
auひかりを解約したいとお考えですね。
光回線は、どうやって解約すればよいの?と悩んでいるうちに更新月をすぎてしまったり、思った以上に解約金がかかったりと、トラブルになる人も多くいます。
この記事では、auひかりをスムーズに解約する手順と、解約金が0円で済む方法をお伝えします。
1.auひかりを解約する2つの手順
auひかりを利用していた人は、各提携プロバイダと契約をしています。auひかりを解約するときは、auに連絡するのではなく、プロバイダへ連絡しましょう。
NTTフレッツは、回線業者であるNTTとプロバイダへ両方連絡が必要だったという方もいると思いますが、auひかりの場合はプロバイダ1社へ連絡するだけで解約手続きが完結します。
以下では、auひかり解約を2つの手順でご紹介します。
手順1.プロバイダに連絡をして解約する
まず、契約中のプロバイダに解約申請をしましょう。
auひかりには、8社の提携プロバイダがありますので、下記連絡先を参考に契約手続きを行ってください。しかし、この際に注意点が3つあります。
プロバイダ名 | 連絡先(受付時間) | WEB |
au one net | 0077-777(9:00~20:00) | 解約ページ |
@nifty | 012-32-2210(9:00~19:00) | 解約ページ |
@Tcom | 0120-805-633(9:00~20:00) | 解約ページ |
Asahi Net | 0570-01-3500(10:00~19:00) | 解約ページ |
BIGLOBE | 0120-86-0962(9:00~21:00) | 解約ページ |
DTI | 0120-830-501(10:00~17:00) | 解約ページ |
とくとくBB by GMO | 書面郵送にて解約 | 解約ページ |
So-net | 0120-80-7761(9:00~19:00) | 解約ページ |
解約時の3つの注意点
①解約の申請は必ずプロバイダへ行う
auショップなどの窓口でauひかり+プロバイダを、一括で契約した人もいると思いますが、解約時はプロバイダのみへの連絡になります。
auショップなどの窓口に解約を申し出ても、受け付けてくれませんのでご注意を。
②プロバイダ解約と同時にインターネットが使えなくなる
プロバイダ解約と同時にauひかり回線(KDDI)の解約も実施されるため、インターネットが使用できなくなります。
乗り換えなどの場合は、インターネットが使えない空白の期間を空けないために、あらかじめ解約日と、新しいネットの開通日を合わせる必要がある点に注意しましょう。
③メールアドレスを継続して使いたい場合はプラン変更をする
解約後もプロバイダのメールアドレスを利用したい場合は、最低料金もしくは無料コースに変更して利用できるか確認しておきましょう。
GmailやYahoo!などのフリー(無料)アドレスを使っている方は、特に問題なく使えます。
手順2.撤去工事 or 解約キットを送り返す
住んでいる物件によっては、撤去工事が必要な場合があります。
撤去工事が必要な場合は、KDDIより工事日の連絡が入り立ち合いが必要になってきます。
工事が必要ない場合は解約キット(箱)が自宅まで届くので、レンタルしているモデム機器などを指定の場所に送り返せば完了です。
※2018年3月1日以降にauひかり戸建てタイプを契約した人は、撤去工事費として31,680円を請求されます。
2.auひかりの解約金について
ネット回線の乗り換えや解約で一番の問題になってくるのが、解約金や違約金などの辞めるための費用ですよね。
auひかりの場合は、全国すべてKDDIが管理しているので解約金はプロバイダからは一切なく、すべてauから請求されることになります。
auひかりは、契約タイプが「ホーム(一戸建て)」と「マンション」に分かれていて、それぞれで解約金や違約金が変わるので注意が必要です。
それぞれについて、いくら費用が発生するのか、見ていきましょう。
ここでは、利用者の多くが加入しているキャンペーン内容と解約金がいくらかかるのかを説明します。
2-1.auひかりの解約金
auひかりホームの場合
auひかりホームを契約されている場合、「初期工事費用の分割残金」と「契約プラン解約違約金」が発生します。
1)初期工事費用の分割残金
auひかりを契約した際に、契約時に初期工事費を分割支払いにしています。
つまり、初期工事費41,250円を、688円/月×60回で支払いをしているので、解約後に一括で残金を請求されることになります。
