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「WiFi業界最安値級」や「大容量100GB」といったキーワードをみて、Mugen WiFiの契約を検討していませんか?
キーワードだけみると、たしかに契約したくなる気持ちもわかります。
ですが、30社以上のポケット型WiFiを比較検討している元ネット回線販売員の私が内容をチェックすると、数々のデメリットがみつかりMugen WiFiはおすすめできません!
結論からいうとおすすめのポケット型WiFiはこちらの3種類です。
▼おすすめのポケット型WiFi▼
ポケット型WiFiおすすめ窓口 | 概要 |
---|---|
GMOとくとくBB | 【容量無制限で圧倒的コスパ】
|
楽天モバイル | 【容量無制限最安ポケット型WiFi】
|
AiR WiFi | 【国内でも海外でも使えるつながりやすいクラウドWiFi】
|
それではこれからその理由を徹底解説していきましょう!
ポケット型WiFiをを検討中のあなたへ
こちらの記事でじっくり検討してくださいね!
1.Mugen WiFiとは
まずはMugen WiFiの基本情報を確認しましょう!なお、以下の表はすべて税抜き表示です。
Mugen WiFi 基本情報 | |
月間データ容量 | 100GB |
最大通信速度 | 150Mbps |
エリア | SoftBank・au・docomo |
端末 | U3・AIR-1 |
事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 3,300円~ |
契約期間 | 2年 |
配送スピード | 最短即日発送 |
運営会社 | 株式会社surfave |
月間データ容量は100GBと、Mugen WiFiという名前ですが無限に使える訳ではありません。
月額料金は他のポケット型WiFiと比べて、やや安いです。ですが、月額550円で2年間縛りなしプランに加入すると、月額料金は3,850円になるため大きな特徴とはいえません。
おすすめしない理由をくわしくみる前に、料金プランも確認しましょう。
Mugen WiFiの料金プランは2種類
Mugen WiFiには、端末の種類に応じて2つの料金プランがあります。
それぞれの料金を表でまとめてみました。
端末 | U3 | AIR-1 |
月額料金 | 3,300円 | 3,500円 |
事務手数料 | 3,300円 | |
下り最大 | 150.0Mbps | |
最大利用時間 | 12時間 | 17時間 |
どちらの端末も通信速度は同じで、違いは「画面の有無」と「最大利用時間」です。
特にこだわりがない場合は料金の安いU3で十分でしょう。
2.Mugen WiFiをおすすめしない6つの理由
Mugen WiFiをおすすめしない理由は以下6つあります。
- 理由1.自社回線を持っていない
- 理由2.通信速度が遅い
- 理由3.サポート体制が不安
- 理由4.補償プランは途中加入&途中解約できない
- 理由5.日割り計算されない
- 理由6.より高性能な端末を利用できる
ユーザーのリアルな口コミとあわせて、順番に解説します。
理由1.自社回線を持っていない
Mugen WiFiは「クラウドSIM」という技術を使ったサービスで、自社回線を持っていません。
クラウドSIMとは
3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線を選んで使用する技術。ただし、使用するのは格安スマホ用の低品質な回線のため、速度が遅くなります。
実はこれまで自社回線を持たない「クラウドSIM」のサービスは、たびたび通信障害を起してきました。
#どんなときもwifi
他社のクラウドSIMも障害発生してるし、クラウドSIMの考えに無理があるのかな?限界突破も一部のユーザーが、
4.4Tも使っても、販売会社ではわからない状況。もう少し様子見て、WIFI変えるか、考えます。
コロナが治らない限り、ほかのWIFIも同じ事になると思うな。。— 笹太郎@⌚️ (@sasataro7777) March 29, 2020
また、Mugen Wifiの公式サイトには以下のような注意書きがあり、利用者としては通信環境に不安感を持つのも無理はありません。
一般的なご利用環境における十分なデーター容量を提供しておりますが、ネットワーク品質の維持と公平な電波利用の観点から、大容量の通信を行う利用者に対し通信の停止や速度低下措置を行わせていただきます。
Mugen WiFiと同じクラウドSIMを使用しているTHE WiFiは2020年3月~5月ころ、1ヶ月以上まったく通信できなくなったこともあります。その他のクラウドSIMで通信障害が起こったサービスはたとえば以下のとおりです。
