
WiMAXのルーター「Speed Wi-Fi NEXT W04(以下W04)」ってどうなんだろうと調べているところですか?
W04は、WiMAXの最新速度である下り最大440Mbps対応のルーターで、しかも前機種のW03はとても評判の良いルーターでした。
なので、私も発売前からW04に注目していて、発売後にさっそく入手して実際に使ってみました。
その結果、W04の重さやバッテリーの持ち具合を考えると、外出先で長時間使うには少し不安かなという印象を受けました。
2020年1月、WiMAXの端末WX06が登場しました。
なので、私の意見としては、今からWiMAXのルーターを手に入れる人におすすめしたいのはWX06です。
この記事では、W04の特徴やW06との比較、口コミ、お得に端末を手に入れる方法について解説していきます。
新しいWiMAXルーター探しの参考にしてください。
最新ポケットWiFiの比較についてはルーターを比較したこちらの記事をご覧ください。
目次
1.W04とは
http://www.uqwimax.jp/products/wimax/w04/
W04は、スマホメーカーとしても定評のある「ファーウェイ・ジャパン」が2017年2月に発売を開始したWiMAXルーターです。
以前の端末であるW03が発売されたのは2016年6月なので、約8ヵ月で新機種が登場したことになります。
それぞれのルーターでどんな違いがあるのか、一覧表にまとめました。
この表を参考に、W04の特徴を2つ取り上げましょう。
2.W04で注目すべき2つの特徴
特徴1.最新速度の下り最大440Mbpsに対応
W04は、WiMAXの最新速度規格である下り最大440Mbpsに対応したルーターです。
440Mbpsの対応エリアは、都心部を中心に全国へ拡大中とのこと。
ただし、私が住んでいる「新大阪」という大阪の都心部でスピードテストをしたところ、平均35Mbpsでした。
これだと、今まで使っていたW03より少し速くなったかなというレベルです。
対応エリアは今後さらに広がっていくはずなので、私の地域でもこれからもっと速くなることを期待しています。
ちなみに、平均20〜30Mbpsの速度があれば、高画質の動画でも全く問題なくスムーズに見られます。
特徴2.対応エリアが広いau回線が使える
https://www.au.com/mobile/area/4glte/800mhz/
W04は、以下2つの通信モードを利用できます。
通信モード
ハイスピード:WiMAXの通信回線を利用
ハイスピードプラスエリア:auの通信回線を利用
ハイスピードモード(WiMAX回線)は、都市部のほぼ全域をカバーしていますが、田舎や山間部に弱いです。
一方、ハイスピードプラスエリア(au回線)は、国内で人が住んでいる地域の99%をカバーしています。
出張や旅行でWiMAXの通信エリア外に行く機会が多く、出先でもネットを使いたいなら、ハイスピードプラスエリアが使えるW04は便利です。
ただし、ハイスピードプラスエリアを月に1回でも利用した場合、以下の点に注意してください。
- 利用した月は追加料金がかかる
- 月に7GBまでしかWiMAXを利用できなくなる(ギガ放題でも制限が発生)
とくに、月に7GB制限が発生する点は注意が必要です。WiMAXには月間容量制限のない「ギガ放題」というプランがありますが、ハイスピードプラスエリアを使うと、WiMAX回線(ハイスピード)に戻しても月7GBまでしか利用できなくなります。
なので、ハイスピードプラスエリアは、WiMAXが圏外になってしまった場合の緊急用サービスと考えたほうが良いです。
3.W04よりWX06が勝っている2つのポイント
私は、WiMAXの最新速度に対応したルーターであるW04とW06のどちらも実際に使ってみました。
その結果、ほとんどの人におすすめしたいのはW06です。その理由は以下2点です。
ポイント1.W04は重くてサイズが大きい
W04はサイズ的に縦長のデザインです。WX06と比べると、高さは少し短いですね。
しかし、重さがWX06で127gなのに対し、W04は140g。
