
「ワイモバイルでもiPhoneは問題なく使えるの?」と、ワイモバイルへの乗り換えに不安を抱いている人は多くいるはずです。
これまで通りにiPhoneが使え、その上料金が安くなったらうれしいですよね。
早速結論から言うと、ワイモバイルでは問題なくiPhoneを使えます。
しかし、自分でiPhoneを持ち込むか、ワイモバイルで購入するかによって、使い始めるまでの手順が異なるのです。
そこでこの記事では、iPhoneを使い始めるまでの手順、注意点などを状況別に解説します。
最後まで読めば、問題なくワイモバイルでiPhoneを使えるようになりますよ。
※価格はすべて税込表記です。
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1.ワイモバイルでは問題なくiPhoneが使える!
ワイモバイルでは、問題なくiPhoneが使えます。
ワイモバイルでiPhoneを使う方法は、以下の2つです。
- 手持ちのiPhoneを持ち込みで使う
- セット購入で使う
どの機種を利用できるのか、確認しましょう。
手持ちのiPhoneを持ち込みで使える
ワイモバイルでは、ほぼすべてのiPhoneを使えます。ワイモバイルで使えるiPhoneをまとめました。
使える〇 | iPhone 12 Pro Max/mini/Pro iPhone 12 iPhone SE(第2世代) iPhone 11 Pro Max/Pro iPhone 11 iPhone XR iPhone XS Max/XS iPhone X iPhone 8 Plus iPhone 8 iPhone 7 Plus iPhone 7 iPhone SE iPhone 6s Plus iPhone 6s iPhone 6 Plus iPhone 6 iPhone 5s |
使えない× | iPhone 5sより前の機種 |
最新のiPhone 12シリーズやiPhone SE(第2世代)にも対応しているのは、うれしいポイントですね。
大手キャリアで購入した機種ならiPhone 6s以降、SIMフリー版ならiPhone 5s以降のiPhoneに対応しています。
ワイモバイルでセット購入もできる
ワイモバイルでは、SIM契約と一緒にiPhoneの購入もできます。
いくらで購入できるのか、Apple Store・ソフトバンクと比較してみました。
ワイモバイル | Apple Store | ソフトバンク | |
iPhone 12 | 64GB:110,880円 128GB:116,640円 256GB:131,040円 △18,000円 | 64GB:94,380円 128GB:99,880円 256GB:111,980円 | 64GB:110,880円 128GB:116,640円 256GB:131,040円 |
iPhone 12 mini | 64GB:96,480円 128GB:102,960円 256GB:116,640円 △18,000円 | 64GB:82,280円 128GB:87,780円 256GB:99,880円 | 64GB:96,480円 128GB:102,960円 256GB:116,640円 |
iPhone SE (第2世代) | 64GB:57,600円 128GB:64,080円 △21,600円 | 64GB:49,280円 128GB:54,780円 | 64GB:57,600円 128GB:64,080円 |
iPhone 11 | 64GB:66,240円 △18,000円 | 64GB:71,280円 | 64GB:66,240円 |
iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone SE(第2世代)は、定価だとApple Storeよりも高い価格です。
しかし、新規契約もしくは乗り換え(ソフトバンク・LINEMO以外)での購入だと割引が適用されるので、Apple Storeやソフトバンクよりも安い価格で購入できます。
iPhone 12シリーズ・iPhone SE(第2世代)・iPhone 11が欲しい人は、ワイモバイルでの購入がお得ですよ。
2.持ち込みでiPhoneを使う手順
まずは、持ち込みでiPhoneを使う場合の手順を紹介します(ワイモバイルでiPhoneを購入する人は、こちらに飛んでください)。
手順は、以下のとおりです。
- 事前準備をする
- ワイモバイル公式サイトにアクセスする
- 契約するプランやオプションなどを決める
順に見ていきましょう。
手順1.事前準備をする
まずは、以下のものを準備しましょう。
- 対応機種か確認する
- MNP予約番号の発行(現在の電話番号をワイモバイルでも使うなら必須)
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)
乗り換える人は、現在利用している携帯電話会社で、MNP予約番号を取得しておきましょう。
本人確認書類として使えるものはこちらで確認できます。