- どんなときもWiFi:2020年2月~4月頃
- THE WiFi:2020年3月~5月頃
- よくばりWiFi:2020年2月頃~4月頃
- 限界突破WiFi:2020年3月頃
これらの背景にはテレワークの導入による、WiFi利用者の増加があります。今後も同じようなことがあれば、通信障害が起きてしまうかもしれません。
サービス内容の変更はありえる。
実は、同じクラウドSIMのTHE WiFiには、通信障害が原因で月間データ容量を改悪した過去があります。
MugenWiFiは300Gで通信制限が発動していしたが
新たなサービス上限100Gに転向し、転向前のユーザーなのに9/24から突然250Gも使用していないのに速度が40kbpsでないぐらいになりました。
これは契約違反ではないでしょうか— anonymous (@anonymos7915437) September 25, 2020
Mugen WiFiについても「Mugen WiFiの月間データ容量は以前300GBだったにも関わらず、250GBも使えなかった」という気になる口コミもありました。
クラウドSIMの場合、通信品質が悪いままだとサービス改悪もありえることは念のため注意した方が良いでしょう。
このように、クラウドSIMを使っているサービスは、通信障害やサービス改悪の可能性があり不安なので、それだけでおすすめできません。
理由2.通信速度が遅い
Mugen WiFiは通信速度が遅いとユーザーの間では不評です。
おはようございます!朝起きても遅すぎる。
昨日夜まで普通に使えてた。300GBで制限かかる噂のところ100GBも使ってない。こっそり制限かけてそう。遅い過ぎる口コミもたくさん。クソが。#mugenwifi pic.twitter.com/akpQkUM3kP
— ザブロー@動画広告マン (@zabroow) July 23, 2020
口コミをみると通信速度が遅く、在宅勤務に支障がでたため解約する人もいました。
ここで代表的なポケット型WiFiの「WiMAX」とMugen WiFiの通信速度を時間帯別に比べてみましょう。
Mugen WiFi | WiMAX | |
ダウンロード速度 | 90.27Mbps | 111.13Mbps |
アップロード速度 | 14.41Mbps | 12.93Mbps |
Ping値 | 52.56ms | 44.53ms |
※引用:みんなのネット回線速度(下り)
※直近、3ヶ月平均
平均データを見てもWiMAXの方が通信速度が速いことがわかります。とくにダウンロード速度はWiMAXの5分の1ほどしか出ていません。
このことから、Mugen WiFiの通信速度は、WiMAXと比べて大きく劣ることがわかりました。
理由3.サポート体制が不安
Mugen WiFiはサポート体制に不安があります。
Mugen WiFi運営会社の株式会社surfaveの対応が悪く、電話も全然つながらないという口コミを数多くみつけました。
今年一番の後悔は Mugen WiFi と契約したことだ。
対応は悪いし、電話は全然つながらない。
電話取る気がないのかもしれない。
通信速度も驚くほど遅い。
安かろう、悪かろうの代表的な会社だと思われる。— まめしば 愛媛県 (@mamesiba212) March 4, 2020
無限wifi (MugenWifi)
なんだこのクソみたいな対応…荷物をしっかりと受け取りしたかも連絡しない…ってか解約完了すらもしない…
こんな対応しかしない所との契約していたなんて…契約切ってよかった。ここと契約しようとしている人は覚悟して契約した方がいいですよ。 pic.twitter.com/jhaL2MrS5H
— キャシー (@kyasi5501) December 14, 2020
このように、解約手続きや配達遅延に関するサポート対応などに対する悪い口コミもありました。
「ここで契約しようとしている人は覚悟して契約した方がいい」と言われるサービスもなかなかないでしょう。
理由4.解約金なしオプションは途中加入できない
Mugen WiFiには2つのオプション「解約金なしオプション(月額550円)」と「安心保証オプション(月額660円)」があります。
このうち「解約金なしオプション」は途中加入ができません。
つまり、契約時に入るかどうかを決めなくてはならず、また途中で加入したいと思っても加入できないのです。オプションの途中加入ができないサービスは悪い意味で珍しいでしょう。
理由5.日割り計算されない
Mugen WiFiの初月料金は、月途中の契約だとしても、日割り計算されません。
