
エリアを確認せずにWiMAXを契約するのはやめてください!
WiMAXは、家でも外でもネットを使えるモバイルルーター(=ポケットWiFi)ですが、対応エリア外だと全然使い物になりません。
しかも、契約後に「いざ電源をオンすると繋がらない!」なんてことがあっても、別のサービスにすぐに切り替えることは難しいでしょう。(2万円近くの解約金を払えば話は別ですが…)
なので、WiMAXが快適に使えるエリアなのかどうかは、契約前に必ず確認しておきましょう。
今回は、WiMAXの対応エリアを確認する方法と、確認後にあなたが取るべき「ベストな選択肢」を、どのサイトよりもわかりやすくお教えします!(当記事は税込み表記です)
WiMAXは、もっともおすすめなポケットWiFi!
2023年12月現在、合計30サービス以上あるポケットWiFiの中でも、WiMAXは一番おすすめできるポケットWiFiです。くわしくは、騙されるな!ポケットWiFi全38社を比較した結果…おすすめはコレだを参考にしてください。
そんなWiMAXを安心して契約するためにも、エリア確認は絶対におこなってください!
1.WiMAXのエリア確認方法
WiMAXのエリアは、UQ WiMAX公式サイトのエリア確認ページからカンタンに確認できます。
※WiMAXには、GMOとくとくBBやBIGLOBEなど、20社以上のプロバイダがあります。ただ、すべて同じ「WiMAX2+回線」なので、どのプロバイダで契約する場合でも、回線元であるUQ WiMAXの公式サイトでエリア確認できます。
エリアの確認方法としては、以下の2種類があります。
- 「サービスエリアマップを見る」:広い範囲で対応エリアを確認する方法
- 「ピンポイントエリア判定」:住所を入力し、ピンポイントで対応エリアかどうか判定する方法
まずは、これら2つのうち「ピンポイントエリア判定」を選択し、エリアの確認をしましょう。
1-1.ピンポイントエリア判定を選択
UQコミュニケーションズのエリア確認ページでは上記のような画面が表示されます。
回線は「WiMAX2+」を選択し、「ピンポイントエリア判定」をクリックして次に進みましょう。
1-2.エリア確認をしたい住所を入力
ここでは、「フリーワードで検索」という項目にあなたがWiMAXを使いたい住所を入力しましょう。リストから探すよりも、直接入力した方が早いです。
1-3.判定結果を確認
住所を入力すると、上のように判定結果が出ます。
たとえばこの画面では、左上に「◯」と出ていますが、これは、入力した住所でWiMAXを使えるという判定結果です。
また、上記画面で赤いピンを移動させ、自分がよく行く場所のエリア判定もしておくと良いでしょう。
ここまでで、WiMAXのピンポイントエリア判定が完了です。
2.3つの判定結果と、それぞれの対応策
そして、WiMAXのピンポイントエリア判定では、「◯」以外にも「△」や「×」という判定結果が出ることがあります。
ここでは、それぞれの判定結果が何を示すのかを解説し、判定結果ごとの対応策もお教えします。
判定結果 | 対応策 |
「◯」だった場合 | WiMAXをできるだけおトクに申し込む |
「△」だった場合 | 「Try WiMAX」を利用する |
「×」だった場合 | 別のポケットWiFi(FUJI WiFi)を契約する |
判定結果が「◯」だと、WiMAXを申し込んで問題ありませんが、「△」や「×」だと注意が必要です。
それぞれくわしく見ていきましょう。
「◯」だった場合
判定結果が「○」だった場合は、WiMAXが使えるエリアなので、あとはできるだけおトクに申し込むだけです。
ただ、判定結果の画面からそのまま契約してしまうと、料金がおトクになりません。WiMAXは、別のプロバイダから申し込むことをおすすめします。
後ほどくわしい手順を解説しますが、2023年12月現在、もっとも安くWiMAXを契約できるのは「GMOとくとくBB」というプロバイダです。
「△」だった場合
判定結果が「△」だった場合は、ネットが使えるかどうかは微妙なところです。繋がったとしても、通信速度がかなり遅くなってしまう可能性があります。
なので「△」だった場合は15日間お試しできる「Try WiMAX」というサービスを利用するのがおすすめです。
15日間実際に使ってみた結果、快適に使えそうならWiMAXを契約しましょう。
Try WiMAXを利用したら必ず契約しなければならない、ということはありません。
※登録料、通信料、レンタル料、配送費用など、費用は一切かかりません 。
