
自分に合ったSIMフリースマホ(格安スマホ)をお探し中ですか?
SIMフリースマホの魅力は、ドコモやauといった携帯キャリアよりも電話代が安くなる格安SIMが使えることですよね。でも、いざ乗り換えるとなると、種類が多くてどれが良いのかわかりにくいものです。
SIMフリースマホは、性能が良くなればなるほど値段も高くなります。なので、自分がスマホで何をしたいかを考えておけば、性能と値段のバランスが取れたスマホを選べます。
この記事では、価格別におすすめのスマホをご紹介します。
1.SIMフリースマホとは
SIMフリースマホは、自由にSIMカード(契約情報が記録されたカード)を差し替えて、自分の使い方に合わせたプランを選択することができます。
これまでのスマホは、各キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)とセットになっており、各キャリアのプランしか選べませんでした。一番安いプランでも月5,000円ほどかかっていました。
SIMフリースマホなら、「格安SIM」とも呼ばれる複数の会社(MVNO)が提供するプランから自分に合ったものを選べます。
・メールやLINEしかしない人なら1,000円以下の「最安値プラン」
・通話が多い人なら「5分かけ放題プラン」
・動画をたっぷり見たい人は「通信容量無制限プラン」
このように、それぞれの用途に合わせた格安SIMを選べるのがSIMフリースマホの魅力です。
デメリットはサポート対応が弱いこと
SIMフリースマホや格安SIMは、ショッピングセンターや家電量販店でも契約できますが、それらの店舗ではサポートはほとんど受け付けていません。
もし、契約後にプランを変更したくなったり、何か相談したいことあったりした場合は、インターネットや電話でのサポートになります。
これまで、ドコモショップやauショップで何でも相談することに慣れている人だと、少し対応が物足りないと感じるかもしれません。
2.SIMフリースマホはこんな人におすすめ
携帯料金を安くしたい人
SIMフリースマホで使える格安SIMは、前述のように各キャリアより圧倒的に安く、料金プランがとても豊富です。同じようなプランでも、格安SIMなら大手キャリアの半額以下の値段で利用できます。
あまり外でネットを使わない人なら通信量が1GBや低速プランを選べますし、ガンガン使いたい人ならデータ無制限プランがあります。自分の使い方に最適のプランを選べるので、ムダがありません。
海外で現地SIMを使いたい人
旅行や仕事で海外にでかけたときに、通信料の安い現地のSIMを使って通話やデータ通信ができるのも、SIMフリースマホのメリットです。
最近は、ほとんどの国の空港で、旅行者向けのSIMカウンターが設けられています。片言の英語でも簡単に契約できます。
設定が難しそうと思う人は、SIMフリースマホの表示を英語にしておきましょう。スタッフが設定までしてくれますよ。
携帯会社が提供する国際電話サービスは高額になるので、海外にでかける場合はSIMフリースマホがおすすめです。
3.SIMフリースマホの性能は値段に比例する
SIMフリースマホのラインナップはとても豊富なので、一体どれを選んだら良いのか迷っているのではないでしょうか。SIMフリースマホは、性能が良ければそれだけ値段も高くなります。
選び方のポイントは、自分がスマホで何をしたいかを考えることです。今回は、以下の3パターンに分けてみました。
- 電話とメールがメイン:1万円代
- 動画・写真・ゲームなど、いろいろ楽しみたい:3万円前後
- 最新の3Dゲームをバリバリ楽しみたい:5万円以上
4.価格別おすすめSIMフリースマホ端末5選
現在販売されているスマホの中でおすすめの端末を、「1万円台」「3万円前後」「5万円以上」という3つに分けてご紹介しましょう。
最近流行りの「ポケモンGO」を楽しむなら、「3万円前後」〜のスマホをおすすめします。
【1万円台】最新機種ではないけどおすすめの2機種
圧倒的コストパフォーマンス「jetfon P6」
jetfon P6はSIMフリースマホの中では低価格な端末ですが、特にスマホデビューしたい人、海外へ良く行く人におすすめです。
