
エリアを確認せずにWiMAXを契約するのはやめてください!
WiMAXは、家でも外でもネットを使えるモバイルルーター(=ポケットWiFi)ですが、対応エリア外だと全然使い物になりません。
しかも、契約後に「いざ電源をオンすると繋がらない!」なんてことがあっても、別のサービスにすぐに切り替えることは難しいでしょう。(2万円近くの解約金を払えば話は別ですが…)
なので、WiMAXが快適に使えるエリアなのかどうかは、契約前に必ず確認しておきましょう。
今回は、WiMAXの対応エリアを確認する方法と、確認後にあなたが取るべき「ベストな選択肢」を、どのサイトよりもわかりやすくお教えします!
WiMAXは、もっともおすすめなポケットWiFi!
2021年1月現在、合計30サービス以上あるポケットWiFiの中でも、WiMAXは一番おすすめできるポケットWiFiです。(くわしくは、ポケットWiFi全35サービス比較した結果…2021年1月おすすめはこれだ!を参考にしてください。)
そんなWiMAXを安心して契約するためにも、エリア確認は絶対におこなってください!
目次
1.WiMAXのエリア確認方法
WiMAXのエリアは、UQ WiMAX公式サイトのエリア確認ページからカンタンに確認できます。
※WiMAXには、GMOとくとくBBやBIGLOBEなど、20社以上のプロバイダがあります。ただ、すべて同じ「WiMAX2+回線」なので、どのプロバイダで契約する場合でも、回線元であるUQ WiMAXの公式サイトでエリア確認できます。
エリアの確認方法としては、以下の2種類があります。
- 「サービスエリアマップを見る」:広い範囲で対応エリアを確認する方法
- 「ピンポイントエリア判定」:住所を入力し、ピンポイントで対応エリアかどうか判定する方法
まずは、これら2つのうち「ピンポイントエリア判定」を選択し、エリアの確認をしましょう。
1-1.ピンポイントエリア判定を選択
UQコミュニケーションズのエリア確認ページでは次のような画面が表示されます。
回線は「WiMAX2+」を選択し、「ピンポイントエリア判定」をクリックして次に進みましょう。
1-2.エリア確認をしたい住所を入力
次に、以下のような画面が表示されます。
ここでは、「フリーワードで検索」という項目にあなたがWiMAXを使いたい住所を入力しましょう。リストから探すよりも、直接入力した方が早いです。
1-3.判定結果を確認
住所を入力すると、以下のように判定結果が出ます。
たとえばこの画面では、左上に「◯」と出ていますが、これは、入力した住所でWiMAXを使えるという判定結果です。
また、上記画面で赤いピンを移動させ、自分がよく行く場所のエリア判定もおこなっておくことをおすすめします。
ここまでで、WiMAXのピンポイントエリア判定が完了です。
2.3つの判定結果と、それぞれの対応策
そして、WiMAXのピンポイントエリア判定では、「◯」以外にも「△」や「×」という判定結果が出ることがあります。
ここでは、それぞれの判定結果が何を示すのかを解説し、判定結果ごとの対応策もお教えします。
判定結果 | 対応策 |
「◯」だった場合 | WiMAXをできるだけおトクに申し込む |
「△」だった場合 | 「Try WiMAX」を利用する |
「×」だった場合 | 別のポケットWiFi(FUJI WiFi)を契約する |
判定結果が「◯」だと、WiMAXを申し込んで問題ありませんが、「△」や「×」だと注意が必要です。
それぞれくわしく見ていきましょう。
「◯」だった場合
判定結果が「○」だった場合は、WiMAXが使えるエリアなので、あとはできるだけおトクに申し込むだけです。
ただ、判定結果の画面からそのまま契約してしまうと、料金がおトクになりません。WiMAXは、別のプロバイダから申し込むことをおすすめします。
後ほどくわしい手順を解説しますが、2021年1月現在、もっとも安くWiMAXを契約できるのは「GMOとくとくBB」というプロバイダです。
「△」だった場合
判定結果が「△」だった場合は、ネットが使えるかどうかは微妙なところです。繋がったとしても、通信速度がかなり遅くなってしまう可能性があります。
なので「△」だった場合におすすめするのは「Try WiMAX」というサービスを利用すること。
Try WiMAXとは、現在販売されているWiMAX端末を使って、自分の使いたいエリアでネットが快適に使えるかどうかを15日間無料で試せるサービスです。
15日間実際に使ってみた結果、快適に使えそうならWiMAXを契約しましょう。
もしネットがつながらなかったり、通信速度が遅かったりした場合は、別のポケットWiFiがおすすめです。
また、Try WiMAXを利用したら必ず契約しなければならない、ということはありません。