(例)12カ月で解約した場合
688円×(60回-12回)=33,024円の請求が来ます。
2)契約プラン解約違約金
またauひかりホームを契約されている場合、「ずっどギガ得プラン(3年契約)」「ギガ得プラン(2年契約)」「標準プラン」のいずれかで契約をしています。
標準プラン以外は、以下のように更新月以外での解約には違約金が必要です。
契約プラン | 違約金 |
ずっとギガ得プラン(3年契約、更新) | 16,500円 |
ギガ得プラン(2年契約、更新) | 10,450円 |
参照:ずっとギガ得プラン(auひかり ホーム)
ギガ得プラン(auひかり ホーム)
マンションタイプの場合
マンションの場合は、初期工事費33,000円を、1,375円/月×30回で支払いをしているので、解約後に一括で残金を請求されることになります。
これは、どのプラン・タイプでも共通です。
また、マンションタイプで「お得プラン」という2年縛りの契約をしていた場合、更新月以外に解約すると7,700円の契約解除料がかかります。
自分の更新月がいつか、解約金がいくらかかるかは、auお客様サポート「0077-777」に電話をすると教えてもらえます。
3.auひかりの解約金0円で済む3つの方法
ここからは、auひかりの高い解約金を0円にするための、3つの方法を紹介します。
auひかりは、契約時に「こちらの方がお得ですよ」といいことだけを言ってくるショップ店員も多く、解約しようとして初めて現実を知る人がたくさんいます。
なので、今からでもできる解約金をかけない3つの方法を紹介します。
3-1.次の更新月に解約する
解約金のかからない契約更新月を、googleカレンダーなどで通知がくる設定にし、次の更新月に解約をしましょう。
スマホのスケジュールなら、翌々年なども記録できて便利です。各プランごとの更新月は下記の通りです。
ずっとギガ得プランは3年毎の更新なので、利用開始月から37〜38ヵ月目と、73〜74ヵ月目の月内に解約すると解約金はかかりません。
また、ギガ得プランは2年毎の更新なので、利用開始月から25〜26ヵ月目と49〜50ヵ月目の月内に解約すると解約金はかかりません。
3-2.引っ越し先でもauひかりを利用する
引っ越し先でもauひかりを同じプロバイダで引き続き利用する場合は、「移転手続き」をすれば解約金、初期工事費は不要です。
この場合は、各プロバイダへ移転の連絡をしましょう。
ちなみに、引っ越し先でもauひかりを利用するが、プロバイダが変わる場合は通常の解約と同じになりますので、解約金がかかってきますので注意しましょう。
ただしauひかりはエリアに気をつけて
引っ越し先での利用については、もう一点注意が必要です。それは、auひかりエリア確認です。
全国をカバーしてないauひかりは、引っ越し先で使用できなかった場合は解約となってしまうため、あらかじめ、引っ越し先で利用可能か調べておきましょう。
3-3.特典(キャッシュバック)のある他社回線に乗り換える
これは、正しくは「実質」解約金がかからない方法です。他社の光回線に申し込みをすると、キャッシュバックをもらえますよね。
つまりそのキャッシュバックを解約金にあてがうことで、実質的な負担を減らすことができます。
下記の表に、2〜5万円のキャッシュバックがもらえて、かつ次のネット料金がもっともお得になる光回線をまとめました。
住居タイプ | 戸建て | マンション |
---|---|---|
ドコモを使っている人は | こちら | こちら |
au・格安スマホを使っている人は | こちら | こちら |
ソフトバンクを使っている人は | こちら | こちら |
ユーザーが選ぶべき光回線はこれ!(戸建てタイプ)
携帯の所持台数
~2台までの方
- 住んでいるエリア
関東 ドコモ光がエリア外の場合、
NURO光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
関西 ドコモ光がエリア外の場合、
NURO光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
東海 ドコモ光がエリア外の場合、
NURO光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
沖縄 ドコモ光がエリア外の場合、
auひかり ちゅら
がおすすめです
- 住んでいるエリア
その他 ドコモ光がエリア外の場合、