大した差ではないと思えるかもしれませんが、実際にもってみるとW04の方がずっしりと重みを感じました。
WiMAXは外でネットを使うために持ち運ぶものなので、できるだけ軽くてコンパクトなルーターをおすすめします。
その点、WX06の方が持ち運びやすいです。
ポイント2.W04はバッテリーの持ちが悪い
W04のバッテリーは、約6時間30分しか持ちません。
もちろん、バッテリーセーブモードを利用すればもっと長く使えるんですが、そういうモードに設定すると、440Mbpsが利用できなかったり、しばらくネットを使っていないと勝手にスリープモードになったりと使い勝手が良くありません。
一方、WX06は約14時間持ちます。一日中外出するときは、少しでも長く使えるルーターを選んでおいたほうが良いです。
4.W04の口コミ・評判
W04の使い心地について、実際に使っている人の口コミ・評判をツイッターで調べてみました。
まとめると、WiMAXの最新速度に関しては良い口コミが多く見られました。でも、W04のサイズや重さに関して不満を持っている人もいるようです。
通信速度やバッテリーの持ち時間、サイズに関して、いくつかの口コミを紹介します。
4−1.通信速度
以前のルーターよりも速度が出ているという口コミがありました。私の環境ではそこまで大きな違いはありませんでしたが、今後対応エリアが広がっていくと違いを体感できると思います。
UQ WiMAXの『W04』は最強のモバイルルーターか?(@DIME) – Yahoo!ニュース https://t.co/2LbPWIcpMe #Yahooニュース
これ使い出しているけれど、すごい快適に使えてる!(*ˊ˘ˋ*)♪— こう(・8・) (@rapid_acty_231) 2017年3月1日
WiMAX2+はW04だと50Mbps出るのか。WX01だと30Mbps出るかどうかなのに性能の違いはデカいな。昔はW01でも80Mbps出たのにね。
WiMAXから使い始めてもう5年経ったか。— ともぴこ( -᷅_-᷄ ) (@tomopikco) 2017年3月4日
4−2.バッテリーの持ち時間
W04のバッテリーの持ち時間に関する不満がいくつか見られました。外で使う機会が多い人は、できるだけバッテリーの持ち時間が長いルーターをおすすめします。
W04、新しいくせにバッテリー持ちがよろしくない…。やっぱ友人の新品WX01と交換かな。 pic.twitter.com/x7IAoT6cOt
— 【Theロッドシフト8-5316号】 (@MP618P) 2017年3月8日
ビックカメラでW04のモック触って来た。予想以上にデカくて重い。なのにバッテリーの容量がW03に劣るとかスルーかなぁ。上り30Mbpsは魅力なんだけど
— XHRIST社長 (@XHRIST009) 2017年2月5日
4−3.サイズ
W04が重いと感じる人は私だけではないようです。縦長タイプの形はスタイリッシュで良いんですが、重いのは長時間持ち歩くのに大変です。
何で今さらW03のクレードルなのか。W04のモック触ってみて、あまりにダサい、重い、デカいの三重苦で、このままW03で数年戦う覚悟を決めたから。特に重さが酷い。サイズはいうほど大きくなってないのにな。やはり内蔵アンテナ4つのせいか
— XHRIST社長 (@XHRIST009) 2017年2月5日
5.結論!多くの人におすすめしたいのはWX06
実際に利用し、口コミも検証した結果、今からWiMAXを始めるならW04ではなくWX06をおすすめします。
特に、端末のサイズやバッテリーの持ち時間は、モバイルルーターとして特に重視すべきポイントです。
WX06は、大きさや重さはW04に近いですが、バッテリーの持ち時間がかなり違います。
6.まとめ
W04は、WiMAXの最新速度である440Mbpsに対応したルーターです。au回線が使えるというメリットがあるものの、重くてサイズが大きいというデメリットも見逃せません。
最新機種のWX06は、W04のデメリットを克服し、バッテリーの持ちも良くなっています。
なので、WX06を選ぶことをおすすめします。
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