※登録料、通信料、レンタル料、配送費用など、費用は一切かかりません 。
※Try WiMAXに関するくわしい情報は、「【実際に試した結果】Try WiMAXの申し込み前に知っておくべき3つの注意点」をごらんください。
「×」だった場合
判定結果が「×」だった場合、残念ながらそのエリアでWiMAXを利用することはできません。
もし、あなたがどうしても家でも外でも使えるモバイルルーターを探しているのであれば、以下のサービスがおすすめです。
おすすめは「FUJI WiFi」
WiMAXの次点でおすすめなのは、SoftBank回線を利用する「FUJI WiFi」というポケットWiFiです。
FUJI WiFiは、データ量が30GB〜100GBまでのプランがあり、契約期間の縛りがない(=解約金がない)レンタルWiFiサービスです。
とくにおすすめなのが、50GBプラン(月額2,900円)で、ポケットWiFi業界で最安値の料金プランとなっています。
エリア判定で「×」だった場合は、FUJI WiFiがおすすめです。
※FUJI WiFiについてくわしくは、コスパ最強!FUJI WiFiのメリットと、評判から分かった注意点を参考にしてください。
実は「△」や「×」と判定されたエリアでも、WiMAXで通信をする方法がある
WiMAXは、ハイスピードプラスエリアモードという機能を使って、「au 4G LTE」回線を利用することが可能です。
「au 4G LTE」の対応エリアはかなり広いので、WiMAX2+回線がカバーしていないエリア(=「△」や「×」のエリア)でも繋がることがあります。
とはいえ、ハイスピードプラスエリアモードにはデメリットもあるので、後ほどこちらでくわしく解説します。
3.WiMAXを公式よりおトクに契約するための3つの手順
ここからは、以下のような人向けに、WiMAXを公式サイトよりもおトクに契約する方法をお教えします。
- ピンポイントエリア判定で「◯」が出た人
- Try WiMAXを利用して、しっかりネットに繋がることが分かった人
くわしく解説していきましょう。
手順1.GMOとくとくBBから申し込む
WiMAXは、UQ WiMAX公式サイトではなく、「GMOとくとくBB」というプロバイダ(販売代理店)から契約するのがもっともおトクです。
GMOとくとくBBは、高額なキャッシュバックキャンペーンをおこなっているため、実質月額料金が最安値のプロバイダとなっています。
←(左右にスクロールできます)→
プロバイダ名 | GMOとくとくBB | UQ WiMAX |
Broad WiMAX | BIGLOBE | カシモWiMAX |
実質月額料金 | 3,472円 | 4,522円 | 3,594円 | 4,228円 | 3,704円 |
事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
端末代 | 無料 | 15,000円 | 無料 | 19,200円 | 無料 |
初月料金 | 日割り | 日割り | 日割り | 無料 | 1,380円 |
月額料金 | 3,609円 3ヶ月目以降 :4,263円 |
3,880円 25ヶ月以降 :4,050円 |
2,726円 3〜24ヵ月目:3,411円 25ヵ月目以降:4,011円 |
3,980円 | 2〜24ヵ月目:3,580円 25ヵ月目以降:4,079円 |
3年間の総額 | 128,965円 | 161,660円 | 132,989円 | 150,480円 | 137,048円 |
キャッシュバック | 28,500円 | なし | なし | 15,000円 | なし |
※実質月額料金;契約期間内にかかる総額を計算してから、月額料金になおしたもの。契約期間内の総額÷契約期間。
表を見ると、GMOとくとくBBから契約すると、回線元のUQ WiMAX公式サイトよりも、3年間で3万円以上もおトクになることがわかります。
他のプロバイダと比べても、最安値なのは明らかです。(くわしくはWiMAXの主要10社比較!契約におすすめプロバイダ4選【2021年1月版】を参考にしてください。)
確実にキャッシュバックを受け取れるよう、GMOとくとくBBの公式ページから申し込んでくださいね。
エリア判定で「◯」が出た、またはTry WiMAXでしっかり使えることを確認してから申し込んだのに、万が一使えなかった場合でも、GMOとくとくBBなら安心です。
なぜなら、GMOとくとくBBには、契約後20日以内なら、違約金なしで解約できる「初期契約解除」というサービスがあるからです。
もしもの場合でも安心なので、端末を早く受け取るためにも、すぐに申し込むことをおすすめします!