※Try WiMAXに関するくわしい情報は、【実際に試した結果】Try WiMAXの申し込み前に知っておくべき3つの注意点をごらんください。
「×」だった場合
判定結果が「×」だった場合、残念ながらそのエリアでWiMAXを利用することはできません。
もし、あなたがどうしても家でも外でも使えるモバイルルーターを探しているのであれば、以下のサービスがおすすめです。
おすすめは「FUJI WiFi」
WiMAXの次点でおすすめなのは、SoftBank回線を利用する「FUJI WiFi」というポケットWiFiです。
FUJI WiFiは、データ量が30GB〜100GBまでのプランがあり、契約期間の縛りがない(=解約金がない)レンタルWiFiサービスです。
とくにおすすめなのが、50GBプラン(月額3,190円)で、ポケットWiFi業界で最安値の料金プランとなっています。
エリア判定で「×」だった場合は、FUJI WiFiがおすすめです。
※FUJI WiFiについてくわしくは、コスパ最強!FUJI WiFiのメリットと、評判から分かった注意点を参考にしてください。
実は「△」や「×」と判定されたエリアでも、WiMAXで通信をする方法がある
WiMAXは、ハイスピードプラスエリアモードという機能を使って、「au 4G LTE」回線を利用することが可能です。
「au 4G LTE」の対応エリアはかなり広いので、WiMAX2+回線がカバーしていないエリア(=「△」や「×」のエリア)でも繋がることがあります。
とはいえ、ハイスピードプラスエリアモードにはデメリットもあるので、後ほどこちらでくわしく解説します。
3.WiMAXを公式よりおトクに契約するための3つの手順
ここからは、以下のような人向けに、WiMAXを公式サイトよりもおトクに契約する方法をお教えします。
- ピンポイントエリア判定で「◯」が出た人
- Try WiMAXを利用して、しっかりネットに繋がることが分かった人
くわしく解説していきましょう。
手順1.GMOとくとくBBから申し込む
WiMAXは、UQ WiMAX公式サイトではなく、「GMOとくとくBB」というプロバイダ(販売代理店)から契約するのがもっともおトクです。
GMOとくとくBBは、高額なキャッシュバックキャンペーンをおこなっているため、実質月額料金が最安値のプロバイダとなっています。
プロバイダ名 | GMOとくとくBB | Broad WiMAX | BIGLOBE | カシモWiMAX |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
端末代 | 27,720円 | 21,780円 | 21,912円 | 21,780円 |
初月料金 | 1,089円の日割り | 日割り | 無料 | 1,408円 |
月額料金 | 1〜12ヶ月目 3,784円 13−35ヶ月 4,334円 36ヶ月目〜 5,104円 | 初月 1,397円 1〜36ヵ月目 3,773円 37ヶ月目以降 4,818円 | 1〜24ヶ月目 3,773円 25ヶ月目〜 4,928円 | 4,378円 |
キャッシュバック | 25,500円 | なし | なし | なし |
解約金込みの総額 | ||||
1年 | 52,017円 | 85,773円 | 76,296円 | 79,024円 |
2年 | 104,025円 | 131,049円 | 121,572円 | 131,560円 |
3年 | 156,803円 | 170,627円 | 180,708円 | 184,096円 |
※実質月額料金;契約期間内にかかる総額を計算してから、月額料金になおしたもの。契約期間内の総額÷契約期間。
表を見ると、GMOとくとくBBから契約すると、回線元のUQ WiMAX公式サイトよりも、3年間で3万円以上もおトクになることがわかります。
他のプロバイダと比べても、最安値なのは明らかです。(くわしくは【最安値】WiMAXのプロバイダ主要10社比較!選び方とおすすめ2選を参考にしてください。)
確実にキャッシュバックを受け取れるよう、GMOとくとくBBの公式ページから申し込んでくださいね。
エリア判定で「◯」が出た、またはTry WiMAXでしっかり使えることを確認してから申し込んだのに、万が一使えなかった場合でも、GMOとくとくBBなら安心です。
なぜなら、GMOとくとくBBには、契約後20日以内なら、違約金なしで解約できる「初期契約解除」というサービスがあるからです。
もしもの場合でも安心なので、端末を早く受け取るためにも、すぐに申し込むことをおすすめします!