手順2.ワイモバイル公式サイトにアクセスする
申し込みに必要なものを準備したら、以下のワイモバイル公式サイトにアクセスしましょう。
SIMカードは、SIMカードとeSIMの2種類あります。
- SIMカード:端末に挿入して使う「物理SIM」で、どの端末にも対応
- eSIM:iPhone 11以降のみに対応している「デジタルSIM」
eSIMはその場ですぐに利用できるのがメリットです。
しかし、機種変更時の移行に手間がかかる、eSIM対応端末が少ないなど、デメリットもあります。
したがって、迷ったら物理タイプのSIMカードを選びましょう。
手順3.契約するプランやオプションなどを決める
SIMカードの種類を選択したら、SIMカードのサイズやプランなどを決めていきます。
SIMカードのサイズを選択する
SIMカードには、「nanoサイズ」と「microサイズ」の2つがあります。
iPhoneの場合は「nanoサイズ」 です。
SIMカードのサイズを間違えてしまうと、交換手数料として3,300円がかかる可能性があるので注意しましょう。
契約方法やプラン・オプションを選択する
SIMカードのサイズを選択したら、契約方法やプラン、オプションを選択していきます。
選択が必要な項目は、主に以下の3つです。
- 契約方法(新規契約・MNP)
- 料金プラン(シンプルS・M・L)
- 通話オプション
これらを選択したら「料金明細へ」をタップして、契約内容を確認しましょう。
その後は、画面にしたがって個人情報を入力していくだけです。
iPhoneを持ち込んでSIMのみの契約をする人は、10分程度で手続きが完了しますよ。
3.ワイモバイルでiPhoneを購入して使う手順
ワイモバイルでiPhoneをセット購入する場合の手順を紹介します。
手順は、以下のとおりです。
- 購入したいiPhoneを選ぶ
- カラー・容量・契約方法などを選択する
- 商品が届いたらSIMカードを挿入する
順に見ていきましょう。
手順1.購入したいiPhoneを選ぶ
以下のワイモバイル公式サイトにアクセスしたら、購入したいiPhoneを選びましょう。
新規契約・MNP(ソフトバンク・LINEMO以外)なら、どの機種も割引価格で購入できます。
機種 | 価格 | 割引後の価格 |
iPhone 12 | 64GB:110,880円 | 92,880円 |
128GB:116,640円 | 98,640円 | |
256GB:131,040円 | 113,040円 | |
iPhone 12 mini | 64GB:96,480円 | 78,480円 |
128GB:102,960円 | 84,960円 | |
256GB:116,640円 | 98,640円 | |
iPhone SE (第2世代) | 64GB:57,600円 | 36,000円 |
128GB:64,080円 | 42,480円 | |
iPhone 11 | 64GB:66,240円 | 48,240円 |
iPhone 12・iPhone 12 mini・iPhone 11は18,000円引き、iPhone SE(第2世代)は21,600円引きで購入できます。
お得に購入したい人は、ワイモバイル公式サイトからがおすすめですよ。
ワイモバイルでの購入なら初期設定をする必要がないので、届いたらすぐに使えます。
手順2.カラー・容量・契約方法などを選択する
iPhoneを選んだら、各項目を選択していきます。
選択する必須項目は、主に以下の6つです。
- iPhoneのカラー
- iPhoneの容量
- 契約方法(新規契約・MNP)
- 料金プラン(シンプルS・M・L)
- 通話オプション
- 機種代金の支払い回数(36回・24回・一括)
各項目を選択したら契約情報を確認して、個人情報を入力していくだけです。
手順3.商品が届いたらSIMカードを挿入する
iPhoneとSIMカードが届いたら、SIMカードを挿入して利用を開始しましょう。
ワイモバイルで購入したiPhone SE (第2世代)とiPhone 11は、初期設定をする必要はありません。
SIMカードを挿入したら、すぐに使えますよ。
「iPhone 12シリーズを購入した人は初期設定の必要あり」
iPhone 12もしくはiPhone 12 miniを購入した人は、初期設定をする必要があります。
初期設定の手順を後述しているので、参考にしてくださいね。
4.iPhoneの初期設定からデータ移行までの手順
SIMカードが届いたら、ワイモバイルの回線を利用するための初期設定をする必要があります。
また、ワイモバイルで新しくiPhoneを購入した人は、旧端末からのデータ移行をしなくてはいけません。
初期設定とデータ移行の手順を紹介します。
- 開通手続き
- APN設定
- データ移行
順に見ていきましょう。
手順1.開通手続き
ワイモバイルの回線を使うには、ワイモバイルの回線に切り替える作業が必要になります。
以下に当てはまる人は、開通手続きが必要です。