手順2.最新端末「WX06」を選ぶ
端末の機種は、最新端末の「WX06」を選択してください。
「WX06」をおすすめする理由は、以下の3つです。
- WiMAXの最新端末
- バッテリー持ちが良い
- 画面が見やすく、操作性が良い
WX06は、2020年1月に発売された最新の端末です。残りデータ量を、画面ですぐにチェックできるので、使い勝手はかなりいいです。
そして何より、モバイルルーターとして重要なポイントである「バッテリー持ち」が良いため、2021年1月現在は、WX06を選んでおけば間違いありません。
手順3.ギガ放題を選ぶ
容量プランは、ネットをたっぷりと使える「ギガ放題プラン」を選びましょう。
もうひとつのプランである「通常プラン」は、月に7GBの容量制限があります。
7GB以上利用すると、通信速度が128kbpsに制限され、ホームページの閲覧もまともにできなくなってしまうため、おすすめしません。
7GBでできること | |
メールの送受信 | 約268万通 |
ホームページ閲覧 | 約7,200ページ |
動画視聴 | 約4.5時間 |
音楽ダウンロード | 約255曲。 |
GMOとくとくBBは、ギガ放題を選択しても、最初の2カ月間は通常プランと同じ料金(3,609円)です。
つまり最初の2ヶ月間に、月間7GB以下も使わないと判断したら、無料で通常プランへの変更も可能です。迷っている人は「ギガ放題」を選びましょう。
端末は最短当日発送
そして個人情報・支払い情報の入力が終わると、申し込み完了です。
GMOとくとくBBの端末は、最短当日発送なので、2〜3日後に届きます。ただしそれが可能なのは、平日なら15時30分まで、土・日・祝日は14時までに申し込んだ場合のみです。
引越しシーズンなど、契約が多い時期は遅くなることもあるので、できるだけ早めに申し込みましょう
4.WiMAXのエリアに関する3つのQ&A
最後に、WiMAXのエリアに関する、以下3つの質問に回答します。
- Q1.そもそもWiMAXのエリアって広いの?
- Q2.ハイスピードプラスエリアモードを使うと、エリアはどう変わるの?
- Q3.今後、エリアは拡大されるの?
それぞれくわしく解説していきましょう。
Q1.そもそもWiMAXのエリアって広いの?
旅行や引っ越しなどで移動することも考え、自分が住んでいる場所・行動範囲内だけでなく、WiMAX対応エリアの全体的な広さも確認しておきましょう。
先に結論をいうと、WiMAXは全国的に、都市部やその周りでは問題なく使えますが、田舎や山間部では繋がりにくいです。
表を見ると、WiMAXは、人が住んでいる場所は十分にカバーできていますが、田舎や山間部では、docomo・SoftBankに比べて対応エリアが狭いです。
ただ、普段使いには問題ないうえ、次に解説するハイスピードプラスエリアモードを使えば、全国的な対応エリアが広くなります。
※WiMAXと、他のポケットWiFiのエリアをくわしく比較したい人はつながりやすい・エリアが広いポケットWiFiはこれだ!を参考にしてください。
Q2.ハイスピードプラスエリアモードを使うと、エリアはどう変わるの?
WiMAXに搭載されている「ハイスピードプラスエリアモード」を使うと、「WiMAX2+」回線に加え、「au 4G LTE」回線を利用できます。
「au 4G LTE」の対応エリアは、docomoやSoftBank回線と並ぶ広さなので、WiMAXが苦手な「田舎や山間部での通信」が可能になります。
ハイスピードプラスエリアモードのデメリット
このように、ハイスピードプラスエリアモードは便利な機能ですが、月に一回でも使うと、以下のようなデメリットが発生します。
- 1,005円の追加料金がかかる
- ギガ放題プラン(月間無制限)でも月7GBの容量制限がかかってしまう
※GMOとくとくBBなら、ハイスピードプラスエリアモードを無料で利用できます。
※ハイスピードプラスエリアモードについてくわしく知りたい人はWiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは?メリット・デメリットを解説を参考にしてください。
ハイスピードプラスエリアモードはあくまで、WiMAXのエリア内で普段使っている人が、出張や旅行先でネットを使いたい場合の機能です。
なので、au 4G LTEが使えるからといって、判定が「×」のエリアでWiMAXを契約するのはおすすめしません。
Q3.今後、エリアは拡大されるの?
WiMAXのエリアは、2021年1月現在も急速に拡大中です。公式サイトの「エリア拡充情報」では、エリアの拡大に関する最新情報が更新され続けています。
また、「WiMAXを使っていて、急に繋がらない場所が見つかった」といった場合には、エリア改善の要望を出すことができます。
エリア改善の要望を送る方法
WiMAXエリアを改善して欲しい場合、「エリア改善要望受付フォーム」からの要望が可能です。
「お聞かせください WiMAXのエリアについて」のボタンを押し、アンケートに答えるだけで完了します。
WiMAXの使用回線「WiMAX2+」を管理するUQコミュニケーションズは、2013年にサービスを開始してからずっと、エリアの拡大にかなりの力を入れているで、今後も快適な通信が見込めます。
まとめ
まとめると、WiMAXの契約を考えている人は、ピンポイントエリア判定の結果別に、以下のような選択をするのがベストです。
- 「◯」だった場合:WiMAXを申し込んでOK。GMOとくとくBBからの契約がおすすめ。
- 「△」だった場合:Try WiMAXを利用し、ネットが使えるか確認。
- 「×」だった場合:WiMAXの次におすすめなFUJI WiFiを選ぶ。
WiMAXは、対応エリア内であれば、データ量が無制限で、高速通信が可能な、もっともおすすめのポケットWiFiです。
契約前に必ずエリアを確認し、快適にWiMAXを利用してくださいね。