auひかり
がおすすめです
携帯の所持台数
3台以上の方
携帯の所持台数
1台以上の方
携帯の所持台数
1台の方
- 住んでいるエリア
関東 NURO光がエリア外の場合、
SoftBank光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
関西 NURO光がエリア外の場合、
SoftBank光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
東海 NURO光がエリア外の場合、
SoftBank光
がおすすめです
- 住んでいるエリア
沖縄 SoftBank光がエリア外の場合、
auひかり ちゅら がおすすめです
携帯の所持台数
2台以上の方
各社のロゴマークをクリックすると、もっともお得な申し込み窓口に移動します(2023年2月更新)
ユーザーが選ぶべき光回線はこれ!(マンションタイプ)
携帯の所持台数 ~2台までの方
- 住んでいるエリア関東
ドコモ光がエリア外の場合、 NURO光 がおすすめです
- 住んでいるエリア関西
ドコモ光がエリア外の場合、 eo光 がおすすめです
- 住んでいるエリア東海
ドコモ光がエリア外の場合、 コミュファ光 がおすすめです
- 住んでいるエリア沖縄
ドコモ光がエリア外の場合、 auひかり ちゅら がおすすめです
- 住んでいるエリアその他
ドコモ光がエリア外の場合、 auひかり がおすすめです
携帯の所持台数 3台以上の方
携帯の所持台数 1台以上の方
携帯の所持台数 1台の方
- 住んでいるエリア関東
NURO光がエリア外の場合、 SoftBank光 がおすすめです
- 住んでいるエリア関西
NURO光がエリア外の場合、 SoftBank光 がおすすめです
- 住んでいるエリア東海
NURO光がエリア外の場合、 SoftBank光 がおすすめです
- 住んでいるエリア沖縄
SoftBank光がエリア外の場合、 auひかり ちゅら がおすすめです
携帯の所持台数 2台以上の方
各社のロゴマークをクリックすると、もっともお得な申し込み窓口に移動します(2023年2月更新)
光回線は、スマホに合わせて選ぶことで、通信費(ネット・スマホ)をグーンと下げられます。
さらに詳しく知りたい人は、「元販売員が光回線150社を比較!2023年5月あなたにおすすめが分かる」の記事を読めば、1分でもっとも安く使えるネット回線がわかります。
4.引っ越し予定のある人はモバイルルーター乗り換えもおすすめ
引っ越しの予定が多いから、違約金のかかる光回線はちょっと…という人は、外出先でもネットが使えるモバイルルーターもおすすめです。
4-1.モバイルルーターとは
モバイルルーターとは、対応エリアなら自宅、外出先、どこからでもインターネットができるモバイル通信機器のことです。
固定回線のように開通工事が不要で、契約後に送られてきたモバイルルーターをパソコンやスマホに接続すればすぐにネットが楽しめます。
月額料金は4000円前後で、auひかりより安く、スマホの通信料もまかなえます。WiMAXのほかにワイモバイル、ドコモから販売されています。特に引越し予定のある人や一人暮らしの人におすすめです。
4-2.モバイルルーターのメリットとデメリット
メリット
・外出先でも使える(持ち運びOK)
・高速通信で日常使いには問題ない
・開通は工事が無いため即日可能
デメリット
・対応範囲が限られている
・光回線に比べると速度・安定性に劣る
・一定量を超過すると速度制限がかかる
4-3.注目のモバイルルーターはWiMAX(ワイマックス)
おすすめのモバイルルーターはWiMAXです。下り最大220Mbpsという高速通信が月間速度制限がないため光回線と遜色なく利用できます。
またauスマホを使っている人はauスマートバリューmineを適用するとスマホ代が月々1,000円ほど安く使えます。対応エリアを確認し、乗り換えるといいでしょう。
申し込みはキャッシュバックが一番多くもらえる以下のリンクからがオススメです。
5.まとめ
auひかりを解約するときは、まずは自分が加入しているプロバイダに連絡しましょう。
更新月や解約金などは、auお客様サポート「0077-777」に電話をすると教えてもらえます。
また、別の光回線やモバイルルーターなどに乗り換える人は、次のネット回線の開通日が決まってから解約日を決めると、使えない期間がなく安心です。
自分にあったネット回線を選んで、楽しいネットライフをお過ごしくださいね。