- 他社から乗り換えて、SIMのみ購入した人
- 他社から乗り換えて、セット購入した人
新規契約で契約した人は、開通手続きをする必要はありません。
乗り換えの人は6日以内に、Webもしくは 電話のどちらかから手続きをしましょう。
電話番号は、SIMカードと同封の「Y!mobile開通手続きのご案内」に記載されています。
手順2.APN設定
回線切替が完了したら、SIMカードを挿入してAPN設定をしましょう。
APN設定は、以下2つのパターンで手順が異なります。
- iPhoneを持ち込んで使う場合
- ワイモバイルでiPhone 12・iPhone 12 miniを購入した場合
それぞれの手順を紹介します。
iPhoneを持ち込んで使う場合
iPhoneを持ち込んで使う場合の手順を紹介します。
手順は以下のとおりです。
- WiFiに接続する
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
SIMフリー版は、iOSを最新バージョンに更新するだけで、ワイモバイルの回線を利用できるようになります。
iOSを最新バージョンにしても利用できない場合は、以下の方法を試してみましょう。
- アプリの「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 「キャリア設定アップデート」が表示されるので、「アップデート」をタップ
- 回線がワイモバイルに切り替わっていれば完了
ワイモバイルでiPhone 12・iPhone 12 miniを購入した場合
ワイモバイルでiPhone 12・iPhone 12 miniを購入した人は、構成プロファイルをダウンロードする必要があります。
手順は以下のとおりです。
- WiFiに接続する
- Safariを起動して、APN設定用ページで構成プロファイルをダウンロードする
- 「設定」を開き、「プロファイルがダウンロード済み」をタップ
- 画面の指示にしたがって、操作をする
APN設定は3分程度で完了しますよ。
手順3.データ移行
開通手続き・APN設定が完了したら、古い端末からデータを移行しましょう。
データ移行は、iPhoneから移行する場合とAndroidから移行する場合では方法が異なります。
- iPhoneからのデータ移行なら「iCloud」
- Androidからなら「Move to iOS」
それぞれの方法を紹介します。
iPhoneからiPhoneのデータ移行の方法
iPhoneからiPhoneへのデータ移行は、「iCloud」が便利です。
「iCloud」を利用したバックアップと復元は、古い端末と新しい端末の両方で操作する必要があります。
まずは、古い端末での操作手順を紹介しますね。
古い端末での操作手順
古い端末の操作手順の流れは以下のとおりです。
- WiFiに接続する
- 最新のiOSにアップデートしておく
- 「設定」から「名前」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「iCloudをバックアップ」をタップ
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
新しいiPhoneでの操作手順
次に、購入した新しい端末での操作手順を紹介します。
- WiFiに接続する
- iCloudバックアップから復元をタップ
- 「設定」→「一般」→「リセット」の順でタップ
- 「iPhoneを消去」をタップ
- iCloudにサインインして、「バックアップを選択」
- iCloudからの復元が完了したら、「続ける」をタップして完了
AndroidからiPhoneへのデータ移行の方法
AndroidからiPhoneへのデータ移行は、Appleがリリースしている「Move to iOS」が便利です。
手順は以下のとおり。
- Android端末に「Move to iOS」のアプリをインストールする
- アプリを立ち上げ「コードを検索」の画面を表示する
- iPhoneを起動させ、「Androidからデータ移行」をタップ
- 10桁または6桁のコードが表示されるので、Android端末にそのコードを入力する
- 転送したいデータにチェックを入れる
- 「転送が完了しました」の画面が表示されたら終了
5.ワイモバイルでiPhoneを利用する際の注意点3つ
ワイモバイルでiPhoneを使う前に知っておくべき注意点を3つ紹介します。
- 注意点1.動作確認がされていない機種がある
- 注意点2.SIMロックの解除が必要な場合がある
- 注意点3.構成プロファイルのダウンロードが必要な場合がある
注意点1.動作確認がされていない機種がある
ワイモバイルでは、iPhone 12シリーズからiPhone 5sまでと幅広い機種に対応しています。
しかし、iPhone 5sよりも古い機種(iPhone 5やiPhone 5cなど)は、動作確認がされていないため使えません。
