
「家計簿アプリを利用したいけど危険ではない?」
スマホやタブレットでかんたんに家計を管理できる家計簿アプリ。
便利だとは思うけれど危険性が否めず、利用をためらっている人も多いのではないのでしょうか。
この記事では、家計簿アプリを利用する際の危険性やその対策法を徹底解説。安心して利用できるアプリも紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
1.家計簿アプリの危険性とは?
最近利用者が増えている家計簿アプリは危険なのでしょうか。
結論としては、大手家計簿アプリに問題はなく、安心して利用できるものがほとんどです。
ただ、利用していく上で危険性は必ずしもゼロではないと自覚しておくことも大切。たとえば今使っているスマホやパソコンにだって危険性はありますよね。
少しでもトラブルに巻き込まれないよう、以下のような例と可能性を意識していきましょう。
- 口座情報の流出
- レシート撮影による位置情報の特定
- クレジットカード履歴から購入履歴が見られてしまう
- スマホ流出によるトラブル
危険性1.口座情報の流出
まず考えられる危険性が、口座情報の流出です。
家計簿アプリは銀行口座を登録することにより、出入金が自動で記録されるところが便利なポイントです。
しかし、銀行口座の情報が盗まれると不正送金などの事件に巻き込まれることも。
身に覚えのない出金履歴があれば警察に相談しましょう。
危険性2.レシート撮影による位置情報の特定
家計簿アプリの中には、レシート撮影による家計自動記録できるものがあります。
ただ、このレシートの中に記載されている「スーパー◯◯店」という情報が盗まれると、大体の居住地を割り出される危険性があるんです。
また、日付や時間も記載されているので行動パターンも把握される可能性もあり、事件に巻き込まれることにもなりかねません。
危険性3.クレカ履歴から購入履歴が見られてしまう
家計簿アプリのほとんどはクレジットカードを登録することにより、利用履歴から支出を管理、把握できるようになっています。
Web照会サービスを経由して登録するため、カードの番号や暗証番号が漏洩することはありませんが、購入履歴は把握されてしまいます。
履歴を把握されるだけなら大きな被害はありませんが、履歴を口実に詐欺に利用される可能性があるので注意してください。
危険性4.スマホ紛失によるトラブル
パスワードを設定していないスマホを紛失してしまうと、家計簿が完全に漏洩してしまいます。
人によっては、パスワードをかいくぐってでも侵入してくるかもしれません。
パスワードを設定するのはもちろん、可能であれば別端末から探知できるように設定しておきましょう。
2.家計簿アプリを安全に選ぶ・利用する方法
ここまで、考えられる危険性を紹介してきました。
危険性を最小限にして家計簿アプリを利用するには以下の項目を確認してください。
- スマホのロック機能を設定する
- API連携できるアプリを選択する
- フリーWi-Fiを利用しない
対策1.スマホのロック機能を設定する
最近はフェイスIDの際にマスクの取り外しがめんどうな人が増え、ロックをオフにしている人が増えているようです。
紛失の危険性に備えて、ロック機能を利用することをおすすめします。
また、家計簿アプリの多くはアプリ内でもパスワードを設定できるので、あわせて設定しましょう。
対策2.API連携できるアプリを選択する
家計簿アプリを選ぶ際はAPI連携できるアプリを利用しましょう。
API連携では、利用者のネットバンキングにログインして家計簿アプリと連携を許可します。これによりログイン情報やパスワードをアプリに預けることなく安全に利用できるんです。
連携は財務局の審査に通ったアプリしかできません。財務局のお墨付きということで、安全なアプリ選択において有力なポイントといえるでしょう。
次の章でAPI連携できる家計簿アプリを紹介しています。
気になった人はぜひ3章を参考にしてくださいね。(ページ内を移動します)
対策3.フリーWiFiを利用しない
最近はフリーWiFiが増えてきて便利ですが、セキュリティは完璧とはいえません。
悪質なWiFiを利用すると通信内容や状況を傍受される可能性があります。
家計簿アプリはもちろん、スマホで個人情報を入力する際はフリーWi-Fiを利用しないようにしましょう。
3.危険性が低いおすすめの家計簿アプリは?
ここまで家計簿アプリの危険性、その対策を解説してきました。
最後に、API連携していることにより安全性が担保されている家計簿アプリ「マネーフォワードME」を紹介します。
マネーフォワードMEは、対応金融機関が多い大人気家計簿アプリ。家計簿アプリ利用者数No.1という実績があります。
特徴は、銀行、クレジットカード、電子マネー、ネットショッピングなどデータ連携できる金融機関が2,580件以上と多いところ。
クレジットカードを登録しておけば、「水道光熱費」など、自動的にジャンルを振り分けて、家計簿に記録してくれます。
危険性に関しては、API連携に対応しているので、安心して利用できますよ。
特徴
- 連携できる金融機関が、2,580件以上と多い
- レシートを読み取って、内容を自動入力してくれる
- 銀行・クレジットカードの連携で、入出金が家計簿に自動入力される
- API連携してあるので安心して利用できる
使う時の注意点
- 無料版では、銀行やクレジットカードの連携数に制限がある
口コミ・評判
- 【良い評価】PASMO、nanacoといった電子マネーの利用分も、アプリに連動するので支出管理がしやすかった
- 【悪い評価】レシートの読み取り精度が悪かった
参考記事:マネーフォワードMEの評判は?メリットデメリットを徹底解説!
まとめ
ここまで家計簿アプリの危険性とその対策について解説してきました。
マネーフォワードMEなら、API対応もしているので安心して利用できます。
ぜひ活用して家計管理を快適にしてくださいね。