約1万6千円ほどのスマホですが、背面に指紋認証があるので、かんたんにロックを解除することができます。カメラも液晶画面も決して最高とは言えませんが、とにかくスマホを試したいという人にはコスパが高いです。
さらに、jetfon P6には『クラウドSIM』と呼ばれるものが搭載されており、海外で現地の携帯会社のプランを端末から購入することができます。なので、わざわざレンタルWiFiを用意する必要がありません。
MAYA SYSTEM jetfon P6
価格:16,800円~
発売日:2019年5月
OS:Android 8.1
メモリ:RAM 2GB
ストレージ:16GB
CPU:クアッドコア
解像度:1440×720
画面サイズ:5.7インチ
カメラ:メイン800万画素 + 200万画素/フロントカメラ500万画素
重さ:約162g
SIM:nano-SIM
カラー:ブラック、ブルー、ゴールド
バッテリーが長持ち「ASUS ZenFone Max Plus (M1)」
ZenFone Max Plus (M1)は、大画面の液晶と、大容量のバッテリーが特徴のSIMフリースマホです。
丸一日充電しなくても、電池が余るほどの容量があり、よく電池がなくなる、バッテリーが長持ちするスマホがいい、という方におすすめです。
カメラの性能も高いので、旅行先などでもバッテリーを気にすることなく写真を撮ることができます。
ASUS ZenFone Max Plus (M1)
価格:17,000円~
発売日:2018年2月
OS:Android 7.0
メモリ:4GB
ストレージ:32GB
CPU:オクタコア
解像度:2,160×1,080
画面サイズ:5.7インチ
カメラ:メイン 1,600万+800万画素 / サブ800万画素
重さ:約160 g
SIM:nano-SIM
カラー:ブラック、シルバー、ゴールド
満足度(価格.com):3.20(採点者27人)
【3万円前後】コストパフォーマンスが高い2機種
超高性能トリプルカメラ「HUAWEI P30 lite」
高級感のある見た目と、高機能なカメラが特徴のP30 liteは、2019年5月に発売されたSIMフリースマホです。高画質の写真や、動画を、大きなスクリーンで楽しむことができます。
バッテリーの容量も、前モデルよりも大きくなっていて、外出先でも動画やゲームを楽しむことができます。この価格帯にしてはかなり高性能のスマホです。ちょっと奮発して、スマホ本体はいいものを使いたい!という人へはおすすめです。
HUAWEI P30 lite
価格:32,780円~
発売日:2019年5月
OS:Android™ 9 + EMUI 9.0.1
メモリ:4GB
ストレージ:64GB
CPU:オクタコア
解像度:2312 x 1080
画面サイズ:6.15インチ
カメラ:メイン(トリプルカメラ):2400万画素+約800+約200万画素 サブ:約2400万画素
重さ:159g
SIM:nano-SIM
カラー:ブルー、ホワイト、ブラック
満足度(価格.com):4.56(採点者20人)
大容量バッテリーで長時間使える「ZenFone Max (M2) SIMフリー」
このスマホの特徴はなんといってもバッテリーの持ち。使い方にもよりますが、一般的な使い方なら丸一日は余裕で持つので日中に充電する必要がありません。
また、AI機能を搭載したカメラが付いており、適当に写真を撮るだけで端末が自動的に良い感じの写真にしてくれるのも特徴。高いスマホは必要ないけど、写真やSNSを楽しみたい人におすすめです。
ZenFone Max (M2) SIMフリー
価格:39,733円~
発売日:2019年 3月
OS:Android 8.1
メモリ:4GB
ストレージ:32GB
CPU:オクタコア
解像度:1520×720
画面サイズ:6.3 インチ
カメラ:メイン1300万画素/サブ800万画素
重さ:160g
SIM:nano-SIM
カラー:シルバー、ブルー、ブラック
満足度(価格.com):4.60(採点者16人)
【5万円以上】最新ゲーム・動画などスマホをフルに使いたいならこれ!