iPhoneを用意するなら、iPhone 5s以降の機種にしましょう。
注意点2.SIMロックの解除が必要な場合がある
iPhoneを持ち込んで使う人は、SIMロックが解除されているかを確認しましょう。
ドコモ・au・ソフトバンクおよび各格安SIMで購入したiPhoneは、原則SIMロックの解除が必要です。
今使っているiPhoneが「SIMロックが解除されているかわからない」という場合は、以下の方法で確認してみましょう。
iPhoneにSIMロックがかかっているか確認する方法
確認方法は、以下のとおりです。
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 画面をスクロールして、「SIMロック」の項目を確認
SIMロックがかかっていたら、現在利用している携帯電話会社で解除しましょう。
iPhoneのSIMロック解除方法
現在利用している携帯電話会社で、SIMロックを解除できます。
携帯電話会社 | SIMロックの解除ページ |
ドコモ | こちら |
au | こちら |
ソフトバンク | こちら |
その他 | 各携帯電話会社のホームページ |
大手キャリアは、Webからの手続きだと無料でSIMロックを解除できます。
SIMロックの解除にデメリットはないので、サクッと手続きをしましょう。
注意点3.構成プロファイルのダウンロードが必要な場合がある
ワイモバイルで購入したiPhone 12・iPhone 12 miniは、構成プロファイルのダウンロードが必要です。
iPhone SE(第2世代)とiPhone 11、自分で用意したiPhoneは、構成プロファイルのダウンロードをする必要はありません。
構成プロファイルのダウンロード手順は、こちらのページを参考にしてください。
6.ワイモバイルでiPhoneを利用するメリット3つ
ワイモバイルは、ただiPhoneが使えるだけではありません。
ワイモバイルには、以下の3つのメリットがあります。
- メリット1.高速通信が可能!iPhoneの性能を引き出せる
- メリット2.安くてiPhoneを利用できる
- メリット3.テザリングやSMSなど、多くの機能が使える
それぞれ解説します。
メリット1.高速通信が可能!iPhoneの性能を引き出せる
ワイモバイルは、格安SIMよりも速度が速いため、快適に利用できます。
携帯電話会社 | 平均速度 |
ワイモバイル | 38.5Mbps |
UQモバイル | 47.6Mbps |
BIGLOBEモバイル | 8.8Mbps |
楽天モバイル | 5.1Mbps |
OCNモバイルONE | 28.0Mbps |
2020年3月のMMD研究所による調査結果によると、サブブランドや格安SIMの中でも1位・2位を争う速度で利用できることがわかりますね。
格安SIMは回線を借りているため、多くの人が利用する時間帯は遅くなる傾向にあります。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであるため、ソフトバンクの回線をそのまま利用しています。
したがって、どの時間帯でも安定した速度が出るので、快適に利用できますよ。
メリット2.安くてiPhoneを利用できる
ワイモバイルの料金はご覧のとおり、3GBが2,178円で利用できます。大手キャリアの料金に差はないので、ソフトバンクと比較した料金を比べてみました。
ワイモバイル | ソフトバンク | |
1GB | - | ミニフィットプラン+ 3,278円 |
2GB | - | ミニフィットプラン+ 4,378円 |
3GB | シンプルS 2,178円 | ミニフィットプラン+ 5,478円 |
15GB | シンプルM 3,278円 | - |
25GB | シンプルL 4,158円 | - |
無制限 | - | メリハリ無制限 7,238円 |
ワイモバイルでは3GBが2,178円で利用できますが、ソフトバンクだと5,478円です。
半額以下で利用できるので、圧倒的に安く抑えられますね。
携帯料金を安くしたい人は、ワイモバイルへの乗り換えがおすすめです。
メリット3.テザリングやSMSなど、多くの機能が使える
ワイモバイルでは、テザリングやSMSといったiPhoneの機能を無料で使えます。
格安SIMによっては、「テザリングは有料」「SMSの使用ができない」といったデメリットがありますよ。
機能が制限されることなくiPhoneを利用できるので、ワイモバイルとiPhoneの相性はバッチリだと言えるでしょう。
まとめ
最後に、この記事のポイントをまとめます。
2.SIMロックの解除が必要な場合がある
3.構成プロファイルのダウンロードが必要な場合がある
ワイモバイルでは、問題なくiPhoneが使えるとわかりました。
自分で用意したiPhoneを持ち込む場合でも、セット購入の場合でも、快適に利用できます。
毎月のスマホ代を今よりも安くして、安定した速度でiPhoneを利用したい人は、ぜひワイモバイルを検討してくださいね。