そのため、たとえ月末に格安プランを契約して、その月の利用日数が数日だったとしても、事務手数料のほかに月額料金4,268円がかかってしまいます。
mugenwifi契約したら翌月発送になるとさ。
それ自体はいいんだけど工場が春節で休みだから3~10日以降ってなってるのはどうなのよ…
その上、日割りしてくれないとか。
場合によっては半月使えなくて月額とられるんかなぁ。— クソザコ (@karapoly) January 21, 2020
このようにMugen WiFiが日割り計算されないことについて、複雑な思いをもつ口コミも多数ありました。
一応、Mugen WiFiでは日割り計算できないことへの対応として、翌月1日から利用できる「次月利用オプション」を用意しています。急ぎでない人はこの「次月利用オプション」を利用すると良いでしょう。
ただし、すぐにでもMugen WiFiを利用したい人は、いつ申し込んだとしても初月は月額料金が丸々かかることは頭に入れておきましょう。
理由6.他社と比べて端末の性能が低い
Mugen WiFiでは「U3」という端末を利用しますが、他のWiFiサービスではより高性能な端末を利用できます。
そこでWiMAXで利用できる「Speed Wi-Fi 5G X11(以下、X11)」と「U3」のスペックを比較してみましょう。
U3 (Mugen WiFi) | X12 (WiMAX) | |
デザイン | ||
通信速度 | 受信時最大:150Mbps | 受信時最大:3,900Mbps |
同時接続台数 | 最大10台 | 最大17台 |
バッテリー容量 | 3,000mAh | 4,000mAh |
サイズ | 126×66×10mm | 136×68×14.8mm |
重量 | 125g | 174g |
カラー | ブラック | ホワイト / ブラック |
その他 | 海外利用可 | 5G利用可能 |
表のとおり、通信速度やバッテリー時間においてWiMAXのX11はU3より優れていることがわかります。
3.Mugen WiFiよりもWiMAXがおすすめ
2024年11月現在、ユーザー数が最も多く、またサービス内容に優れているWiMAXが一番おすすめできるポケット型WiFiです。一方、これまでみてきたとおり、Mugen WiMAXは正直おすすめできません。Mugen WiFiとWiMAXの基本情報を比較してみましょう。
Mugen WiFi※1 | WiMAX (GMOとくとくBB) | |
月間データ容量 | 100GB | 無制限 |
最大通信速度 | 150Mbps | 3,900Mbps |
回線 | SoftBank/au/docomo | WiMAX +5G |
デザイン | ||
端末の性能 | バッテリー容量:3,000mAh 同時接続台数:最大10台 特記事項:海外利用可 | バッテリー容量:4,000mAh 同時接続台数:最大17台 特記事項:5G回線利用可能 |
解約金込みの総額 | 1年:51,634円 2年:86,250円 3年:130,866円 | 1年:13,032円 2年:61,476円 3年:109,920円 |
日割り計算 | なし | あり |
契約期間 | 2年 | 2年 |
配送スピード | 最短当日発送 | |
サポート体制 | △ | ◯ |
特記事項 | クラウドSIM | オリコン顧客満足度2年連続1位 |
運営会社 | 株式会社surfave | 株式会社GMOインターネット |
※1 格安プラン・補償オプションなしの場合
WiMAXは、累計3,500万人ものユーザーがおり、ポケット型WiFiの顧客満足度1位の実績があるポケット型WiFiです。
表のとおり、Mugen WiFiと比較しても、通信速度においてWiMAXの方が優れていることがわかります。クラウドSIMの懸念点である安定性という観点でも、WiMAXは10年以上安定したサービスを提供し続けています。
WiMAXは「GMOとくとくBB」から申し込むと最安値で契約できるので利用しましょう。
※他のポケット型WiFiとくわしく比較したい人は、騙されるな!ポケット型WiFi全38社を比較した結果…おすすめはコレだを参考にしてください。
まとめ
今回はMugen WiFiをおすすめしない理由を口コミや評判も交えて6つ解説しました。
- 自社回線を持っていない
- 通信速度が遅い
- サポート体制が不安
- 補償オプションは途中加入&途中解約できない
- 日割り計算されない
- 端末の性能が他社と比べて低い
WiMAXは上記全ての理由をカバーしています。
Mugen WiFiではなく、WiMAXを利用して、より快適な通信環境を整えてみてはいかがでしょうか。