手順2.最新5G端末を選ぶ
持ち運び型ならX11、据え置き型ならHOME 5G L12がラインナップされています。
基本はX11をおすすめしますが、外で一切使わないというのであればL12が良いでしょう。
手順3.料金プランを選択する
WiMAX5Gの料金プランは1つしかありません。
オプションサービスは不要なら後で解約する
保証サービスは、申し込み時には加入必須となっていますが、必要ないという人は解約しましょう。
ただし、契約した月にすぐ解約できないので、忘れないようカレンダーに記入しておくことをおすすめします。
端末は最短当日発送
そして個人情報・支払い情報の入力が終わると、申し込み完了です。
GMOとくとくBBの端末は、最短当日発送なので、2〜3日後に届きます。ただしそれが可能なのは、平日なら15時30分まで、土・日・祝日は14時までに申し込んだ場合のみです。
引越しシーズンなど、契約が多い時期は遅くなることもあるので、できるだけ早めに申し込みましょう
4.WiMAXのエリアに関する3つのQ&A
最後に、WiMAXのエリアに関する、以下3つの質問に回答します。
- Q1.そもそもWiMAXのエリアって広いの?
- Q2.ハイスピードプラスエリアモードを使うと、エリアはどう変わるの?
- Q3.今後、エリアは拡大されるの?
それぞれくわしく解説していきましょう。
Q1.そもそもWiMAXのエリアって広いの?
旅行や引っ越しなどで移動することも考え、自分が住んでいる場所・行動範囲内だけでなく、WiMAX対応エリアの全体的な広さも確認しておきましょう。
先に結論をいうと、WiMAXは全国的に、都市部やその周りでは問題なく使えますが、田舎や山間部ではつながりにくいです。
表を見ると、WiMAXは、人が住んでいる場所は十分にカバーできていますが、田舎や山間部では、docomo・SoftBankに比べて対応エリアが狭いです。
ただ、普段使いには問題ないうえ、次に解説するハイスピードプラスエリアモードを使えば、全国的な対応エリアが広くなります。
※WiMAXと、他のポケットWiFiのエリアをくわしく比較したい人はつながりやすい・エリアが広いポケットWiFiはこれだ!を参考にしてください。
Q2.ハイスピードプラスエリアモードを使うと、エリアはどう変わるの?
WiMAXに搭載されている「ハイスピードプラスエリアモード」を使うと、「WiMAX2+」回線に加え、「au 4G LTE」回線を利用できます。
「au 4G LTE」の対応エリアは、docomoやSoftBank回線と並ぶ広さなので、WiMAXが苦手な田舎や山間部での通信が可能になります。
ハイスピードプラスエリアモードのデメリット
このように、ハイスピードプラスエリアモードは便利な機能ですが、月に一回でも使うと、以下のようなデメリットが発生します。
- 1,105円の追加料金がかかる
- ギガ放題プラン(月間無制限)でも月7GBの容量制限がかかってしまう
※GMOとくとくBBなら、ハイスピードプラスエリアモードを無料で利用できます。
※ハイスピードプラスエリアモードについてくわしく知りたい人はWiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは?メリット・デメリットを解説を参考にしてください。
ハイスピードプラスエリアモードはあくまで、WiMAXのエリア内で普段使っている人が、出張や旅行先でネットを使いたい場合の機能です。
なので、au 4G LTEが使えるからといって、判定が「×」のエリアでWiMAXを契約するのはおすすめしません。
Q3.今後、エリアは拡大されるの?
WiMAXのエリアは、2023年12月現在も急速に拡大中です。公式サイトの「エリア拡充情報」では、エリアの拡大に関する最新情報が更新され続けています。
また、「WiMAXを使っていて、急に繋がらない場所が見つかった」といった場合には、エリア改善の要望を出すことができます。
エリア改善の要望を送る方法
WiMAXエリアを改善して欲しい場合、「エリア改善要望受付フォーム」からの要望が可能です。
「お聞かせください WiMAXのエリアについて」のボタンを押し、アンケートに答えるだけで完了します。
WiMAXの使用回線「WiMAX2+」を管理するUQコミュニケーションズは、2013年にサービスを開始してからずっと、エリアの拡大にかなりの力を入れているで、今後も快適な通信が見込めます。
まとめ
まとめると、WiMAXの契約を考えている人は、ピンポイントエリア判定の結果別に、以下のような選択をするのがベストです。
- 「◯」だった場合:WiMAXを申し込んでOK。GMOとくとくBBからの契約がおすすめ。
- 「△」だった場合:Try WiMAXを利用し、ネットが使えるか確認。
- 「×」だった場合:WiMAXの次におすすめなFUJI WiFiを選ぶ。
WiMAXは、対応エリア内であれば、データ量が無制限で、高速通信が可能な、もっともおすすめのポケットWiFiです。
契約前に必ずエリアを確認し、快適にWiMAXを利用してくださいね。