと同じ「クラウドSIM」という技術を使っているからです。
クラウドSIMを使ったサービスはどれも、公式サイトに以下のような注意書きがあるので、今もまだ通信品質が安定していないとわかります。
※ネットワーク品質の維持および公正な電波利用の観点から著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合該当のお客様に対し通信速度を概ね256Kbpsに制限、もしくは遮断する場合があります。
引用:ギガWiFi公式サイト
急に通信障害が起こって、速度制限をかけられたり通信をストップされてしまうと最悪ですよね・・・。
※クラウドSIM:3キャリア(docomo・au・SoftBank)の回線を、切りかえながら使う技術。
※3キャリアの回線といっても、格安スマホ用の低品質な回線なので、速度が遅い。
デメリット2.過去にデータ容量を変更したことがある
2024年11月現在、月間100GBのデータ容量となっているギガWiFiですが、今後は100GBも使えなくなってしまうかもしれません。なぜなら過去に、ユーザーに提供するデータ容量を変更したことがあるからです。
2020年7月まで | 7月以降 | |
データ容量 | 完全無制限 | 100GB |
このようにデータ容量を変更したのは、先述した通信障害が原因です。今後また障害が起こると、100GBも使えなくなってしまうかもしれません。
しかも当時は、完全無制限で使えなかった!
完全無制限プランだった当時の口コミの中には、「無制限と書いていたのに、実際には150GBしか使えなかった」というものがいくつかありました。
このようにギガWiFiは、運営会社のいい加減な運営体制が指摘されています。次の章でくわしくご紹介します。
デメリット3.運営会社の評判が悪い
ギガWiFiは、運営会社の評判も悪いです。
ギガWiFiが本当に酷い
配送修理で住所変更をお願いしたのに前住所に送り間違い、明らかにおかしいのに故障してないの一点張り…電話対応逆切れ気味、言ってる事も矛盾してる。
何よりクラウドWiFi謳ってるのにソフトバンクより弱電波…
皆さんも気をつけて…#ギガWiFi #株式会社メディアサービス— あきひな@リゾートアルバイター (@akihina_resort) October 9, 2020
「電話で逆ギレされる」「会社側のミスを認めない」といった不誠実な対応に、不満をもっているユーザーがたくさんいました。
もし通信障害が起きたときに、こういった対応をされるかもしれないと考えると不安ですよね。
ギガWiFiの運営会社
ギガWiFiは、株式会社メディアサービスによって運営されています。
株式会社メディアサービスは、ホームページを作ったり、Web系の仕事をしているネット企業です。
「インターネットに強い会社なら大丈夫かな?」と思うかもしれませんが、ギガWiFiの販売・運営実績については、どこにも書かれていませんでした。
そのため、累計の販売台数が3,500万台を超え、10年以上安定したサービスを運営しているWiMAXと比べると、先行きが不安です。
デメリット4.最安値ではない
先述したとおり、ギガWiFiは特別に料金が安いわけではありません。
以下、同程度のデータ容量が使える主要4サービスの実質月額料金(1年にかかる総額を、月額になおしたもの)と比べてみましょう。
←(スマホの方はスクロールできます)→
どこよりもWiFi | Mugen WiFi | ギガWiFi | WiMAX (GMOとくとくBB) | |
月間データ容量 | 100GB | 100GB | 100GB | 無制限 |
実質月額料金 | 4,642円 | 3,867円 | 3,187円 | 1,086円 |
※料金はすべて税込み
値段だけ見るとギガWiFiが安いですが、WiMAXは月間データ量無制限で4,061円です。
100GB以上使えることを考えると、1GBあたりの価格はWiMAXが最安値となります。
料金の面でも、あえてギガWiFiを選ぶメリットはないとわかります。
デメリット5.速度が遅いという評判が多い
またギガWiFiについて、速度が遅いと感じているユーザーもたくさんいます。
ギガwifi最近ずっと遅い。10mbpでて速く感じる位遅い
— はすくら (@pm532mqz) October 15, 2020
ギガWiFi本当に繋がらない
毎日お昼時とか夕方過ぎるとめちゃくちゃ遅くなるしWiFiの意味ある?— (@hnkorona) October 24, 2021
ギガWiFiと、代表的なポケット型WiFi「WiMAX」で、ユーザーが測った通信速度を比べてみます。
ギガWiFi | WiMAX | |
平均 | 11.88Mbps | 115.04Mbps |
※引用:みんなのネット回線速度(下り)
※直近3ヶ月間の平均値
ギガWiFiの平均通信速度は約10Mbpsの通信速度であるのに対し、WiMAXは約100Mbpsと、ギガWiFiの速度が遅いことが分かります。
通信が混みあう時間帯にはさらに速度が低下するため、ギガWiFiの「10Mbpsが出て速いほう」という口コミは、あながち嘘ではなさそうです。
10〜20Mbpsは安定して出て欲しい
上の画像は、ネットサービスごとに必要な速度をまとめたものです。
どのサービスもサクサク使えるよう、安定して10〜20Mbpsは出て欲しいところです。
ですがギガWiFiは、速いときで10Mbpsほど。遅いときには1Mbpsまで落ちてしまうので、とても快適なサービスとは言えないんです。
3.ギガWiFiよりもおすすめなポケット型WiFi
2024年11月現在、もっともユーザー数が多く、サービス内容も優れていて、総合的におすすめできるポケット型WiFiはWiMAXです。ギガWiFiとWiMAXを比較してみましょう。
←(スマホの方はスクロールできます)→
ギガWiFi | WiMAX (GMOとくとくBB) | |
月間データ容量 | 100GB | 無制限 |
最大通信速度 | 150Mbps | 3,900Mbps |
制限中の速度 | 0.256Mbps | 不明 |
実質月額料金 | 3,187円 | 2,561円 |
契約期間 | 2年 | 2年 |
配送スピード | 最短当日発送 | |
運営会社 | 株式会社メディアサービス | 株式会社GMOインターネット |
※料金はすべて税込み
何度もお伝えしてきましたが、WiMAXは、ポケット型WiFiで重視すべき「安定性」という点でギガWiFiよりも優れています。
また、実質無制限(制限中もYouTubeの標準画質がみられる)で使え、高速通信ができるので、間違いなくベストなポケット型WiFiです。
「GMOとくとくBB」から申し込むと最安値で契約できます。
※他のポケット型WiFiとくわしく比較したい人は、騙されるな!ポケット型WiFi全38社を比較した結果…おすすめはコレだを参考にしてください。
まとめ
ギガWiFiは、以下5つの見過ごせないデメリットがあるサービスなので、おすすめできません。
- デメリット1.クラウドSIMは過去に大規模な通信障害を起こしている
- デメリット2.過去にデータ容量を変更したことがある
- デメリット3.運営会社の評判が悪い
- デメリット4.最安値ではない
- デメリット5.速度が遅いという評判が多い
結論としては、上記すべてをカバーしているWiMAXの方がおすすめです。
ポケット型WiFiの契約・乗り換えを考えている人は、ぜひWiMAX(GMOとくとくBB)を使ってみてください。