もはやPCレベルの価格に驚き!!「iPhoneXS max」

高級なSIMフリースマホとして決して外せないのがiPhone XS max。iPhoneは新商品が出るたびにワクワクさせられますが、悩みなのがその値段。今回の512GB版は何と約17万・・・。おそろしく高いですが、持っていることに喜びを感じられるのはやはりiphoneの魅力。
画面がiPhone Xと同じiPhone XS より、どうせなら画面の大きなXS maxをおすすめします。
apple iPhone XS max
価格:124,800円~
発売日:2018年9月
OS:iOS11
メモリ:2GB
ストレージ:64GB
CPU:A12Bionic
解像度:2,688×1,242
画面サイズ:6.5インチ
カメラ:デュアル12MP素
重さ:208 g
SIM:nano-SIM
カラー:ゴールド、シルバー、スペースグレイ
満足度(価格.com):4.80(採点者5人)
5.SIMフリースマホは格安SIMとセットで買うとお得
SIMフリースマホは、価格.comやヤフオク、通販サイトなどから購入することができます。しかし、初めてSIMフリー端末を購入するのであれば、以下の理由で格安SIMとのセット購入がおすすめです。
設定不要ですぐ使える
SIMフリースマホで格安SIMを使う場合、ネットに接続するための「APN設定」が必要です。むずかしい設定ではありませんが、格安SIMとのセット購入なら、店側で設定してくれているので、SIMカードをセットするだけで使えるという手軽さがあります。
端末を分割購入できる
格安SIMとセット購入すれば、月額料に上乗せという形で分割購入ができます。低価格の端末ならともかく、高額な端末を一括払いするのは大変。月々の負担も少なくなる格安SIMとのセット購入がおすすめです。
セット購入におすすめな格安SIMは「楽天モバイル」
楽天モバイルは、格安SIMと同時に購入できる端末が33機種(2019年1月時点)と多くラインナップされています。さきほど紹介した激安スマホの「ASUS Liquid Z330」も楽天モバイルでのみ購入できるものです。
とにかくスマホは安いものが良いという人から、動画やゲームを楽しみたいので性能の良いスマホを選びたいという人まで幅広く対応しています。キャンペーン中のスマホなら、お得な値段で購入できます。
さらに、格安SIMの中で唯一「5分かけ放題オプション」が用意されているというのも、楽天モバイルのおすすめポイントです。5分以内の国内通話が何度でもかけ放題なので、通話が多いという人でも料金を抑えることができます。
ちなみに、携帯キャリアからMNPで楽天モバイルに乗り換える場合、ネットで申し込むと、SIMが郵送されてくるまで(最短2日間)電話が使えなくなってしまいます。もし即日乗り換えたい場合は、家電量販店やイオンモールに出店している楽天モバイルの店頭カウンターで申し込むと良いでしょう。
楽天モバイルの申込みはこちらから
6.今、持っているスマホを使う場合
現在、ドコモ、au、ソフトバンクと契約しており、もうすぐ2年になるので乗り換えを検討しているなら、現在の端末で格安SIMを利用するという方法もあります。その場合、次の点に注意してください。
ドコモ・auはそのままで日本の格安SIMが入れられる
格安SIMのほとんどは、ドコモの通信回線を利用しています。現在ドコモを利用しているのであれば、同じ端末で格安SIMを使うことができます。
auの場合、同じ回線を使っている「mineo」と「UQ mobile」という2社から選ぶと、auで使っていた端末をそのまま利用できます。
ソフトバンクはロック解除が必要
現時点でソフトバンクの回線を利用した格安SIMはありません。そこで、ソフトバンクの端末を利用する場合はロック解除が必要になります。
2015年5月以降に発売された端末であれば、どの端末でもロック解除可能ですが、それ以前の端末は限られています。詳しくは公式サイトの「ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除」をごらんください。
7.中古スマホを使う場合
ドコモやauのスマホなら、格安SIMがそのまま使えるといいましたが、とにかく安くスマホを買いたいという場合は、過去に使っていた端末や中古スマホを購入するという方法もあります。
例えば、IOSYSという中古パソコン・ケータイショップの通販サイトでは、格安SIMが利用できる端末を販売しています。
中古で買う場合、格安SIMの選択肢が多いドコモの端末から選ぶことをおすすめします。
ただし、ドコモの端末ならすべて格安SIMが使えるというわけではなく、あまりに発売日が古いものは使えない可能性があります。このサイトでは、端末の発売日で絞り込むことができるので、おすすめの目安として2018年以降で検索してみると良いでしょう。
利用したい端末が利用できるか気になる人は、動作確認端末一覧へのリンクから、スマホの型番をそれぞれの会社のページで検索して、使えるかどうかをチェックしてみてください
8.まとめ
SIMフリースマホなら、自分の使い方に合わせてお得な通信プランを選択できます。さまざまな種類がありますが、値段と性能は比例しているので、スマホの使い方に合わせて選ぶのがお得な方法です。
通話とメールができれば何でも良いのであれば1万円台の端末、ある程度の性能でコスパの高いものなら3万円前後、スマホで色々と楽しみたい人は5万円以上という目安で、ぜひ選んでみてください。
更新日時が最新のものだったので、期待して記事を見ていたんですが載ってる端末がどれも一年以上前の方落ち品でガッカリしました。。
たなーか様。ご期待に添えず申し訳ありません。各スマホの評価を見ながら更新しているんですが追いついていない場合があります。これからも少しずつ最新の端末でおすすめを追加していきます。